「腸を変える!」と決意して3ヶ月で快便、1年で-16㎏。「虚血性大腸炎」で医師にも見放された私が実践した3つのこと【美腸のプロが語る逆転人生・前編】
OTONA SALONE / 2024年8月4日 20時45分
アンチエイジングに、ダイエット、免疫力アップ、さらに最近ではメンタル面にも関わりが深いともいわれ、更年期世代のオトナサローネ読者が美容と健康のために注力すべきは腸活!ということで、オトナサローネではその取材に力を入れています。
今回は、テレビや女性誌、書籍出版など、精力的に腸活の普及活動をしている日本美腸協会の主催した「腸の力がアップする美腸食革命」と題したイベントに潜入。エグゼクティブ認定講師の岩﨑恵子さんが登壇し、その半生を語りました。
以前は健康を顧みない生活を送っていた岩﨑さん。病気を患った先に出会った腸活が、彼女を救うことに! 同協会の須本さんによる前回の逆転人生に続き、忙しい日々を送り健康が二の次になりがちなオトナサローネ読者にも、共感すること満載の体験記第2弾です。
朝はカステラと栄養ドリンク。販売ノルマがストレスになり、常に下痢ぎみ
「医療事務の専門学校を卒業したのち、20代前半は医療事務、20代後半からエステサロンに勤務していました。エステサロンでは施術にやりがいを感じていましたが、販売ノルマがあり、大変なストレスがあったのです。また、とにかく忙しかったので、朝ごはんはコーヒーとカステラかエクレアを食べて、合間に栄養ドリンクを飲む生活。ランチは立ち食いが当たり前で、ゆっくり食事を楽しむ余裕なんてありませんでした。
仕事のストレスは蓄積され大きな塊となって心にのしかかり、夜な夜なタバコとお酒で紛らわせるという毎日で……。自律神経失調症や過敏性腸症候群などで常に下痢ぎみだったけれど、何の対処もしませんでした。そんな忙しい日々を経て、ようやく35歳の頃に独立し、自宅で念願のフェイシャルエステサロンを開業したのです」
あと60年もおなかから出血…そう思ったとき「腸を変えたい!」
「ところが39歳の頃に過敏性腸症候群が悪化して、とうとう虚血性大腸炎の診断を受けました。虚血性大腸炎は、大腸の粘膜にある血管に十分な血液が通らなくなることで引き起こされる病気。強い腹痛、下痢、血便が主な症状です。
大腸カメラの検査をした医師からは、『もう仕方がないね』と見放され、愕然としました。今まできちんと薬を飲んで管理してきたのに……。人生100年といわれるこの時代で『あと60年、おなかから出血しながら生きていくなんて』と思ったとき、『腸を変えたい!』と初めて思いました。それが腸と向き合うきっかけとなったのです」
食事や生活習慣を変えた。腸活のポイントとは
「さっそく日本美腸協会の門を叩き、腸活を学び始めました。すると、不調の原因が薬の飲み過ぎと食生活だったことが判明したのです。さっそく、自分なりの腸活を始めました。私が行った改善のポイントは、次の3つです」
1調味料を変えて、水溶性食物繊維をとる
みりんや料理酒などの調味料やだしは、なるべく無添加のものに変更。水溶性食物繊維とタンパク質を多くとれる献立も増やしました。きちんとかむことを意識して、早食いを減らすことにも配慮した結果、薬を飲まなくても下痢がおさまるようになったのです。
2夜早めに寝て、少しでも朝食を食べる
夜更かしは控え、早寝早起きを心がけました。抜くこともあった朝食を、フルーツや味噌汁など少量でも食べると、自律神経が整ってきた気がします。目覚めが良くなり、気持ち良く一日のスタートが切れるようになりました。
3薬をできるだけ飲まないようにする
おなかの不調を和らげる薬を飲んでいましたが、止めてみたら便通が良くなり不調も激減。自分を大切にしようと思えるようになり、気持ちが前向きに!
「以上のことを実践してみた結果、ひどかった副鼻腔炎の薬がやめられたのが一番驚いたことです。抗生物質を何十年と飲み続け、やめられないものだと思っていたのに、腸を整えただけで、ここまで効果があるなんて。それはもう、私の人生観を丸ごと変えてくれる出来事でした」
腸活を実践したことで大幅ダイエットに成功。他にも想定外の嬉しいオマケが続々と
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【取材協力】一般社団法人日本美腸協会 エグゼクティブ認定講師 岩﨑恵子さん
相模原にてプライベートサロン Vinaka(腸もみと黄土漢方よもぎ蒸しを主とした体質改善サロン)代表・日本美腸協会のエグゼクティブ認定講師・神奈川 ME-BYO スタイルアンバサダーとして、腸の大切さや楽しくできる食事・運動・生活習慣のアドバイスと施術を行っている。5年間で、腸もみは800人以上、セミナーは1000人以上に対応し、美腸協会会員の育成活動や県・諸団体・学校などでのセミナーを年間80回以上開催している。健康経営に取り組まれている企業様の社員食堂のメニュー監修にも取り組む。
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