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起業に成功したIT社長「代償は夫婦の絆と熱情」。 レスと離婚は、誰にでも平等に訪れる

OTONA SALONE / 2024年9月22日 20時31分

世界でも類を見ない人口減少社会を迎えている日本は「失われた30年」と呼ばれるように、年々、経済が弱体化したことも少子化の要因となっていわれています。

 

それと同様に深刻な課題のひとつが日本人の没性交渉の常態化です。

 

25年ぶりに実施された『性機能障害の全国実態調査に関する報告』(2023)によれば、年齢別EDの有病率は50歳以上が41.7%、また性交頻度が1カ月に1回未満(1カ月間に1度も性交がない)を「セックスレス」としたところ、全体の70.4%が該当しました。日本は少子高齢化と同時に、恐るべきレス社会に突入していたのです

 

こうした社会課題について男性側の視点から執筆を続けるライター・山下あつおみ氏が、レスを抱えた夫婦問題についてレポートする【後編】です。

【無子社会を考える#18】後編

 

この記事の【前編】を読む◀しあわせな結婚生活を送っていたショウさん(仮名・47歳 : IT企業社長)さん。起業とともに夫婦関係に変化が。とは?__◀◀◀◀◀

 

離婚後の生活と孤独感

離婚後の生活はいかがでしたか?

 

「離婚後は、やはり孤独感が強かったです。最初は仕事に没頭していましたが、それでも娘と会えない時間がとても辛かった。娘との関係は私にとっての救いでしたが、それだけでは満たされない寂しさがありました。家族としての時間が失われたことは、私の人生において大きな喪失です」

 

娘さんとの関係は良好ということでしょうか?

 

「娘との関係は良いと思いますし、今でも私にとっての支えです。再び家族として一緒に暮らすことはないですが、娘との絆が一生続くように努力を続けたいです」

 

 

再婚の意志がない理由と未来への展望

なるほど。また結婚時代に交際していた女性との関係は続いているのでしょうか?

 

「現在も交際が続いていますが結婚はまだ先の話です。とはいえ彼女は未婚ですし、もしかしたら結婚を意識しているかもしれませんが、私としては娘が社会に出て独立するまでは再婚について考えません」

 

これからのショウさんの人生については、どのように考えていますか?

 

「まだ47歳ですし、仕事も挑戦したいことが沢山あります。妻との離婚は大きな決断でしたが、過去の過ちを反省しながら、前に進むことが大事だと考えています。今後も自分自身と向き合いながら、刺激的で楽しい人生を歩んでいきたいと思っています」

 

ショウさんのお話を聞いて、仕事と家庭の両立がいかに難しいかを改めて考えさせられました。

 

「やはり、人生にはバランスが必要だと思います。仕事も家庭も、どちらか一方に偏りすぎると、必ず何かが失われてしまうんですね。私の場合はそれが家庭だったということです。だからこそ、今後は自分が大切だと思うものをしっかり見つめ直し、できる限り両立する努力を続けていきたいと思っています。何より娘には、より良い未来がやってきて欲しいと願っています」

 

ショウさんのお話から、一度失われた絆を取り戻すことの困難さを改めて実感しました。私たちは何を優先し、何を大切にすべきなのか。もしかしたら人生とは、その選択の連続なのかもしれません。

 

最後にシュウさん、本日はお忙しい中、取材時間を作っていただきありがとうございました。

 

 

 

≪家庭関係研究所 山下あつおみさんの他の記事をチェック!≫

 

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