「顔もカラダもたるんできた~」太りにくくなる、たるみ予防、むくみや冷え改善。更年期世代には神すぎる【BCAA】
OTONA SALONE / 2024年7月23日 18時1分
40〜50代になって、「顔やからだがたるんできた……」と悩んでいませんか?
日本の女性は一般的に50歳頃に閉経を迎えるといわれており、昨今の研究では閉経の平均年齢は52歳で、閉経前後の5年間は更年期と定義されます。
この時期はホルモンバランスの影響で、からだや心のさまざまな不調に悩む女性が多いようです。
また、40〜50代に不足しやすい「BCAA」も、更年期の老化現象に関わっている可能性も。
今回は、美肌と筋肉に必須の「BCAA」について、あんしん漢方の円山 真由佳さん、一般社団法人日本サプリメント協会理事長、後藤 典子さんに教えてもらう【後編】です。
◀この記事の【前編】を読む◀ 更年期世代に不足しやすい「BCAA」。美肌と筋肉に必須の「BCAA」とはどんな成分?老化現象に効果があるの?不足するとどうなる?__◀◀◀◀◀
BCAAの効果的な摂取方法
前半で記載したとおり、BCAAは体内で合成できないため、食事やサプリメントから補給する必要があります。
ただし、BCAAを含む必須アミノ酸は、どれかひとつでも不足していると、十分な効果を発揮できません。
美肌や筋肉への効果を期待するなら、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)のみ摂取するのではなく、ほかの6種(リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、ヒスチジン)もバランスよく摂るのが大切です。
1.食事から摂取する
BCAAは、以下の食材に多く含まれています。
まぐろ
かつお
あじ
さんま
とり肉(むね、もも)
牛肉(サーロイン)
たまご
大豆製品(納豆、豆腐)
チーズ
上記の食材は、BCAA以外の必須アミノ酸も摂取できます。
食材によって含まれる必須アミノ酸が異なるため、バランスよく摂りましょう。
2.サプリメントや健康食品で摂取する
食が細くなってきて、食事のみでBCAAを十分に摂取するのが難しい場合、サプリメントや健康食品を活用しましょう。
摂取のタイミングは、「栄養補給を目的に毎日決まった時間」「パフォーマンス向上を目的に運動の30分前」「筋力アップや疲労回復を目的に運動した直後」などが適しています。
注意点として、BCAAのサプリメントは、食事から摂るよりも吸収が早い傾向にあり、さらに大量摂取のリスクもあります。
BCAAを摂りすぎると、肝臓や腎臓に負担をかけたりカロリー過多で太ったりする危険性も。
BCAAを摂る際は、パッケージに記載されている目安量を守りましょう。
40~50代の美肌には漢方薬もおすすめ
BCAAの美容効果のように、肌の弾力や乾燥にアプローチして美肌を目指すなら、根本的な体質改善が期待できる漢方薬もおすすめです。
漢方薬とBCAAのサプリメントは相互作用が少ないと考えられているため、併用するのもいいでしょう。
美肌作りには、「水分の循環をよくして肌に潤いを与える」「自律神経を整えてストレスによる肌荒れを軽減する」「消化・吸収機能を改善して肌に栄養をいきわたらせる」「血流をよくして肌の新陳代謝をよくする」などの働きのある漢方薬を選びます。
肌悩みに効果があるとされる漢方薬はいくつもあり、実際に皮膚科などの医療現場でも活用されています。
<美肌作りにおすすめの漢方薬>
・温清飲(うんせいいん)
血行をよくし、からだの熱や炎症を抑えながら水分を保持して、肌の乾燥や荒れの改善に働きかけます。
肌がカサカサして色つやが悪く、のぼせがある方に。
・桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
血行を促進し、上半身にたまった熱を逃すとともに、潤いを与えることで、シミや肌荒れ、にきびの改善に働きかけます。
頭はのぼせるのに足は冷えるような方に。
漢方薬を選ぶ際に重要なのは、自分の状態や体質に合っているか、という点です。
うまく合っていない場合、効果を感じられないだけでなく、思わぬ副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめ。
「あんしん漢方」などのAI(人工知能)を活用したオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。
「オンライン個別相談」を利用すれば、漢方のプロが個人に効く漢方を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。
すべてスマホで対応しますので、対面では相談しにくい悩みも気軽に話せますよ。
BCAAは若々しさをキープするのに必須の栄養素!
BCAAは、健康で若々しい肌とからだをキープするのに欠かせない栄養素です。
たるみや乾燥、筋肉の減少を防ぎたい方は、積極的にBCAAを補給しましょう。
また、更年期のお悩みを根本改善するなら、専門家に相談して漢方薬を飲むのもおすすめです。
BCAAや漢方薬を取り入れて、更年期の悩みを吹き飛ばしましょう!
<この記事の監修者>
あんしん漢方 ライター
円山 真由佳(えんやま まゆか)
医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
一般社団法人日本サプリメント協会理事長
後藤 典子(ごとう のりこ)
同志社大学文学部を卒業後、編集プロダクションを経て、医療・健康ジャーナリストに。2023年よりSフードプロジェクトのリーダーとして、機能性表示食品ののぞましい発展を支援する活動をしている。
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