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運動嫌いなアラフィフの私が8カ月継続の新記録!「マシンピラティス」で感じた5つの変化とは?【脱・オバ体形は夢じゃない後編】

OTONA SALONE / 2024年8月6日 20時46分

オトナサローネにて、美容ダイエットジャンルの記事を担当しているライターの岩淵です。今回は、私と編集部メンバーの間のちょっとしたブーム「マシンピラティス」について。

 

小学生の頃から運動が大の苦手で、どうやって体育を休むかを考えていた私。運動らしい運動をしたのは、大学1年生の体育実技が最後だと思う……。社会人になり、スポーツジムに入会したとか、大人のバレエ教室(当時、ちょっと流行したんです)に通いはじめたとか、朝ランニングしてから撮影現場にきたとか聞いても「ふ~ん。みんな偉いな」としか思わず、自分もやってみようなんて1ミリも考えもしませんでした。

 

そんな私が、昨年末からマシンピラティスに通い始めたのです。すぐに通わなくなるかも……と思っていたけれど、サボることなく続いています。この話をすると、「私もマシンピラティス始めたよ」という同世代がわらわらと出てくるのです。

これは、ちょっとした(中年の間で)ブームかも!?と思い、マシンピラティスを取り上げてみようということになりました。

 

 

運動嫌いな私が8カ月も続けられているのは、「できる」が増えていくから

 

私が通っているマシンピラティスは、パーソナルもあるのですが基本はグループレッスン。月6回通えるコースです。難易度、負荷が異なるプログラムが8つほどあり、自由に選べます。

チラシなどを見ると、1回40分~60分のレッスンが多いようですが、私のところは1回30分。

短いと感じる人もいると思いますが、運動嫌いの私にとってはちょうどいい時間。多分、40分以上やるとなると、ついていけない気がします。

近所なので、行って帰ってくるのに1時間ちょっとで済むのも継続できている理由のひとつです。「時間がない」を言い訳にできない、ほどよい時間なんですよね。

 

30分でもじんわりと汗をかき、「私、運動している!」と実感できますし、通うたびにできることが増えている気がします。

基本は、ベーシックなメニューのレッスンを受けているのですが、時々、負荷が大きいレッスンも受けてみています。最初は「できないかも」と、難易度の高いメニューは躊躇していましたが、周りも初めてという人が多く、完璧にできる人なんていないことがわかり、気楽な気持ちでやれるようになりました。

リフォーマーを使うことで、難しそうな動きもなんとなくサマになるので、「できた」という自信につながるんですよね。多分、マットで行うピラティスだったら、そんな動きムリ……ってなっていた気がします。

インストラクターさんに「きれいなフォームですよ」「ナイス」など、褒められるのもうれしいものです。諏訪さんも、褒められるとやる気につながると言っていました。

 

体形が劇的に変わったかと言われると、正直、ほぼ変わっていません。ただ、意識は変わりましたし、ちょっと体力がつきました。

 

【変わったこと】

・日常生活で背筋が丸まっていると気になるようになった(姿勢を正す、を意識)

・歩きに行こうと思うだけでなく、行動に移せるようになった

・仕事に集中すると座りっぱなしになるが、立ち上がりストレッチをするようになった

・極力、階段を使うようになった

・朝、起きたらストレッチをしながら深呼吸をするようになった

・体の左右差に気づけるようになり、意識して整えるようになった

 

これまでたくさん取材をしてきて、頭ではわかっていたことですが、自分自身で実感、行動できるようになりました。

 

体力の面は、この夏ひとつ目標にしていたことがあり、達成できたことがあります。

10数年ぶりに夏フェスに2days参加し、1日8時間ほぼ立ちっぱなしでいても、翌日に疲れを残さずに過ごせたことです。

 

日々の生活のなかでも、疲れにくくなった実感はありますね。去年は、疲労に効くといわれるドリンクやサプリメントに頼っていたのですが、今年は意識的に手を出さないようにしています。頼らなくても、疲れを感じにくくなっています。

 

 

私の話が長くなりましたが、ここからはOTONA SALONE編集部でマシンピラティスに通っている人たちからのコメントを紹介します。みんな同世代。40代、50代からでも始められるのが、マシンピラティスなんです。

 

 

行かないと調子が悪い、を初めて実感! 立ち姿がきれいになった

 

編集長・井一さんは、今年の2月からマシンピラティスを始めたそう。

「ホットヨガを2年ほどやっていて、汗をかく気持ちよさは知っていました。しかし、ものすごく汗をかくので、次に予定を入れられないのが難点。週1くらいしか通えず、もの足りなさがあったんですよね。そんなとき、同僚の星さんが、以前からピラティスに通っていて『いいよ』とおすすめしてくれていました。そして、去年の秋に諏訪さんが企画で始め、3カ月でみるみると引き締まっていくのを目の当たりにし、『これは、やらなくては!』と思ったんです。

私が選んだのは、予約不要でドロップインでき、どの店舗でもOKというところ。サーキット形式で、1セット15分を何回やってもいいんです。時間が不規則な仕事の私には通いやすく、取材先の近所にあると帰りにちょっと寄ることもあります。

通い始めて半年くらいですが、ウエストが引き締まってきた気がします。自分のなかのベスト体重49㎏から、コロナ禍に55㎏まで増えてしまい、どんなに頑張っても52㎏までしか落とせなかったのが、なんとか50㎏に戻ってきました。

