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「発達障害だから、できない」ことってあるの? 子供への目線が変わった出来事とは(前編)

OTONA SALONE / 2024年10月2日 11時0分

東京で4人の子どもと暮らしているライター・岡本ハナです。
長女はADHDと強迫性障害を併せ持ついわゆる発達障害児ちゃん。

「演技や音楽は情操教育にいい」と聞いて、ご縁があり芸能事務所でレッスンを開始しました!

でも、実践(仕事)にはほど遠く、オーディションを受けては落ちての繰り返しの毎日を過ごしていました。そんなある日、ついに合格通知が……!今回は、長女ちゃんの初仕事のお話をします。

【東京こども4人育児日記 #35】

エッチな言葉が気になりすぎる!

奇跡的に合格した仕事の内容は、とあるお笑いライブでの音入れ。芸人さんのコントに対して、子どもの声でボケやツッコミを入れるという内容です。長女ちゃんの姿カタチが映る仕事ではないけど、まるで「天の声」みたいでかっこいいじゃん!「楽しそう!」そう思った私たち親子は、ふたつ返事で快諾しました。

 

しかし蓋を開けてみると…。事前に台詞をいただいていたものの、その内容はちょっぴりハレンチ。理解してない子どもだから疑問をもつエッチな言葉とか、大人が聞かれたら困る質問とか。たとえるなら、クレ〇ンしんちゃんの世界観。

こういう言葉に限って、長女はしつこく聞いてくるんだよなぁ。

 

(これ、大丈夫なのかな……)

一抹の不安は的中!自宅で台詞を言う練習をしていても、つい気になって止まってしまう長女。現場に向かうタクシーの中でも同じでした。運転手さんもチラチラとコチラを気になるご様子。バックミラー越しから何度も目が合って気まずいのなんのって……。
(※この時は、強迫性障害の症状が強く、公共交通機関を利用できない状態でした。でも、大勢が乗車するバスや電車ではなくてかえって良かったかも)

次のページへ▶▶いざ、収録現場へ!カオスになってしまった場を収めたのは、まさかの…

 

 

 

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