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「見た目」はいいのに印象に残らない「残念な人」に共通する、初対面で「出来ていない」大切なこと

OTONA SALONE / 2024年8月25日 15時31分

9月は会社の中でも移動があったり、新しい出会いがある新年度となる方もいます。「第一印象を良く」とは言われますが、見た目だけを良くしても相手の印象には残りません。「あなたと一緒に仕事がしたい」。そういわれる女性になるにはどうしたら良いでしょうか。(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田玲子先生にお聞きする【後編】です。

 

【 気品を身につけるシンプルな教え#100 第一印象が残る人編 】後編

 

 

◀この記事の【前編】を読む◀ 初対面で好印象を与えるための姿勢や表情とは? __◀◀◀◀◀

 

初対面の方には「話のきっかけ」を用意しておきます

表情や挨拶だけでなく、良好な関係づくりのために「話題」の準備もしておくといいですね。自己紹介の後にいきなりビジネスの話をするのではなく、コミュニケーションをスムーズにするためにも、話のきっかけを作ってください。

「カンバセーションピース」という言葉をご存じですか? スムーズな会話のために便利なものとして、カンバセーションピースを身に付けるということがあります。男性であればネクタイの柄に取り入れることができますし、女性ならばアクセサリーやスカーフの色に取り入れ「本日は御社のテーマカラーで……」など、会話の材料になるものを身に付けるのです。会話が弾み、和やかな雰囲気を作ってから本題に入ることができます。

特に、リーダーとなる方は、率先して話題を提供し、その場の空気を和やかにする役割なのだと心得ましょう。

 

 

相手に関心を寄せ、共感をもって会話をしていきましょう

コミュニケーションにおいて“相手が自分に興味を持ってくれている”と感じると、良い印象を与え親交が深まるケースも多いようです。視線を合わせながら話に相槌を打ち「おっしゃる通りですよね」などと共感することで、話し手側は“興味を持ってもらえている”ということで、良い印象を持つと言われています。

 

 

話す時は「はっきり」「ゆったり」「丁寧」に

話す時には、滑舌よく「はっきりと」。聞く人が一度で聞き取れるようにします。口調はできるだけ「ゆったりと」。相手の方に考える時間や心の余裕を持って聞いていただくための思いやりを。

言葉づかいは「丁寧に」。「自分の発言に責任を持つ」ということです。一度口から出た言葉は取り消すことができませんし、また、聞く人によって受け取り方は様々です。この3つを意識して話すとよいでしょう。

 

 

自分は初対面の相手に、どんな第一印象を与えているのか?

誰かに出会ったとき、あるいは初めてコミュニケーションをとったとき、「この人は優しい感じがする」「なにか怒っているのかしら」と直感で印象を受けるように、自分自身も相手になにかしらの印象を与えています。

一度、冷静に自分の表情や好感度を分析してみるのもいいですね。自分では落ち着いて丁寧に、美しい言葉を使って話していたとしても、表情が暗く曇っていたり、不機嫌そうな様子がうかがえたり、言葉とは異なる態度が見られると、やはり相手に映るものが第一印象を決めてしまうケースも多いようです。

 

その一瞬の間に受ける「第一印象」は、その後の好感度や評価にも大きく関係するとも言われています。自分の行動を思い返し、上記のことをこころがけることで、コミュニケーションも人間関係もより良好になっていくと思われます。素敵な出会いの季節にしていきたいですね。

 

 

 

≪エディター・ライター/(一社)日本プロトコール&マナーズ協会理事 高谷治美さんの他の記事をチェック!≫

 

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