15年以上連れ添った夫の職場不倫が発覚…無料のマッチングアプリで再婚を夢見る50歳バツイチ女性【前編】
OTONA SALONE / 2024年9月25日 20時0分
マッチングアプリでの出会いは、もはや当たり前。こども家庭庁が2024年7月、10代から30代を対象に行った調査では既婚者の4人に1人(25.1%)がマッチングアプリで配偶者に出会ったと回答しました※。
そうした風潮の今、離婚歴のある40代50代女性もマッチングアプリを利用しています。本シリーズでは彼女たちの離婚の経緯、なぜマッチングアプリを使っているのか、離婚経験者ならではのマッチングアプリの利用法を取材していきます。
今回は、バツイチを対象にした再婚向けマッチングアプリが続々と登場する中、あえて男女ともに無料で利用できるマッチングアプリで出会いをつかもうとする50歳バツイチ女性の心理をお伝えします。
【マッチングアプリに集まる「バツあり女性」たち】#1
仕事の付き合いで「夜の街」へ行く夫を許し続けた結婚生活
工場で事務員として働くA子さんは、現在50歳。元夫に不倫され、40代半ばで離婚しました。5歳上の元夫とは、A子さんが28歳のときに結婚。大工だった彼は、親方に誘われて頻繁にキャバクラやスナックへ飲みに行っていました。
「今はわかりませんが当時、土木関係は縦社会で親方の言うことは絶対でした。新婚当初、夫は『行きたくねえ』と言いながら付き合いに参加していましたね」
しかし結婚から5年ほど経つと、夫はどこかウキウキしながら夜のお店へ行くようになり、家に帰ってこない日も……。A子さんはその変化を少しさびしく感じました。「結婚生活も落ち着き始めたし、私たちは子どもができなかったので、職場から家にまっすぐ帰りたい理由がなくなっていったんでしょうね。それに、夜の店だと若くてきれいな子がチヤホヤしてくれますしね」
「飲み会」と家を出ていく夫の姿に、不倫を疑った
上司に誘われて嫌々行っていたはずのキャバクラやスナックが、すっかり楽しみと化してしまった夫。その姿を切なく思ったものの、A子さんは夫のことを愛していました。ところが、結婚から15年以上経ったころ、夫に異変が……。「今日も親方に誘われたからスナックだわ」と言うものの、体臭を気にしたり、服装を決め込んで家を出ていくようになったのです。
その姿を見たA子さんは、胸騒ぎがしました。「女の勘ってやつなんでしょうね。証拠もなにもないのに、もしかしたらうちの夫、不倫してるかもって思ったんです」。不安になったB子さんは、大胆な行動に出ます。ある日、「スナックで飲み会だから行くわ」と夫が家を出て行ったあと、勇気を出して夫の同僚に電話。本当に飲み会が行われるのかを確かめたのです。
「同僚の電話番号は数年前、我が家で飲み会をしたときに教えてもらっていました。当時、夫は仕事が忙しく、フラフラで帰宅することが多かったんです。心配だと話したら、『業務時間外になにかあったら連絡しますよ』と電話番号を交換してくれたんです」
>>夫が不倫していた相手とは!?
夫が30代の同僚女性と職場不倫していた!
どこかウキウキした様子で「飲み会」と家を出ていく夫を見て、胸騒ぎを覚えたA子さん。夫の同僚に電話し、「めまいがして倒れそうなんですが、夫に電話をしても繋がらなくて。今日の飲み会で会ったら帰宅するように伝えてほしい」と迫真の演技で頼みました。
すると、彼の同僚は「え、今日、飲み会なんてないですけど……」と困惑。それを聞き、A子さんは夫が不倫していると確信しました。「だから、帰宅した夫にカマをかけてやりました。『あなたがやってること、わかってるから正直に言ってください』って。最初はとぼけてましたが、次第にあせり始めて半年前から不倫していたことを白状しました」
不倫相手は、同僚で30代の事務員。夫は当時51歳。A子さんは夫に不倫相手を家に呼ぶように言い、話し合いを決行。「2人は『もう会わないから許してほしい』と頭を下げてきましたが、会社にも報告して、双方から慰謝料も取りました。夫は『離婚だけはしたくない』とすがってきましたが、また不倫されるかもしれないとビクビクしながら暮らしたくなかったので、離婚を決意しました」
妻である自分を裏切り、30代の同僚との不倫を楽しんでいた夫を見限ったA子さんはバツイチに。その後、しばらくおひとり様ライフを満喫していましたが、バツイチ仲間である妹のイキイキとした姿を見て、自分の未来を考え直すことになったのです。
▶▶続きの【後編】では、アラ還こそ「タイパ重視の恋愛を」。教えてくれたの大学生の男の子でした
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