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更年期の生理。経血量の多い月・少ない月の差が激しすぎ。快適さのためにすぐにできることは?

OTONA SALONE / 2024年6月29日 11時30分

更年期に差し掛かると、ホルモンバランスの関係から月経トラブルに直面することが多いもの。

少しでも快適に月経期間を過ごすためには、生理用品を工夫することも一案です。もしかしたら、「なんでもっと早く使わなかったのだろう?」と後悔する、まだ見ぬ生理用品もあるかもしれません。

今回は、これまで生理中に抱えていた不快感を軽減するために、思い切って生理用品をチェンジしてみるのもアリかもしれません。更年期世代に試してもらいたい3つの生理用品をご紹介します。

 

 

【生理用ナプキン】オーガニックコットンを使用。環境にも自分にもやさしく

少しでも快適な月経期間を過ごすには、気持ちも大切。例えば、生理用ナプキンはプラスチックが使用されていることから、世界的に規制対象になるほど、問題視されています。環境に配慮した選択をすることで、地球にいいことができます。

 

ユニ・チャームが行った調査(※)では、人が、「生理用品」などの衛生用品について、「サステナブル/持続可能な生活を目指し、 選び方・使い方・捨て方などを考慮した行動をしたいとは思う」と回答。一方で、「生理用品」に関してすでにサステナブルな行動をしている方は1割未満という結果でした。環境意識は高いのにも関わらず、「何をして良いかわからない」状況でした。特に生理用品は女性にとって身近であることから、行動につなげたいものです。

 

その一つの選択肢が、環境に配慮された仕様の生理用ナプキンを使用すること。例えば、同社が6月5日の「世界環境デー」に合わせて、2024年6月より発売した商品の利用が考えられます。

それは、PEFC認証という世界各国の森林認証制度を相互承認していく認証プログラムの認証を取得した資材を使用した「ソフィ はだおもい」と「ソフィ はだおもいORGANIC®」シリーズです。PEFC認証素材を使用しているのは日本国内の生理用品のうち、初めてなのだとか。

 

「ソフィ はだおもい」と「ソフィ はだおもいORGANIC®」シリーズ

「ソフィ はだおもい」と「ソフィ はだおもいORGANIC®」シリーズ

 

同社の広報室に、商品の開発経緯と想いを伺いました。

「当社では2020年5月に公表した『環境目標2030』の中で、重要取り組みテーマの一つに『森林破壊に加担しない(調達対応)』を掲げ、『認証パルプ』への切り替えを実施しています。そこで今回、日本国内の生理用品で初めてPEFC認証資材を『ソフィ はだおもい』と『ソフィ はだおもいORGANIC®』の全商品に採用することとなりました。より多くの生活者にサステナブルを捉えた、認証材を使用したソフィ商品を広く認知していただき、“えらぶ つかう めぐらせる”気づきの機会につながってほしいと願っています」

 

●提供する快適さ

更年期は月経トラブルも多く、より快適に月経を乗り切りたい時期です。この生理用品は、どんな快適さを与えてくれるのでしょうか。

「女性にとって生理期間中は、通常時期よりもさらに肌は敏感になります。そのような時期に少しでも快適に過ごしていただけるよう、『ソフィ はだおもいORGANIC®』はデリケートゾーンが触れる面の上層に100%オーガニックコットンを使用しています。そのため、かゆみの一因であるつきっぱなしの経血を肌に残しにくく、肌への負担を軽減します。またコットン素材は吸水性が高く、装着時に発生した汗も吸収し、快適にお過ごしいただけます」

 

生理用ナプキンを選ぶ際にも、ちょっと意識するだけで地球への影響が変わり、自分自身も気分よくいられそうですね。

 

 

【布ナプキン】肌ストレスが減って快適。冷え対策にもなる

petite la‘ deux

生理用品の選択肢は増えています。紙やプラスチックではなく、布製を利用することも、快適な月経期間を過ごす一助になりそう。

日本にはいくつか布ナプキンブランドがありますが、そのうちの一つ「petite la‘ deux(プティラドゥ)」は、「生理がもっと好きになる」をコンセプトに、素材や縫製などにこだわり、可愛い布ナプキンを多数手がけているブランド。

そのオーナーで、日本における布ナプキン普及に尽力する藤本さきこさんに、更年期女性にとって布ナプキンはどんな快適さをもたらすかをうかがいました。

 

