【9/2～9/8】運をよくする「後悔の仕方」教えます。「おとめ座の新月」「土星の衝」【暮れの酉】

OTONA SALONE / 2024年9月2日 6時30分

人気占い師・暮れの酉さんによる今週の占い。前編は「星を味方につけるポイント」です。めぐってくる幸せを逃さずに、笑顔な1週間を過ごせますように。「週間占い」は後編へ。

星が織りなす運勢模様、今週の占い【9/2～9/8】

9月2日から9月8日にかけての1週間は、占い師としては注目のイベントが目白押し！　【おとめ座の新月】や【土星の衝（しょう）】という、重要なターニングポイントを告げる配置が相次いで起こるんです。この星の並びは「過去の問題が掘り起こされること」を予感させるもので、もしかすると著名人の過去を暴くような流れが加速するのかもしれません。いま現在どんなに素晴らしいことを言っていたとしても、昔に犯してしまった過ちを放置していたことが暴露されて信頼を失ってしまう例はたくさんありますよね（最近はSNSなど、ちょっと過激な感じもしますが）。今週は、メジャーな立場にある人にとっては慎重を要する1週間かもしれません。

これから9月8日に向けて、どんどん明るさを増していく土星という星は、占いの言い伝えでは「これまでの人生でやり残したままの課題」を突きつけてくる天体だと信じられています。感受性が敏感で繊細なタイプの人は、この星の輝きが大きくなるにつれ過去がフラッシュバックして「なんであのときもっと本音を言わなかったんだろう」とか「もっと我慢すればよかった」と、後悔にさいなまれることも増えるようです。そう聞くと、なんだか不幸な期間のように思われる方もいらっしゃるかもしれません。けれど、そうではないんです。ここからは、人生を豊かにするための後悔との向き合い方について考えていきましょう。

後悔の仕方で変わる人生の質

これは僕の個人的な考えですが、後悔には有意義なものとそうでないものの2種類があると信じています。運を悪くしてしまうように感じるのは「たられば」的な後悔とでも言いましょうか。「もしもあのとき、会社を辞めていたらもっと自由に生きられたかもしれない」とか「もしもあのとき、留学していたら人生はもっと豊かになったかもしれない」みたいに、選ばなかった道についてあれこれ想像を働かす後悔です。

想像のなかでは自分に都合のいいことしか起こらないわけで、こういう空想に時間を費やすと実際に選んできた道が悪いもののように見えてしまうでしょう。わりと、自己肯定感の低い人にこういう考え方をしている人が多いように思いました。もしあなたが、なにをやっても自信を持てないと悩んでいるとしたら、このタイプの後悔をしてしまっているのかもしれません。土星の輝きが強まる今、それを手放すチャンスだといえそうです。

後悔に負けない人になるために

逆に、運をよくする後悔の仕方というのもあるように実感しています。たとえば夫婦ゲンカをしたとして「あぁくやしい。あのときもっとビシッと言ってやればよかった！」と後悔しているとしましょう。これだけでは運はよくなりません。ですが「あぁ、そうだ。あの瞬間に私まで声を荒げれば、子どもたちを不安にさせてしまったかもしれない。私は子どもの笑顔を守るために、くだらないケンカを終わらせたんだ」と客観視する。

人生って分かれ道の連続ですけど、選ばなかったほうには選ばないなりの理由があるはずですよね。そのことに思い至れる人は、どんな道を選んでも後悔に負けない強い人になれると思うんです。客観的なものの見方を助けてくれる土星が、夜空に明々と輝く今週。もしよければ運をよくする後悔の仕方もあるんだなと、意識を向けてみてくださいね。

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【PROFILE】暮れの酉

大阪ミナミの老舗占い館で、18年間人気No.1の座に君臨。古今東西の占術を古典から深く学び、練り上げてオリジナルの「鳳凰数術」を考案。朝からできる長蛇の列で彼の出演日がわかるといわれたほど。人気の秘訣は、とにかく当たると評判の鑑定技術と柔和な鑑定スタイル！　鍛え上げられた占術と、包み込むような会話術は訪れるすべての人に心を開かせ、寄り添いながらカタルシスへと導いています。著書に『２択開運 – 選ぶたびに運が良くなる！』（ワニブックス）、『暮れの酉の繊細な人のための鳳凰数術占い-名前と生年月日でわかる生きやすくなるための方法』（ヨシモトブックス）がある。個人鑑定はから受け付け中。

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