「ブルドック顔」になる前に今すぐ対策して! 「顔のたるみ」を防止する新習慣&漢方薬
OTONA SALONE / 2024年7月11日 22時1分
40〜50代になると、顔のたるみに悩む女性が多くなります。
とくに、更年期は、たるみ以外にもシミやシワなど肌のトラブルが増えやすい年代です。
しかし、顔のたるみの年齢以外にも身近なところに原因があることもあるので注意が必要!
そう話すのは、薬剤師・薬膳アドバイザーの山形 ゆかりさんです。
今回は、更年期女性に起こりやすい「顔のたるみ」について、原因と対処法を教えていただく【後編】です。
◀この記事の【前編】を読む◀ 加齢だけじゃない「たるみ」の原因は? 「たるまないからだ」にする方法は?__◀◀◀◀◀
たるみには漢方薬も役立ちます
日々いろんなケアを行っているものの、更年期のたるみ対策として根本から改善したいという方には、自然由来の漢方薬がおすすめです。自然の生薬で作られた漢方薬は、毎日のむだけでからだにやさしく作用していき、健康的なからだを目指せます。
たるみ対策には、以下の漢方薬が使われることがあります。
<たるみ対策におすすめの漢方薬>
・当帰飲子(とうきいんし)
血流をよくして栄養と潤いを肌に与える働きがあり、皮膚の乾燥や湿疹に用いられます。体力に自信がなく冷え症の方に。
・桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
水分の循環や血流を改善して、肌の表面に滞った老廃物の排出を促し肌に栄養を行き渡らせ、にきび、シミ、手足のあれに効果を発揮します。冷えやのぼせなどの症状がある方に。
漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、からだの状態や体質に合っているか、という点です。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
自分に向いている漢方薬を見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。
「あんしん漢方」などのAI(人工知能)を活用したオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。
「オンライン個別相談」を利用すれば、漢方のプロが個人に効く漢方を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。
相談もスマホで完結ですので、対面では相談しにくい悩みも気軽に相談できますよ。
年齢に合わせたケアの見直しも忘れずに
更年期になると、肌の水分量や皮脂量が少なくなります。顔のたるみを予防するためには、肌の変化に合わせて日々のケアを見直し、外側からもしっかりケアすることが重要です。
ずっと同じ基礎化粧品を使い続けている方もいるかもしれません。しかし、年齢に応じて肌に合うものが変わってくるため、定期的な見直しが必要です。
更年期の女性の肌には、刺激が少なく保湿力に優れた製品がおすすめです。加齢とともに、ハリがなくなり乾燥する肌は、刺激を受けやすくなります。クレンジングや洗顔は刺激が少ないものを、化粧水や乳液、クリームは保湿力が高いものを選びましょう。
さらなる保湿ケアとして、美容液を追加するのもおすすめです。
ゴシゴシこすったり叩きつけるように肌につけたりするのではなく、優しく肌にのせるようにつけることが大切です。
顔のたるみを予防していつまでも若々しくいよう!
顔のたるみは、加齢だけでなく紫外線や顔の筋肉の低下などさまざまな原因が重なって起こります。
たるみを防ぐためには、年間を通した紫外線対策や正しい姿勢の維持、表情筋のトレーニングが効果的です。ずっと同じ基礎化粧品を使っている場合は、一度見直してみるといいでしょう。
また、顔のたるみを含む更年期のお悩みを根本から改善するなら、専門家に相談して漢方薬をのむのもおすすめです。
更年期に顔のたるみが気になってきたら、ぜひ今回紹介した方法を実践してみてくださいね。
<この記事を書いた人>
あんしん漢方薬剤師 山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストラン等15社以上のメニュー開発にも携わる。 「健康は食から」をモットーに健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘルス-Youtubeチャンネルで簡単薬膳レシピ動画を公開するなど精力的に活動している。 症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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