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長女は典型的なADHD⁉ さらに衝撃だったのは「診断前後にかかったお金」。こんなに高額だなんて……!

OTONA SALONE / 2024年6月12日 11時0分

東京で4人の子どもと暮らしているライター・岡本ハナです。
長女はADHDと強迫性障害を併せ持ついわゆる発達障害児ちゃん。

思い通りにならない子育てでボロ雑巾のようだった私でしたが、診断名とその特性を聞いて驚愕!今までの子育ての悩み・苦労は全て「あるある」だった!?

今回は、ADHDの特性と予想すらしなかった診断前後にかかったお金のことをお話します。

 

 

典型的なADHD女子でした

学校を休んで半日がかりで行った検査の診断結果は、「ADHD(注意欠如多動性障害)」と「強迫性障害」でした。

強迫性障害に関しては、手を繰り返して洗う行為があったためすんなり受け止めることができましたが、まさかのADHD!

「なんとなく“ADHD”という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、周囲の正しい理解が必要になるんです。もし良かったらコレ、読んでみてくださいね」

そう言われて渡された小冊子をぱらぱらと流し読みすると……

え、ナニコレ!我が家の日常が描かれてる!!

©岡本ハナ/著作権を守るためにボカシをいれています

ADHDをもつ子どもの生活が漫画で描かれていて、これがうちの子そのままなのです。

・朝の支度が遅い。支度中に目にとまったものが気になる。

・集中力が途切れるため、授業についていけない。

・友達と遊んでいる時に順番待ちができない。

・自分がやりたいことを優先する。思い通りにいかないと暴れる。暴言がある。
(うちの子の場合は、号泣したり大声をあげることが多かったです)

・興味がある方にブレーキをかけることができず、危ない状況に気がつけない。

長女は典型的なADHDだったんです。

「なんでこんなにうまくいかないんだろう」とずっと苦しかったけど、同じような子どもがいて、その親たちも私と同じように悩んでいることが分かると、ちょっとだけ救われた気がしました。

 

 

服薬とペアトレの提案でタジタジ

shutterstock.com

診断されたその日、すぐに対処法の提案がありました。

「今日から服薬を開始しましょう。気持ちを楽にしてくれる作用をもつ薬ですが、副作用も懸念されるのでまずは様子見として一日半錠だけ。経過を診て量を調整しましょうね」

診断されてすぐ薬が処方されるのか。なんだかフツーの小児科みたい。
それにしても、気持ちを楽にしてくれる作用って大丈夫かな……。後でググらなくちゃ。

「お子さんがADHDと診断されたら、保護者の方にはペアレント・トレーニング講習のご案内をしています。今なら直近の枠に空きがあるので予約していきますか?」

え!ペアレント・トレーニングって何!?
他人(子ども)事だった私には、衝撃の一言でした。

初診と診断までは時間がかかったけど、この手際の良さに思わずタジタジ……。

 

 

発達障害の発見&治療の費用が家計を圧迫!?

shutterstock.com

今度はペアトレの資料を手渡されましたが、値段を見てさらにびっくり!!!

さ、さ、3万円超えー!!

値段に驚きすぎて、ペアトレの内容が頭に入ってこないくらいドキドキしている私。

発達障害の検査費用も3万円ほどで、すでにイタ~イ出費をしたばかり。さらなる出費はかなり辛い……!
(※費用は医療機関によって異なるそうです)

「これって受講しないといけないんですかね?気軽に申し込めるお値段ではないんじゃないかな、なーんて……」

ごねている私に、先生からグサッとくる一言。

「ADHDは周囲の大人たちの正しい理解とサポートが必要なんです。それにはまず一番近くにいる親御さん抜きでは成し得ないので、子どものためにも前向きにご検討していただけませんか」

そんなこと言われたら断るに断れないじゃないか~!!!

今日からガチ節約だな……。
そんなことを思いながら、ペアトレ講習の予約を即入れる私なのでした。

 

≪ 岡本ハナさんの他の記事をチェック!≫

 

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