「この人なら大丈夫!」親友の言葉を信じて、「こじらせている自分」を封印。結果最高の彼とゴールイン!
OTONA SALONE / 2024年9月29日 20時31分
40代以降で結婚した人=オトナ婚の経験者にインタビューするシリーズ第23回目は、7年付き合っていた男性と30代後半でお別れし、一生独身を覚悟していたキヨさんです。幸せをつかみ取った立役者は、「全幅の信頼をおいている」親友でした。
どこで彼と出会ったの?
彼はどんな人?
どうしたら結婚できたの?
などなど、気になるオトナ婚の実態に、ライターのミナト薫(47歳)が迫ります。
【40歳で再びフリーに
結婚を諦めていた彼女に最後の男性が現れた!
オトナ婚 第23話(後編)】
◀この記事の【前編】を読む◀20代はバツイチ男性と交際。結婚に前向きになってくれないことに嫌気がさし、その後に付き合った彼ともうまくいかない日々が続き……。__◀◀◀◀◀
親友の紹介にも気乗りせず……
――なかなか理想の恋愛ができず、ついに40歳でフリーに戻ってしまいました。その時はどんなお気持ちでしたか?
もう結婚はダメだな、と諦めましたね。病気も持ってるし。これからは1人で頑張って働いていこうかな、と。あと、「子供はもう無理そうだから犬を飼いたいな」とか、そんなことを思っていました。
――婚活はしなかったんですか?マッチングアプリとか。
マッチングアプリはしました。それで3人の人と会ってはみたのですが、いろいろな面で合わなくて、進展はなかったですね。
――そんな時に学生時代の同級生からの紹介で、現在の旦那様と知り合います。
はい。その同級生は高校時代からの親友で、彼女も39歳で結婚した晩婚組だったんです。彼女が紹介してくれた現在の私の夫は、彼女の旦那様の友人でした。
彼女から「すごく温和でいい人がいるんだけど、一度会ってみないか」と言われた時、最初私は乗り気じゃなかったんです。
こじらせている自分を認め、流れに身をまかせてみることに
――なぜですか?
現在もですが、彼は飲食店で働いていたので、土日休みではありませんでした。一方私は土日が休みの会社員。元彼と別れた原因が、時間のすれ違いだったこともあり、休みが合わない人との交際は難しいと思っていました。
――そうでしたね。
しかし、その後私が会社を辞めることになりまして。理由は、私の持病の悪化と、母親の介護です。母親の付き添いで毎週のように病院に行かなくてはいけなくなり、それが私自身の体の負担にもなってきて、いろいろ考えた結果、退職することにしました。
――いわゆる介護離職ってやつですね。
そうですね。すると私の退職を知った彼女が「だったら彼と会うことはできるよね!」と(笑)。
――たしかに、もう断る理由がありませんね(笑)。
それでも私は最初断っていたんです。当時の私は結構こじらせていて。恋愛はもうこりごりだし、うまくいく自信もないし。ネガティブ思考全開でした。
――それは過去のつらい恋愛経験が理由ですか?
それもありますが、最初に話したように親の虐待の影響の方が大きいと思います。母親から「あんたなんか産まなきゃよかった」「かわいくない」と言われ続けてきたので。ずっと自分のことを否定されていると、「私は幸せになっちゃいけないんじゃないか」と言う思考になるんです。
だから、親友が「すごくいい人だよ」「きっと合うと思うよ」と言えば言うほど、私にはふさわしくない人だ、と思ってしまって。
――それはつらいですね。幸せになる自分が想像できない。
はい。それでも彼女はめげずにぐいぐい押してきました(笑)。よっぽど確信があったのだと思います。私はといえば、自分でこじらせているのも自覚しているし、「彼女がそこまですすめるのなら、何も考えずに乗っかってみよう!」と思い直し会ってみることにしました。
自分の病気のことや要介護の母親がいることを言い訳にして逃げるのではなく、とにかく流れに身をまかせてみよう、と。
自分が気にしていたことをすべて受け入れてくれた
――ネガティブ思考を無理矢理封印したんですね。
そうです。それでまずは友人夫婦と私たち4人で会うことになりました。
第一印象は……。友人の言うとおりすごく優しく温和な人で、彼の周りだけゆったりとした時間が流れているような感じでしたね。
彼から私への第一印象ですか?「普通にいい子だなと思った」と言っていました。
――そこからお付き合いに進展すると。
はい。3回目のデートで、正式に交際を申し込まれました。自分の病気については、簡単には伝えていましたが、深く話すことは最初はなかったですね。でもとにかく優しくておこらないタイプの人だったので、なんとなく「この人なら受け入れてくれるだろう」という感じもしていました。
実際打ち明けた後も、態度は変わりませんでした。あっさり受け入れてくれて、それ以上突っ込んで聞いてこないし。重く考えていたのは、私だけだったみたいです(笑)。
あとで彼に聞いたら、「全部受け止める覚悟があったから結婚したんだよ」と言ってくれました。
「夫婦なんだから一緒にいるのが当たり前」そんな日々に幸せを噛み締める
――旦那様は初婚ですか?
はい。20代の頃に結婚を考えてお付き合いしていた女性がいたみたいですが、その人と別れてからはずっと1人だったらしいです。いい意味で女性慣れしていなかったのもよかったです。口数は少ないですが、真面目で誠意がある感じが、私にはとても好感が持てました。
――順調に交際を続けていましたが、結婚まで2年かかっています。
実は、私と出会う前に彼は飲食店を経営して、そこがうまくいかなくて借金があったんです。それは私と交際する前にきちんと話してくれていました。
それで「借金をすべて返すまで結婚は待ってほしい」と言われて。それが理由で2年かかったということですね。
――ちゃんとしていますね。
あと、「子供はいなくてもいい」と言ってくれたのも、とてもありがたかったです。結婚前にそこを確認できたのは、私も肩の荷がおりてよかったですね。
――現在は幸せですか?
はい! 現在私は仕事をしていないのですが、「働きたくなれば働けばいいし、体がつらいなら家で寝てればいい」と言ってくれます。
彼は飲食店勤務なので帰りが遅いのですが、休みの日は朝から起きて私のために時間を使ってくれるのもうれしいですね。私が行きたいというところに連れて行ってくれますし、「一緒に行動するのが当たり前」と考えてくれいるのがわかります。
――ご友人もさぞかしうれしいでしょうね。
はい、とても喜んでいます。「ほら、言ったとおり相性良かったでしょ」って(笑)
■きよさんからのメッセージ■
・自分でジャッジせず時には流れに身をまかせてみる
・条件よりも相性
・「結婚したい」という願望を周囲に伝えておく
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