子持ちバツイチの48歳女性。6歳年下男性と 「自然な出会い」で再婚できた3つの理由
OTONA SALONE / 2024年9月12日 20時31分
25~44歳女性の就業率は上昇し続け、約8割が働く女性という現代。それに合わせて、女性の生涯未婚率も増加の一途を辿っています。 結婚をしたいけれど出会いがない、成婚に至らないということはなぜ起きるのか、働く女性は婚活にどのような悩みを抱えているのでしょうか。
アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーの伊藤友美さんのもとには、さまざまな悩みを抱える婚活女性が訪れます。
彼女たちの多くが、「できることなら、自然に出会った人と結婚したい」という希望を口にします。つまり、結婚相談所や婚活アプリを介さずに、職場や趣味の場などで将来のパートナーと出会いたいということ。
今回は、そんな「自然な出会い」を経て再婚をした、48歳のバツイチ女性の例を紹介する【後編】です。
※プライバシーに考慮して、事実関係の一部を変更しております。
◀この記事の【前編】を読む◀ 単身赴任の夫の不倫が発覚し、離婚。マラソン教室で出会った年下男性と再婚することに…。__◀◀◀◀◀
働く女性の婚活百景 #22 後編
自然な出会いを引き寄せたポイント
M江さんの話をすると「よほどきれいな人だったんでしょう」「運がよかったんですね」などと言われます。もちろんそれもあるのですが、それだけではありません。
M江さんが「自然な出会い」を引き寄せたポイントを説明します。
1つは、M江さんは恋愛や結婚の可能性を捨てていなかったこと。
M江さんは、離婚後に「恋愛や結婚をしたい」とは考えていませんでした。マラソン教室に通っていたのも、純粋にフルマラソンを走ってみたかったからで、出会いを期待していたわけではありません。
それでも、M江さんは恋愛や結婚の可能性を捨てていませんでした。身だしなみには気を使っていましたし、誰に対しても心を開いて明るく接していました。そんなM江さんだからこそ彼は心ひかれたのでしょうし、彼にアプローチされたときに、即答することができたのだと思います。
もしM江さんが、「もうこんな歳だし」とか「子どもがいるし」とか、理由をつけて恋愛や結婚という未来を閉ざしてしまっていたとしたら、彼と結ばれることはなかったかもしれません。
2つめは、マラソン教室という趣味の場に身を置いていたことです。
一般的には、趣味の場で結婚相手と出会うのはかなりハードルが高いといえます。ジャンルによっては、そもそも異性や同世代の人が少ないこともありますし、参加者は結婚相手を探しに来ているわけではありません。相手が既婚なのか未婚なのかがわかりにくいことも、婚活にとってはマイナスポイントです。
その一方で、婚活を意識することなく、自分らしい姿を見せ合えることは大きなメリット。M江さんの場合も、彼がひかれたのは、マラソンを純粋に楽しみ、目標に向かってがんばっている姿でした。
「婚活で出会っていたらよさがわからなかったかも」な年下の彼
M江さんのほうも、「もし彼と職場や婚活で会っていたら、よさがわからなかったかもしれません」と言います。彼は小柄でやせていて、目立つタイプではありません。口数も少なく、一見とっつきにくいと思われることも多いそうです。M江さんは、一緒にマラソンをしていたからこそ、彼のストイックさや優しさを知ることができたのです。M江さんは、何度もフルマラソンを完走している彼のことを、先輩ランナーとして尊敬し、憧れていました。
3つめは、明るさ。
M江さんは昔から「笑顔が幸せを連れてきてくれる」という言葉を大切にしてきました。だからこそ、彼は出会ったときからM江さんに好印象を抱いていましたし、子ども向け英語教室でも人気の先生の1人です。
M江さんのケースは、「すぐにでも結婚相手と出会いたい」と思っている人にとっては遠回りに感じられるかもしれません。ですが、「もしいい人がいたら、結婚したいな」というゆるい婚活をしている人には、参考になるはずです。
自分が自分らしくいられる場所で、誰に対しても、明るく心を開いて接することを心がけていれば、「自然な出会い」が訪れる可能性は高まります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回の働く女性の「婚活ストーリー」もどうぞお楽しみに。
『アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーが教える
結局、理想を下げない女が選ばれる』
(伊藤友美 著 / フォレスト出版)
≪アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラー 伊藤友美さんの他の記事をチェック!≫
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