「最初からホテルに行く気はないけれど」それでも人妻が既婚者マッチングアプリに登録する理由
OTONA SALONE / 2024年10月22日 20時1分
セックスしたいとき以外は連絡が滞る彼に、思い切って物申してみたら…
はっきり言って男性の目的はただ1つ。一方で女性は?
「独身と違って立場もわきまえているから遊び相手としてはちょうどいいんでしょうけど、もっと日常的に日々の出来事の共有とか愛情表現がほしかった。結局3回ほど会って私のほうから会うのをやめたいと言ったら、それもあっさり承諾。全然満たされませんでした」(Sさん)
当初はセックス目的だったので素直にそう書いていたからこそ、最初の男性も相応の対応をしていたのかもしれません。しかしSさんが本当に求めていたのはただセックスができる相手なら誰もいいのではなく、しっかり自分の内面や日々の頑張りを認めてくれて、会えないときには「会いたい」と自分を求めてくれて、会えたら「可愛い」と女性として愛でてくれる男性だったと気付きます。それ以降は自分の求めている条件を明確に提示して別の既婚者マッチングアプリで異性探しを再開したそうです。
東京都在住のMさん(専業主婦/51歳)は夫とセックスしなくなって15年以上。子どもたちも成人してあとは好きなように仕事や趣味をしながら夫と気ままな二人暮らしをしようと思っていたときに、同じように既婚者で子育ても一通り終わったアラフィフの友達から「婚外彼氏」がいることを打ち明けられたそうです。
その友達から教えてもらった既婚者マッチングアプリに登録してみると実年齢を書いているにも関わらず、たくさんの男性からメッセージが来た、と振り返ります。久しぶりに異性とやり取りができて日々の楽しみや潤いを得たMさん。しかし不貞行為はしたくないので「今度会いたい」と言われてもやんわりと予定があると嘘をついてやり過ごしていたんだとか。
「正直会うつもりはないけど、ただメッセージの交換や電話をしたかったんです。嘘がつけないので異性とホテルなんて行ったら夫にバレない自信はないですし、そもそもリスクを冒してまで不倫したいというほどじゃない。1週間ほど毎日頻繁にやり取りをしてくれた数人の男性にそう本音を伝えたら、男性全員からメッセージが来なくなりました。私のような考えの男性は少数派で、ほとんどの男性はヤリモクだとわかったので、それ以降は『いつか会おうね』と会える可能性を匂わせながらやり取りを続けています」(Mさん)
セックス目的ではないものの、完全にナシというわけでもなく…!?
異性とのメッセージのやり取りや電話などで日々のときめきや潤いを満たしているというMさん。しかし男性側は性的なことを求めていることが大半だとすぐに理解したと振り返ります。しかしすでに1か月ほど毎日数十通に渡ってメッセージのやり取りをして電話もしているという1人の男性に対しては「お茶くらいしてもいいかな」という気持ちに傾いているんだとか。また「最初からホテルには行く気はないけれど、いつかはセカンドパートナーのような恋人のような関係になることも考えている」と話していました。
既婚者ではない独身が紛れ込んでいる可能性も…
SさんもMさんも心か体かどちらか片一方を満たそうと思っているのではなく、メッセージのやり取りや時間を重ねることで心が委ねられて信頼できる関係の延長線上にセックスがあるのでしょう。一方で男性は最初からセックス目的で効率よくいろいろな女性と関係を結びたい人が多く、既婚者マッチングアプリにも男女の違いが表れていることがよくわかる事例でした。
だからと言って既婚者マッチングアプリで会ったすべての人妻がホテルに行きたいわけも当然なく、嫌がっているのに無理やり連れ込んだり体を触ったりするのは犯罪です。ただ男性側も既婚者マッチングアプリに登録する女性を「欲求不満な人妻」というフィルターで見ていることも事実。先日書類送検されたテレビ局職員の50代男性も、40代女性に対してそのように捉えていたからこそ性的暴行を加えた可能性はあります。
また、既婚者マッチングアプリは「既婚者専用」という名目ですが、登録時に既婚者を証明する戸籍を提出することもありません。あくまで自己申告なので、中にはあと腐れがない人妻とただセックスがしたいという理由から既婚者のフリをして登録する独身男性も一定数紛れていると思われます。満たされない心を満たしたい気持ちは誰しもが持っているもの。その相手が同じ既婚者であれば条件や立場が同じなのでなにかと都合はいいでしょう。ただ既婚者マッチングアプリに登録して異性と会うときは自己責任で、すべてを失う前にしっかり自分の身は自分で守ってくださいね。
取材・文/コンプライアンス遵子
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