●布ナプキンの快適さ

「リズムが不安定になる更年期は、『そろそろ来る頃かな?』、とナプキンをつけて準備していてもなかなか始まらなかったり、かと思うと忘れた頃にまた来たり、落ち着かないと思います。また紙ナプキンは肌荒れする方も多く、つけている時間が長いとかゆみやかぶれを起こすこともあると、ますますストレスが増えてしまいます。

布ナプキンであれば、それらをカバーします。プティラドゥの布ナプキンはすべてオーガニックコットンなので、肌あたりはストレスフリー、逆に、冷え対策として毎日つけていたいというお声も多いほど。肌感覚が受け取る心地よさは、心の安定にもつながります。更年期の不規則なリズムや、体の変化に、肌から安心と心地よさを与えることができます。

また更年期の後、月経がなくなってからも、冷え対策や尿もれ対策にお使いいただいているお客様もかなり多く、布ナプキンはどのステージの女性にも、いつまでも寄り添えるアイテムです」

 

petite la‘ deux「布ナプキンMサイズ 鳳凰来儀(全4色)」2,420円(税込)

petite la‘ deux「布ナプキンMサイズ 鳳凰来儀(全4色)」2,420円(税込)

 

petite la‘ deux「ひし形ライナー フランスの小鳥(全2色)」1,870円(税込)

petite la‘ deux「ひし形ライナー フランスの小鳥(全2色)」1,870円(税込)

 

●更年期女性のリアルな体験談

実際に、更年期女性から寄せられた、更年期ならではの体験談や声をピックアップしてもらいました。

 

「月経がなかなか終わらず、ズルズル長引くことが増えたので、ずっと心地よくつけていられる布ナプキンでよかった」

「おりものが増えたのでパンティライナーを追加購入しました」

「更年期が過ぎ、もう月経が来ないんだな、と思ったら、もう布ナプキンを使えないと思って寂しくなり、泣いてしまいました。それほど布ナプキンが好きだったんだなと気づきました。冷え対策や尿漏れにもいいとのことだったので、これからも愛用していきます」

「更年期に入ったのか、気持ちが落ち込むことが増えました。そんなとき、プティラドゥのアイテムを使うととても気持ちが落ち着きます。肌心地が良いことがこんなに精神面に効果があることに驚いています」

「膣萎縮なのか、乾いて普通にしていても痛いことが出てきました。プティラドゥのジェルを塗って、ライナーをつけているととても体が喜んでいるのが分かります」

 

布ナプキンは、更年期の女性に優しく、魅力的な存在なんですね。

 

●環境配慮にも寄与

布ナプキンは、環境配慮の観点からも気持ちよく使えます。プティラドゥの布ナプキンが生まれた背景には、環境配慮の面もあるといいます。

「当社ではオーガニックコットンや地球に優しい素材、肌に優しい素材を積極的に使い、『からだにも心にも地球にも優しい』を掲げて製品を開発しています。

 

女性は平均で約40年間、月経を経験します。1回の月経で使い捨てのナプキンを平均20枚以上使うとして計算すると、一人の一生で約1万枚近く消費することになります。今では海に捨てられるプラスチック製品の上位として生理用品が挙げられているように、リサイクルしにくいため廃棄するしかなく、地球にとってもよくありません。

また自分の月経をうっとうしく思う女性が非常に多く、女性であることを喜べない方が増えていると感じていました。同時に、月経トラブルや女性特有の疾患も多くあります。それは、自分から出たものを毎回汚いゴミとして捨てていることも、メンタルに影響があるのではと思いました。布ナプキンは布製なので、繰り返し洗って使うことができます。『自分の体からゴミが出ない』ことで、女性の自己価値観が劇的に変わります」

 

更年期はもちろん、女性の月経への意識を変化させ、地球環境にも優しい布ナプキン。生理用ナプキンを常用している人は、一度検討してみるのも良いかもしれません。

 

 

ここまでの記事では、環境と身体に優しい生理用ナプキンと布ナプキンをご紹介しました。
次回記事では、尿もれもカバーする吸水ショーツをご紹介します。

こちらも読みたい▶更年期前後の月経期間。ナプキン以外にも今までと違うサニタリーアイテムを取り入れてみるのも手。吸水ショーツで尿もれと月経の始まり・終わりをカバーすると、ぐんと快適に。リアルな体験談とともにご紹介します。

 

 

 

【Not Sponsored記事】

 

≪ライター 野村 昌美さんの他の記事をチェック!≫

 

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