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「美脚ピラティス」が「100均のゴムバンド」でできる!?「1日座りっぱなし」な人の「足のむくみ」「ずんどう足」も解消【マシンなしでできる家ピラティス・前編】

OTONA SALONE / 2024年9月6日 20時45分

人生100年時代と言われるようになり、いかに健康寿命をのばすかが課題になっている現代。

成人女性が健康を維持するためには、1日8,000~10,000歩の歩行、汗をかく運動を週に計1時間は行うことが推奨されています。

さて、みなさんはできていますか? 私は1日の歩数が全く足りていません。汗をかく運動なんて無縁でした。

 

このままでは将来、早い段階で寝たきりになるかもと不安になり、50歳を迎える前に運動習慣を身につけたいと考えるように。そんなときに、OTONA SALONEの取材でマシンピラティスを体験する機会に恵まれました。大の運動嫌いだった私でもなんとか40分やり遂げることができました。この成功体験から、近所のピラティスに入会。月6回ですが、続けられています。

 

月6回ではだんだん物足りなくなってきて、家でも何かできたら……と考えていたところ、お家ピラティスを発信しているEveさんを発見! 元・器械体操の選手で、動きがとってもしなやか。身近なものでマシンピラティスを再現しているアイデアもすばらしく、早速取材をすることに。そこで、40代、50代の悩みを改善するエクササイズを教えてもらえることになりました。

 

今回は、ゴムバンドを使って股関節と太ももの柔軟性を向上させるエクササイズです。

最近、つまずきやすくなったという人におすすめの動きです。

 

歩幅が狭くなった、つまずきやすくなった。それは股関節がかたくなっている証拠

 

立つ、歩く、階段の上り下りなど、日常動作に欠かせないのが股関節です。

コロナ禍では外出機会が減り、座りっぱなしの生活になった人も多いかもしれません。withコロナの今も、在宅ワークがメインの人もいますよね。それ以前に、便利な世の中では足を動かす機会が昔に比べて減っていました。

 

股関節まわりには足を動かす筋肉があり、この部位は太い血管やリンパも通っているため、動かさないでいるとめぐりが悪くなります。だから、座りっぱなしは「むくみ」や「冷え」のもとなんです。しかも代謝が低下し、やせにくい体になるという負のスパイラルに!

 

座ってばかりでは、股関節まわりの筋肉の柔軟性が失われ筋力も低下しますし、股関節の動きも悪くなります。すると歩幅が狭くなり、足を持ち上げることもできなくなるので、ちょっとした段差でつまずきやすくなるのです。それが、年齢とともにつまづきやすくなる原因。転倒し、ケガをするリスクも高くなります。

 

年齢が上がれば上がるほどケガをすると治りが遅く、外出が億劫になり、引きこもり状態に……。そうして、さらに筋力が弱くなっていくという負のループに陥ります。

 

転倒防止には、股関節がスムーズに動くように筋力をつけ柔軟性を高めることが大切です。

また、左右バランスよく鍛え、まっすぐな美脚を作るにもこの動きが有効! 立っているときに、片方に体重を乗せる癖がある方は歪みも整えられます。

紹介する動きは簡単ですが、おなかから太ももまで刺激でき、なんと背面も鍛えられます。ぜひトライしてください。

 

>>10年後、確実にやっててよかったって思える。股関節の柔軟性を高める動きとは……

股関節から足を動かし、おなかからもも裏を使う

「マシンピラティス」の動きはコレ!

キャリッジの上にあお向けになり、片足にフットストラップをかけます。足を真っ直ぐにのばし、交互に上げ下げします。

お尻がめくり上がらないように背面をしっかりとキャリッジにつけて行うこと。

 

▶▶次のページ 「足がむくむ」「少しの段差でつまづきやすい」人は、寝る前の習慣にすべき。マシンがなくても家でできるその方法は

 

≪美容・ヘアライター・編集者 岩淵美樹さんの他の記事をチェック!≫

 

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