内臓脂肪減少薬「アライ」を飲んだ56歳男性、「ゴルフ場で見舞われたまさかのピンチ」
OTONA SALONE / 2024年7月16日 20時31分
4月の発売以来、夏に向けて関心が高まる内臓脂肪減少薬「アライ」。有効成分「オルリスタット」が腸内での脂肪分解酵素リパーゼの活性を阻害、食事由来の脂肪分の吸収を抑制。脂肪分の約25%を便として排出できると期待されます。
4月の発売からすぐ「予備知識なく飲んで」、その体験を5月に配信、大反響だったノブユキさん(仮名/56歳・自営業)から服用2か月の体験談を聞きました。
慣れが生んだ慢心がゴルフでのピンチを呼んだ?でも、学びがあった
もう1つ、こちらは一歩間違うと致命的だったのがゴルフ場での体験です。江東区にある抽選制のゴルフ場「若洲ゴルフリンクス」は予約が取れないことで有名ですが、自営業で休みやすいノブユキさんは当たった友人に声をかけてもらうことが多く、月に何度か行く機会があるそうです。
「ゴルフをする方ならご存知でしょうけど、ゴルフのコースは大体3-4ホールに1か所しかトイレが設置されていません。行きたくなってもしばらく我慢しなくてはならないんですね。コース内にある木陰で用を足しちゃう方もいらっしゃると聞きますが、さすがにそれは人として小まででしょう。なので、これまでもゴルフの前日はアライの服用を止めていました。この日の2日前に飲んだあとは、油滴がぽつぽつ程度だったんですが」
ところが、8番ホールのティーショットを打つ順番を待っているときに違和感が。タイミング悪く近くにトイレのない位置です。2ホール前にあった茶店に戻るか、次のホールが終わった後のクラブハウスまで行かねばなりません。しかも悪いことに、この日のボトムスはスリクソンの白いハーフパンツだったそう。
「先に打ってください、と声をかけて木陰に行き、確認してみると、ダメでした。あと2ホールあるのに……と観念しながらズボンを脱ぐと、奇跡的に下着だけで済んでいます。しかしそのまま履いていれば染みるに違いありません。ひとまず下着は脱ぎ、カートにあったエチケット袋に厳封、手早くお尻に畳んだティッシュを挟んで何食わぬ顔で戻りました。しかし、ご存じの通りゴルフは足を開いてスタンスをします。はらはらしながらお尻に力を入れてティッシュを挟み込み、普段より小さく構えて軽く振ると、なんと意外にもナイスショット。『コンパクトでいいスイングだったね!』とほめそやされましたが、まったくうれしくないにもほどがある」
なんとかグリーンに辿り着いてパット。オーケーと言われてボールを拾おうとしたときに、ハーフパンツの裾から白いものが落ちました。でも幸いなことに、反対に回ってラインを読んだりカップを見ながら素振りをしたりと、みんな自分のパットにご執心で誰も気づきません。
「このあとまだ1ホール残っている、どうしてくれようかと思いましたが、できるだけカート道の近くに打つようにしてなんとか乗り切りました。意外にもボギー、ボギーで上がれて、普段よりスコアがいいくらいで。もしかしてお尻に力を入れてスイングするといいのかも?と、何かに開眼して、その後応用しています」
薬の力でラクして痩せるというより「生活が強制的に健康になっていく」体験だった
このお話を伺うためにお会いしたところ、ノブユキさんは2か月前よりも首筋がスッキリしています。これ、久しぶりに会う人には軒並み痩せた?って聞かれますよね。
「はい。体重は2㎏ほど減、ウエストも3㎝減って82㎝になりました。日本のメタボの定義は男性の場合で腹囲が85㎝以上、つまり私は継続2か月でメタボ判定から外れました。次回はアライを販売してもらえないかもしれませんね、できればもう少し継続したいと思っているので、それがちょっと困るところです」
販売してもらえる限りは服用を続けたいという意向ですね。お水いっぱい飲んで腹囲85㎝以上で購入しに行きましょう(笑)。というのは冗談としても、めでたくダイエットは完了で買う必要もないのですから、出費も抑えられるのでは?
「そうですね……ちょっと寂しい気も(笑)。私は資産運用が専門なので、お金のアドバイスを求められる機会があります。最初に家計簿をつけてくださいと伝えるのですが、自分が何にお金を使っているかを確認するほか、支出を記録すると支出自体が減ってその分投資に回せるようになるからです。これは一時期流行したレコーディングダイエットと同じで、食べたものを記録すると結果として痩せます」
そういえば、前回の記事では、アライは従来のダイエットが持っていた「空腹を我慢する」要素がなくなって、どう油を制御するかの「ゲーム性のある内容」に変わると言ってましたよね。
「はい、攻略のスリルがありました(笑)。アライは薬として油脂を排出してくれますが、水面に浮く油脂を目にすると、誰だって衝撃で自然に油脂の摂取そのものが少なくなります。結果的に、まったく期待していなかったのですが生活習慣がどんどん改善され、私の場合は酒量まで減りました。おまけになんだかゴルフも上手になってしまって。こんなうまい話しがあるのかと、驚きと喜びのある2か月でした」
つづき>>>内臓脂肪は減ったのか?「アライ」を飲んで1か月、56歳男性が気づいた「意外すぎる盲点」
前回記事▶内臓脂肪減少薬「アライ」56歳男性が飲んでみたら?「水面が見えないほどの油分。そして『絶対におならをしてはいけない』恐怖感」
≪OTONA SALONE編集長 井一美穂さんの他の記事をチェック!≫
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
自分に合った痩せ方がわかる!下半身・お腹まわり・下腹ぽっこり隠れ肥満…太り方別アプローチ法
ハルメク365 / 2024年11月19日 18時50分
-
【疑問】「脂肪を落とす」とうたう薬で本当に痩せるの? 注意点は? 薬剤師「誰にでも効果があるものはない」
オトナンサー / 2024年11月10日 20時10分
-
【ダイエット】63歳、1年で脱メタボ! 3kg&腹囲6cm減!でもコレステロールが赤信号…
ハルメク365 / 2024年11月9日 10時0分
-
【中高年女性】お腹の脂肪はなぜ危険?こんなお腹の出方の人は要注意!【判定基準をセルフチェック】
ハルメク365 / 2024年10月31日 18時50分
-
10万人に3.7人、難病と戦う24歳がプロテスト合格圏内 中3で世界制した平塚新夢「一打に集中」
THE ANSWER / 2024年10月31日 6時53分
ランキング
-
1「一人暮らしの老後」を充実させるコツ3つ
オールアバウト / 2024年11月28日 21時40分
-
2ホコリが積もると火事に…コンセント周辺の掃除をサボると危険! 確認すべき5つのポイント
オトナンサー / 2024年11月28日 20時10分
-
3日本株に“トランプ・ショック”直撃か…「関税引き上げ」に国内経済界は戦々恐々
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月28日 16時3分
-
4『推しの子』終盤展開の問題 実写やアニメで「改変」を望む声が出ているのは何故なのか
マグミクス / 2024年11月28日 20時55分
-
5急な「めまい」発作の"引き金"となる6つの要因 とくに急激な「気圧の変化」には注意が必要
東洋経済オンライン / 2024年11月28日 20時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください