今話題の腸活ができる意外な食材とは？栄養士が教える「絶品快腸レシピ」【デザート編】

キウイの本場・ニュージーランドで管理栄養士のジェス・ソーンズさんに腸活食材、キウイを使ったヘルシー料理を教えていただきました。

前編に続き、デザート編です。素敵なお宅もちらりとご紹介します。

 

パブロバ風キウイのパフェ

パブロバとはニュージーランド＆オーストラリア発祥のメレンゲを使った伝統的な焼き菓子で、クリスマスや誕生日などに食べられるポピュラーなデザート。小麦粉もバターも使わない低カロリーなスイーツを、今回はキウイとヨーグルトでよりヘルシーなパフェ仕立てにアレンジ。

 

【パフェ】

■材料（1人分）
サンゴールドキウイ　1/2 個
レモンカード　大さじ 1（市販品）
ギリシャヨーグルト　1/4 カップ
自家製パブロバ（メレンゲ）　1/4 カップ　※下記レシピ参照
ホイップクリーム　1/4 カップ
デコレーション［サンゴールドのドライキウイフルーツ（市販品） 1 切れ、パッションフルーツ 大さじ１、ローズマリー １枝 ］

■作り方
① グラスにレモンカード、バニラヨーグルト、パブロバの順に入れる
② キウイの皮をむいて薄くスライスするか、さいの目に切ったキウイをグラスに入れ、ホイップクリームをのせる
③ お好みで、パッションフルーツ大さじ 1、ローズマリー1 枝、ドライキウイフルーツ 1 切れを飾る。 食べる時まで冷蔵庫で冷やしておく。

 

ニュージーランドの定番スイーツ「パブロバ」

こちらが切り分ける前のパブロバ。オーブンで大きく焼いたメレンゲの上に生クリームや好みのフルーツをトッピング。シンプルな材料で型も使わず手軽に作れるのも魅力で、家庭によって少しずつレシピが異なるんだとか。

■材料（約16個分）
卵白　3 個分
上白糖　3/4 カップ
コーンフラワー　小さじ 2
ホワイトビネガー　小さじ 1
バニラエッセンス　小さじ 1/2
塩　ひとつまみ

■作り方
① オーブンを 150 度に予熱し、トレイにクッキングシートを敷く。
② 大きめのボウル（プラスチック製ではないもの）に卵白を入れ、やわらかいツノが立つまで泡立てる。
③ 砂糖を 1/4 カップずつ加え、つやととろみが出るまで泡立てる。（10 分以上泡立てる） 大きめのスプーンでコーンフラワー、ホワイトビネガー、バニラエッセンスを優しく混ぜる。
④ 大きめのスプーンですくって、用意したトレイにのせ、20cm の丸い山を 1 つ作る。オーブンに入れ、120 度まで下げる。外側がカリっとするまで、約 1 時間焼く。
オーブンの火を止め、そのままオーブン内に２時間放置して冷ます。

 

さすが栄養士さん！な計算しつくされた栄養バランスはもちろん、目でも美味しい見た目の彩りのよさやピタリと決まった味つけ。ジェスさん考案のオリジナルメニューはどのお料理も絶品でした。

 

最後に、今回お邪魔したお宅をクローズアップ！

庭の一画には家庭菜園があり、ブロッコリーやパセリ、イチゴ、ハーブなどを育てています。背後にちらりと見えているのはトランポリン。

6歳＆3歳のお子さんが走りまわれるじゅうぶんな広さのあるお庭には、なんとブランコとうんていの遊具まであり、うらやましい限り！

キャンピングトレーラーを所有していて、家族でキャンプやビーチに出かけるのが週末のお楽しみなんだそう。

砂場の黒板に日本語と英語、マオリ語で「こんにちは」と書かれた粋なおもてなしの演出に、思わず歓声が！

天井が高く、白壁を基調としたナチュラルなリビングには暖炉も。居心地のよい空間にほっこりします。

窓から日ざしが気持ちよく入る明るいキッチン＆ダイニング。取材の日はお母さまがお手伝いに来てくださってサポートは万全。キッチンは2人で作業しても余裕の広さ！

こんな素敵なお宅でいただくお料理は格別でした……！栄養バランスの優れたヘルシーな美味しいメニューの数々、簡単で作りやすいレシピなので、ぜひ作ってみてください。

 

【お話＆レシピ提供】

Jess Thorns（ジェス・ソーンズ）さん／栄養士

【PROFILE】

オタゴ大学出身。彼女自身の健康問題をきっかけに、ライフスタイルを少し変えることが健康に大きな影響を与えることを発見し、栄養士として健康に問題を抱える方のサポートをしている。健康オタクを自認しており、10年以上の経験に加え、健康に関する最新研究や文献などを積極的に取り込み、情報のアップデートを欠かさない。プライベートでは6歳と3歳の二児の母。

 

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