【同窓会】は婚活パーティー以上の「出会い」の場だった。その日だけで終わらせないために守りたい、2つのポイント
OTONA SALONE / 2024年9月20日 20時1分
25~44歳女性の就業率は上昇し続け、約8割が働く女性という現代。それに合わせて、女性の生涯未婚率も増加の一途を辿っています。 結婚をしたいけれど出会いがない、成婚に至らないということはなぜ起きるのか、働く女性は婚活にどのような悩みを抱えているのでしょうか。
アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーの伊藤友美さんのもとには、さまざまな悩みを抱える婚活女性が訪れます。
本記事は、同窓会での再会をきっかけに結婚をしたアラフィフ女性の婚活ストーリーの【後編】です。
※プライバシーに考慮して、事実関係の一部を変更しております。
働く女性の婚活百景 #23 後編
◀この記事の【前編】を読む◀ 54歳のとき、80代の母親がいなくなったら「ひとりになるのか…」と気づく。出会いはあったものの、母親を置いていけない。__◀◀◀◀◀
同窓会を出会いの場にする2つのポイントとは
W子さんのケースのように、同窓会は出会いの場としてかなりおすすめだといえます。
同窓会では、婚活パーティーのように時間制限がありませんから、思う存分話をすることができます。たとえ当時の記憶がなかったとしても、共通の思い出を持っているというだけで、話が弾みやすいものです。しかも、中学時代や高校時代の自分を知っている相手となら、ぶっちゃけた話もしやすいかもしれません。
また、婚活で出会った相手とは、年齢、職業、出身地など確認しなければいけないバックグラウンドがいくつもありますが、同窓生なら当然同い年。地元も近く、確認事項が少なくてすみます。
ただ、同窓会を出会いの場にするには、いくつか心がけておくべきポイントがあります。
1つは、同窓会に参加すること。当たり前のことですが、参加しなければ出会いはありません。「同窓会のためにおしゃれをするのが面倒くさい」「こんな自分が同窓会へ行っても…」とネガティブな思いを抱いていると、同窓会に参加すること自体が億劫になります。
W子さんも、最初は「独身なのは私ひとりだし…」と躊躇していたそうですし、その気持ちはわかります。でも、「おいしいお酒を飲めるかもしれない」と自分の気分をポジティブに転換させて、小さな勇気を出して行動することが、出会いにつながるのだと思います。
2つめは、誰にでも心を開いて明るく接することです。婚活をしている、していないに関わらず、オープンな気持ちで「一緒にいる人と楽しく過ごそう」と心がけることが、コミュニケーションの第一歩。
公演に誘われたW子さんが飛び上がって喜んだように、喜びや感謝の気持ちは、少々おおげさなくらいアピールしなければ、相手に伝わらない場合があります。
たとえば、お茶や食事をご馳走になったときは、相手の目を見て、笑顔で、お礼を伝えましょう。それくらい当然のこと、と思われるかもしれませんが、できていない人が意外と多いのです。メールでお礼を伝える場合も、シンプルな定型文で済ませないで、「楽しかった」「嬉しかった」という気持ちをおおげさに、しつこいくらいに伝えることが大切です。
誰にでも心を開いて、オープンでポジティブなコミュニケーションができる人なら、年齢や境遇に関わらず、いい出会いを引き寄せることができるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回の働く女性の「婚活ストーリー」もどうぞお楽しみに。
『アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーが教える
結局、理想を下げない女が選ばれる』
(伊藤友美 著 / フォレスト出版)
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