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「運のいい人」が職場の空気を読んで、ムダな残業をしない理由とは?(後編)

OTONA SALONE / 2024年5月19日 15時31分

「運のいい人」と言われると、あなたは、どんな人をイメージしますか?

経済的に恵まれている人?それとも、学歴があって、高いスキルを持ち、良い職場に恵まれている人ですか?または、容姿に恵まれて、誰からも好かれる人?健康で長生きできる人?

私たちは、自分自身と比較して、そのような人になりたいと、つい努力をしようとしてしまいます。

 

しかし、その努力の方向性が、実は逆の結果を招いてしまいます。「運のいい人」になろうとする努力は、今の自分を大切にいていないということになります。

つまり、あなたがイメージしている「運のいい人」からは、遠ざかってしまうのです。

私たちの脳には、それぞれに独自の特徴があり、それがその人の個性をつくり上げています。そして脳の特性は、自分で努力して変えようとしてもなかなか難しいのです。

理想の自分になりたいと思って努力しても、自分自身の個性を変えることはとても難しいことなのです。

ではどうしたらいいのか?……について、お伝えする【後編】です。

 

この記事の【前編】を読む運がいい人になるためにかかせない思考回路と行動とは? 自分を「世間」に合わせずに、今の自分を生かしきるとは?

 

 

自分の「ものさし」を持つ

運のいい人は、ちゃんと自分を快適に保つ自分だけの「ものさし」を持っています。

それは、世間の常識的ではなく、どのような状態で自分自身が幸せを感じることができるかという判断基準です。その自分だけの「ものさし」こそが、運を引き寄せてくるのです。

他人の「ものさし」で、生きない!
他人がどう思うかではなく、いかに自分が快適に過ごせるかを考えて行動しましょう。
「運のいい人」は、自らの「ものさし」を使って、自分を幸せにするようにしているのです。

 

人がもっとも幸せに感じるのは、自分自身が快適な状態にある時です。
「もっとああしたい」とか「こんなふうになるのにはどうしたらいいのだろう?」「あの時あれをしていたらよかった」などとあれこれ思わずに、ただ「気分がいいな」「楽しいな」と思う時です。

このように自分自身を受け入れて、大切に扱うことができる人は、自己が一致している人と言えます。自己一致の状態とは、理想的な人になるのではなく、今の自分のあるがままを受け入れている状態を言います。
簡単に言えば、「自分、好き!」ということです。

 

欲をかかずに、「私は私でいいんだ」と思っている人は、周りの人をひきつけます。
このような人は気負っていないので、周りの人もうちとけやすいのです。そして、他人からも「一緒にいて楽しいな♪」と思われるのです。

つまり、「運がいい人」というのは自分のものさしを持っていて、自分自身を幸せにしようとしている人です。

そういう人は、他人に好かれるし、結果、運も自分でたぐり寄せることができるのです。

 

 

「常識」より自分が上!

真面目で責任感が強く、優しくて素直な人、と聞くと、つい「いい人」をイメージしてしまいますが、実は、まったく違います。
このような人は、自分のものさしがなく他人に利用されてしまう、「都合のいい人」になってしまうのです。

運のいい人=自分のものさしを持っている人は、「何かが違うな」と感じたら、自分を優先させて行動します。社会の常識よりも自分を上に位置付けするのです。

 

 

いい加減に生きる!

運がいい人というのは、社会的なルールや常識を鵜呑みにせずに生きていきます。

「いい加減」というと、意外に思われる方もいると思いますが、ここが肝心なのです。

たとえば、職場で残業があって誰も帰らない時に、周りの様子をうかがって、「自分はまだ帰れそうにないなぁ...」と周囲に合わせて真面目に残業をして疲れてしまう人。こういう人は、自分を大切にしていないといえます。

自分を大切にしている人は、自分の仕事が終わったら、さっさと帰ることができます。他人の尺度で、自分を語られてもどうでもいいと思っているからです。

この「いい加減さ」が実は私たち自身の人生を豊かにします。

何事も完璧にやろうとせず、勝ち負けも気にせず、人の目を気にしない。

つまり自分を誰とも比較しないのです。

「運のいい人」とは、自分のものさしで生き、自分を大切にしている人なのです。

 

 

 

≪心理カウンセラー 岡部愛さんの他の記事をチェック!≫

 

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