1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. 恋愛

話がつまらない、ホテルへ行ったらガッカリ。 男性をこきおろす彼女が「婚活をやめない」理由とは?

OTONA SALONE / 2024年5月22日 17時1分

25~44歳女性の就業率は上昇し続け、約8割が働く女性という現代。それに合わせて、女性の生涯未婚率も増加の一途を辿っています。 結婚をしたいけれど出会いがない、成婚に至らないということはなぜ起きるのか、働く女性は婚活にどのような悩みを抱えているのでしょうか。

アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーの伊藤友美さんのもとには、さまざまな悩みを抱える婚活女性が訪れます。

出会った男性をネタにしてこきおろしてしまう女性の婚活ストーリーの【後編】です。

 

※プライバシーに考慮して、事実関係の一部を変更しております。

働く女性の婚活百景 #15 後編

 

▶この記事の【前編】を読む▶婚活で出会った、最初はかっこいいと思ったもののときめかず、関係を進展させることはなかったクリエイティブ職の男性たち。自分の女性としての価値を確認するために婚活アプリを利用している面もあったK美さん。しかし、母親にがんが見つかったことで本気モードに!

 

 

やってしまいがちな理想の相手に出会えない理由

K美さんの話を聞いて、まず私がすすめたのは「謝罪すること」です。誰に謝罪するかというと、これまでに出会い、K美さんがこきおろしてきた男性たちです。

「自意識過剰だから」「話がつまらないから」などと相手のことを悪く言っている限り、理想の相手に出会うことはないといってよいでしょう。

婚活がなかなかうまくいかない大きな原因のひとつが、「男性を見下していること」です。男性を見下していると、どんな相手と出会っても悪い部分に目がいきます。婚活がうまくいくはずがありません。

男性を見下している人の多くが、自分の父親を見下しています。そういう人には、まず親に謝罪することをおすすめしています。

 

K美さんの場合は、親御さんではなくて「これまでこきおろしてきた男性たち」に謝罪をすることが先だとお伝えしました。K美さんのように、婚活で出会った男性の悪口をネタにすると女子会では盛り上がりがち。つい話してしまう気持ちはわかります。しかし、心ときめかない相手と次々と会わなければいけない婚活は、ある意味で過酷です。「ネタにでもしないと、やっていられない」という心境にもなるでしょう。

しかしネタにしている限り、婚活はうまくいきません。そのうちにネタ探しそのものが楽しくなってしまい、なんのために婚活をしているのかわからないまま、ずるずると続けている人は少なくありません。

 

 

湯ぶねの中で、こきおろしてきた男性たちに謝罪

shutterstock.com

出会った相手やつきあった相手を見下している人は、じつは自分自身を見下しています。出会った相手をこきおろすということは、「私はこんなにつまらない、魅力のない相手にしか出会えない」と自分に言い聞かせているようなもの。おつきあいをしたり、深い関係になったりした相手を見下すことで、自分自身を傷つけてしまいます。

こきおろしてきた相手だけでなく、自分自身にも謝罪をしましょう。

謝罪のしかたは簡単で、決まったルールはありません。

たとえば湯ぶねに浸かっているときなど、毎日ひとりでリラックスできるときに、心の中で「悪く言ってごめんなさい」「傷つけてごめんなさい」とつぶやくだけ。

3週間くらいをめやすに、自分の気持ちが落ち着くまで続けましょう。自分自身も別れた相手も、「幸せになっていい」「幸せになってほしい」と心から思えるようになったら、終了してかまいません。

 

謝罪を終えたK美さんは、改めて「どんな人と出会い、結婚したいのか」を見つめ直して「理想の人リスト」を作りました。これまでとは違う新たな思いで、婚活を続けています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

次回の働く女性の「婚活ストーリー」もどうぞお楽しみに。

 

 

 

 

『アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーが教える
結局、理想を下げない女が選ばれる』
(伊藤友美 著 / フォレスト出版)

 

 

≪アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラー 伊藤友美さんの他の記事をチェック!≫

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください