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「年齢を重ねてもわがままな美人妻に辟易」 美貌という「魔力」が減ってきた妻へ、53歳夫が抱く【勝手な本音】

OTONA SALONE / 2024年9月19日 20時0分

2024年に発表されたジェクスによる調査では、「現在、パートナー(恋人や結婚相手)以外の人とセックスをしていますか?」という問いに対して、「特定の人物1人としている」「特定の人物2人以上としている」の合計値は、40代男性が27.7%、50代男性が29.5%、40代女性が24.5%、50代女性が17.1%でした。

 

50代では男性の割合がかなり多くなっていますが、「第二の思春期」とも呼ばれるミドルエイジクライシスや、男性の更年期の影響も考えられそうです。

 

53歳のデザイン事務所・制作会社代表である達也さん(仮名)は、アラフィフに差しかかり、美人妻への関心が薄れる一方、安らぎを求め「中学時代の部活の先輩」との同窓会不倫に至ったそうです。

 

 

【昼顔妻と夕顔夫 不倫に走る大人たち ♯4】前編

大学時代に一目惚れしたのはセクシー美女

達也さんの妻は、大学時代にミスキャンパスコンテストで準ミスに輝いたこともある1歳年下のえれなさん(仮名:52歳)。達也さんにとって一目惚れし、何度も告白してやっと結婚できた憧れの相手でした。

 

「美人を口説きたい、獲得したい、ちやほやされてわがままに振り回されたいっていうのは、ある種の男の本能じゃないですか。若い頃の僕はまさにそういうタイプで、男性ホルモンが活発でした。わかりやすいセクシーな美人が好きで、テニスサークルで1歳年下の妻を見た時に、電流が走りました」

 

初対面で、えれなさんの色っぽい美貌に目が釘付けになったという達也さん。

 

「娘に『ママの第一印象は、イタリア人女優さんみたいだった』って言ったら、『バカみたい。顔が濃くて、ピチピチの服を着ておっぱい半分出してただけじゃん』と笑われましたが。とにかく派手で、セクシーで、迫力のある美人でした」

 

達也さんはすぐにえれなさんを口説きにかかりますが、結果は惨敗だったそう。彼女はメンズモデルのバイトをしていた、サークル一のモテ男と付き合い始め、美男美女カップルとして認知されることに。

 

「仕方なく僕も、派手なタイプの同級生や、家庭教師をしていた女子高生と付き合ったりしてみたんですけど。なぜか、えれなに呼び出されると行っちゃうんですよね。それで、交際していた彼女とうまくいかなくなったことも一度や二度ではありません」

 

えれなさんは、浮気性の当時の彼氏の気を引くために、「たっちゃん、たっちゃん」と達也さんを連れ回して、彼氏にヤキモチを焼かせようとしたこともあるそうです。結局、美男美女カップルは破局し、達也さんにチャンスが巡ってきます。

 

「僕のアピールポイントは、当時も今も『それなりに金があること』。父親は貸し倉庫会社を経営していて、一人息子に惜しみなくお小遣いをくれる甘いタイプ。えれなの実家は鮮魚店ですが、東京の一等地に店を構えていたので経済的には裕福で、わがままに育った娘でした。僕らの大学時代はアッシーメッシー貢ぐくんって言葉がそろそろ廃れかけていましたが、僕はまさにそんな感じで。グッチのバッグに、カルティエのラブリング、ティファニーのペンダント…大学生にしては頑張ったほうだと思います」

 

涙ぐましいアプローチのかいあってか、出会いから2年後に交際することになった2人。しかし、自由奔放なえれなさんは、銀座のクラブでアルバイトをしたり、急に短期留学に行くと言って音信不通になったりして、達也さんを振り回し、結局、たった半年で別れてしまいます。

同棲している年下の彼女を捨てて結婚へ

「その後は、連絡を取っていなかったんですけど。僕が32歳で、えれなが31歳になった年に、当時使っていたmixiにメッセージが入ったんです。僕は広告代理店から独立して会社を立ち上げたばかりで、5歳年下の劇団員と半同棲状態でした」

 

えれなさんは、まるで昔のいざこざを忘れたように「たっちゃん、みっけ。元気? 飲みに行かなーい?」とメッセージを送ってきたそう。

 

「その当時の彼女もスタイルが良くてかわいかったんですが、僕の中でえれなは別格で、呼び出されたらパブロフの犬みたいに馳せ参じてしまいました。えれなは銀座のホステスをしながら、ピアノ講師のバイトもしていると言っていて、『そろそろ結婚したーい。最近では落ち着くにはたっちゃんみたいな人が一番いいのかなって思い始めた』って言ってくれて」

 

再会したえれなさんは相変わらずゴージャスで、美貌にも磨きがかかっていたそう。

 

「大学時代の女友達からは、『えれなはわがままだし、今の彼女の方が若くてかわいい子じゃん』と言われました。今考えるとその通りなんですが。ただ当時の自分は、ドMで派手な美人に目がない男で。同棲していた彼女は、世代もあってかカジュアルで、家では化粧もしないし1日中ジャージの干物系。いまいち、色気に欠けていました」

 

若くて打算的だった達也さんは、同棲相手をキープしつつえれなさんを口説いて、OKをもらってから関係を精算。

 

「若い彼女のことも嫌いではなかったので、できることなら二股で続けたかったくらいですが、どう考えても無理そうなので、徐々に時間をかけて説得して、1ヵ月かけて彼女と別れてから、えれなと正式に付き合うことになりました」

 

ハワイでのプロポーズは大成功で、ハリー・ウィンストンの指輪を贈られたえれなさんもご満悦。1女に恵まれ、それなりに幸せな家庭を築いているはずでした。しかし、えれなさんの美貌という「魔力」が減っていくタイミングで、母と娘の確執が浮き彫りになり、夫婦仲にも影が差し始めます。

 

 

 

▶つづきの【後編】を読む▶結婚後、母となったえれなさんは、ゴージャス美人のまま子育てをしていのですが……。__▶▶▶▶▶

 

 

≪ライター 星子さんの他の記事をチェック!≫

 

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