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【まつエク】そろそろ卒業したい!でも目元が寂しくなるのはイヤ!「医療用まつ毛育毛剤」って効果ある?【医師が体験・解説】

OTONA SALONE / 2024年6月19日 20時1分

目元の印象を左右するのがまつ毛。マスカラでまつ毛のボリュームをアップすることはできるけれど、もともとまつ毛が短い人には限界があります。さらに年齢とともにまつ毛にコシがなくなり、ビューラーで上がらないという悩みも出てきます。

まつ毛を長くするために「まつ毛エクステ」という方法は強い味方になりますが、「通う時間がない」「お金がかかる」「目元への負担が心配」といった人もいるのでは?

そこで、注目されているのが医療用まつ毛育毛剤です。効果にエビデンスがあり、医師の処方が必要な分、安心して使うことができます。

長年のまつエクを卒業し、医療用まつ毛育毛剤に切り替えた女医の高橋美智子先生に、体験談とともにその効果や注意点を教えてもらう【後編】です。

 

記事の【前編】を読む医師が解説! 医療用のまつ毛育毛剤の効果は?

 

1週間でまつ毛が太くなるのを実感!

では、グラッシュビスタ®の具体的な使い方をお伝えします。

1)準備

夜、メイク落として、洗顔後に使用。コンタクトレンズをしている方は外します。

(コンタクトレンズの再装着は、本剤塗布15分以上経過後に行ってください)

 

2)専用ブラシにしみこませる

専用ブラシの毛先部分にグラッシュビスタ®を1滴落とし、染み込ませます。

※注意点

・たくさんつけて効果があがるわけではないので使用量を守ってください。

・必ず専用のブラシを使用し、ブラシの毛先には触らないようにしてください。

 

3)まつ毛の生え際へ塗る

上まつ毛の生え際の部分を、ブラシを使って目頭から目尻の方向へ塗ります。上まつ毛に塗ると、まばたきをすることで下まつ毛にもつくため、下まつ毛に塗布する必要はありません。

※注意点
・下まつ毛は皮膚が薄いので、塗りすぎることで色素沈着を起こす可能性があります。
・液が目の中に入らないよう気をつけてください。

 

4)生え際以外についた液をふき取る

コットンやティッシュなどですぐに薬液をふき取ります。

 

5)反対側の目も同様に塗る

使用したブラシは廃棄し、反対側の目も同様に塗布します。

塗るのは1日1回のみですが、私は1週間でまつ毛が太くなり、目頭のまつ毛が伸びたのがわかりました。

塗り忘れたり、疲れて塗らずに寝てしまった日もありますが、2カ月後には確実に長く、濃く、太くなりました!

 

 

効果がはっきりわかるのは2カ月後

まつ毛の変化の記録。濃く、太く、長くなっているのがわかります!

 

まつ毛は毛周期に合わせて、ゆっくりと成長していくため、効果を実感するまで約2ヶ月はかかります。途中で使用を中止すると、元の毛量に戻るため、継続して使用しなければなりません。

使用で十分な効果が出た後にも、その状態をキープするためには2~3日に1回程度の使用がおすすめです。

私は自分で効果が実感できたので、クリニックでも患者さんに処方することに決めました。グラッシュビスタ®は保険診療が認められていないので、自費診療になります。当クリニックでは1箱70日分で料金は1万8500円です。

じつはグラッシュビスタ®にはジェネリック(後発医薬品)があり、料金もグラッシュビスタ®よりリーズナブルなので、そちらを扱っているクリニックもあります。

同じ成分が含まれていますが、「睫毛貧毛症」として国内で承認が取れているのはグラッシュビスタ®のみです。より安全性を求めるために、私のクリニックではジェネリックは使用していません。

 

 

アイメイクも楽しめるがエクステはNG

shutterstock.com

グラッシュビスタ®の使用による副作用として、まれに「かゆみ」「充血」「目の乾き」「まぶたの黒ずみ」「違和感」などが報告されています。

メラニンの増加により黒目(虹彩)の色が濃くなることがあり、片目のみ使用している場合には、左右の黒目の色に差が出てくる場合もあります。

つけ過ぎることで色素沈着を起こす可能性があるため、決められた必ず容量を守ってください。

 

医師の処方のもとで正しい使い方をすれば、グラッシュビスタ®はナチュラルにまつ毛を増やすことができ、とてもよい育毛剤だと思います。

アイシャドウやマスカラは、グラッシュビスタ®の塗布15分後から可能ですので、メイクも楽しめます。ただし、まつエクは、薬剤の浸透を妨げるため併用はお控えください。

まつエクを卒業したち方、まつ毛で悩んでいる方は、グラッシュビスタ®を扱っているクリニックにご相談してみてください。

 

 

教えてくれたのは

高橋美智子先生

みちこくりにっく院長。1968年、医師の父と社会福祉法人を営む母のもとに生まれる。東京女子医科大学看護科卒業後、看護師として働いていたが、1998年北里大学医学部に入学。卒業後は研修医を経て同大学病院外科入局。その後、独立行政法人国立病院機構相模原病院外科で勤務したのち、2009年に親の後を継ぎ、長崎の田園診療所院長就任。美容医療を専門とし、2012年に名称変更。

 

【Not Sponsored記事】

 

≪ライター・エディター 垣内栄さんの他の記事をチェック!≫

 

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