また、長く膝痛を患っていて、注射を打ってもなかなか改善されなかったのに、マシンピラティスを始めてからは、痛みがほとんど出ず調子がいいんです。

運動が大嫌いな私ですが、今では週に1回以上行かないと『調子が悪い』と感じるほどに」

 

 

 

全身の筋肉が鍛えられ、階段の上り下りがラクに

 

井一さんにピラティスをすすめた星さんは、マシンピラティス歴2年半のベテラン。

「負傷兵のリハビリのために考案されたという点、現役のバレエダンサーも取り入れているエクササイズであるという点に興味を惹かれ、夫と一緒に入会しました。週に1回、50分のレッスンを受けています。

通っているところは、カリフォルニア発のピラティスで、レッスン中はメインライトが消されて薄暗いなかで行うのが、気に入っています。

レッスンを受けたあとは体が軽くなり、気持ちも穏やかに。腕だけ、足だけでなく、全身を使う動きが多いので、バランスよく筋肉を鍛えることができるのもうれしいですね。階段の上り下りがつらくなくなりました」

 

 

体脂肪が右肩下がりに! 仕事もはかどり、週末もアクティブに過ごせる

 

「運動習慣をつけること」を今年の目標に掲げた田村さん。やはり、諏訪さんの記事をきっかけに、以前から気になっていたマシンピラティスに通うようになりました。

「40歳を過ぎ、年々体つきが中年化し、厚みが出てくるのがわかりました。さらに、体調を崩したことで健康意識が高まり、片っ端からよさそうなものに手を出してみました。しかし、ジムもウォーキングも、ラジオ体操さえも続かず……。そんなとき、諏訪さんがマシンピラティスで体が薄くなったというのを聞いて、やる気に。タイミングよく、家からすぐのところにスタジオができたので、入会しました。

1カ月もすると、体が変わっていくのがわかりました。周囲には気づかれなかったけれど(笑)。もともと姿勢が悪かったので、効果が出やすかったのかもしれませんが、ウエストがあらわれたんです!!

3カ月を過ぎたころ、体脂肪が少しずつ減っていき、筋肉量が微増。今も少しずつですが、体脂肪が減っていますし、久しぶりに会ったママ友に「痩せたね!」と言われ、超ご機嫌♪ 体重はほとんど変わらないのですが、脂肪が減り筋肉が増えたことで引き締まってきたんですね。

 

私が通っているレッスンは、音楽に合わせて50分間行います。入会前はついていけるかな?と不安でしたが、ストレッチの延長くらいの負荷で、今まで試したどの運動よりもつらくなく、呼吸をしっかりとして、インナーマッスルを鍛えるので、終わったあとは体のなかからポカポカするのが心地いいんです。週に2~3回通っていますが、ピラティスに行けない日があると体がなまっている感じで、動かしたい!と思うほどに。ヨガも続かなかったのに、不思議です。

 

一緒にレッスンを受けている人たちの7割は同世代の40~50代。いつもご一緒の50代のご婦人も、後ろ姿がどんどん若返っていき、刺激を受けています。

 

ピラティスを始めるまでは、疲れやすく、時々めまいもして体調の悪い日が多かったのですが、最近はすっかり元気になりました。仕事は朝からはかどるし、週末もダラダラせずアクティブに子どもと遊べるようになり、生活にハリが出ました

 

リハビリ目的だったマシンピラティス。体が衰えはじめる中年にぴったり

 

運動から遠ざかっていた人、苦手な人でも続けられるのは、もともと負傷した兵士のリハビリのために考案されたメソッドだからです。ケガをした人でも体を動かせるように設計されているから、筋力がない中年女性でも安心・安全に体を動かせるんです。

 

実際、私がレッスンを受けているスタジオにも、肩が痛い、足が痛いという方もいらしています。グループレッスンですが、体の状態に合わせて動きを指導してくれるので、「膝の調子が悪いから、行くのをやめようかな」と諦めることもないんです。もちろん、ケガや痛みの程度によってはレッスンを受けないほうがいいこともあるので、医師に相談してくださいね。

 

OTONA SALONE世代は、これから何もせずにいると筋力がどんどん落ちるばかり。足腰も弱くなり、転倒リスクも高くなります。一般的な成人の運動量は1日約8,000歩の歩行と、週2日以上の筋トレが推奨されています。みなさんはどれだけできていますか?

「体を動かさないと」と思っているなら、マシンピラティスをぜひ選択肢のひとつに入れてほしいですね。

 

でも、通っていて思うのは、家ではできないな~ということ。復習したい、もっと体を動かしたいと思っても、できないのがデメリット。家庭用のリフォーマーは売っているけれど、大きな器具の置き場所を考えると……(お値段も高い!)。

家でもできたらなーとネットサーフィンをしていたら、Instagramでおうちピラティスを発信している人を発見! 早速、コンタクトをとってみました。

次回は、おうちでできるマシンピラティスについてお届けします。

▶▶▶【脱・オバ体形!!】体力・筋力がないオバさんでも続けられる、体が変わる「マシンピラティス」が、おうちでできる! 

(※8月8日木曜日21 時配信予定!お楽しみに!)

 

≪美容・ヘアライター・編集者 岩淵美樹さんの他の記事をチェック!≫

 

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