新・千円札の偉人、北里柴三郎ってどんな人? ちゃんと説明できますか【新札の雑学】
OTONA SALONE / 2024年7月3日 13時45分
2024年7月3日は、一万円・五千円・千円の3券種が新しくなります。
新しいお札は、150年以上にわたって培われた偽造防止技術の結晶! 紙幣を傾けると肖像が立体的に動いて見える3Dホログラム技術が使われています。すかし部分の背景も、細かなひし形模様を入れることで偽造しにくくなっています。 また、インクを盛り上げて印刷する特殊技術で、目の不自由な人が指で触ってお札を識別しやすいようにしてなっています。
そんな、新紙幣の肖像に選ばれた3人はどのような人物だったのでしょうか?
本記事では、新千円札の肖像になった北里柴三郎氏を解説していきます。
職場や家庭で「どんな人だっけ?」と雑談するときに、ぜひ披露してみてくださいね。
歴史上の人物や事件を、「今日はなにがあった日?」をテーマにゆかりのある日付ごとに紹介するる『日本の歴史366』(小和田哲男 監修・TOA 絵/主婦の友社)から紹介していきます。
◀こちらも読みたい◀ 『津田梅子ってどんな人? 新・五千円札の肖像、ちゃんと説明できますか【新札の雑学】』__◀◀◀◀◀
日本初の伝染病研究所をつくった・北里柴三郎ってどんな人?
破傷風の治療法を発見するなど、世界的な業績をあげた細菌学者。
東京医学校(現在の東京大学医学部)で医学を学び、ドイツに留学します。破傷風(※)というおそろしい病気の予防と治療法を見つけるなど大きな業績をあげました。帰国した北里柴三郎を受け入れる機関がなかったため、福沢諭吉たちの助けもあり、伝染病研究所を設立しました。その後も、死亡率の高かった伝染病・ペストの病原菌はネズミによって運ばれることを発見し、ネズミの天敵であるネコを飼うようにすすめるなど、予防のための指導等を行ったことでも知られています。
※破傷風:主に傷口に菌が入り込んで感染を起こし毒素を通して、さまざまな神経に作用します。口が開き難い、顎が疲れるといった症状に始まり、歩行や排尿・排便の 障害などを経て、最後には全身の筋肉が固くなって体を弓のように反り返らせたり、息ができなくなったりし、亡くなることもあります。 (厚生労働省公式サイトより)
出典:
『日本の歴史366』
(小和田哲男 監修・TOA 絵/主婦の友社)
「むかしの今日」おこったことを1日1ページ366日分紹介。マンガ、クイズで楽しく学べるから歴史が身近になる! 好きになる!
≪OTONA SALONE編集部 諏訪京子さんの他の記事をチェック!≫
この記事に関連するニュース
-
「新1万円札は渋沢栄一、では裏に描かれているのは?」プロが予測する中学入試の時事問題「必須5大ニュース」
プレジデントオンライン / 2025年1月20日 7時15分
-
どういう展開……? 兄があげた“芸が細かすぎるお年玉”の中身が860万表示 「弟に複雑な顔をされた」
ねとらぼ / 2025年1月12日 8時20分
-
日本で一番「大きなお札」は? 現代の「長財布」には収まらないって本当? 大きさ・紙幣の歴史を解説
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月8日 4時10分
-
新1000円札の「北里柴三郎」が、旧札の「新渡戸稲造」に似ているという父。似てる人ってまぎらわしくないの? 肖像画の人物はどんな基準で選ばれる?
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月3日 4時30分
-
母は縁起がよいからと「ゾロ目」のお札を財布に入れています。もしかして高く売れますか…?
ファイナンシャルフィールド / 2024年12月26日 2時20分
ランキング
-
1サイゼリヤには“ない”けど、ガストには“ある”ものとは。吉野家、ココイチをも凌駕…ガストが“使える店”に進化を遂げていた
日刊SPA! / 2025年1月21日 15時53分
-
2ワークマンのガシガシ洗える「980円長袖Tシャツ」が便利 暖房で汗をかいても快適さをキープ
Fav-Log by ITmedia / 2025年1月22日 8時35分
-
3いすゞ「エルフミオ」物流業界の救世主になるか 普通免許、AT限定で乗れるトラックの必要性
東洋経済オンライン / 2025年1月22日 9時30分
-
4マツコも衝撃《春巻き1000種類以上食べ歩いた男》“ハルマキスト”が行き着いた至極の味、「どの食材をも包み込む皮は食べられる最高の調理器具です」
NEWSポストセブン / 2025年1月22日 7時15分
-
5ファミマ、いつの間にか「ファン急拡大」の背景 アパレルが話題も、食品にも消費者目線が通底
東洋経済オンライン / 2025年1月22日 8時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください