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両膝のこわばりで歩行困難に。「私の更年期はどうなっちゃうの!?」ついに休職を余儀なくされて

OTONA SALONE / 2024年10月13日 21時1分

オトナサローネは同世代の女性100人がいまどのような更年期を迎えているのか、そのあり方を取材しています。

ご本人の年齢や各種の数値は取材時点のものです。

前編『子宮筋腫を全摘した直後から、つらい更年期が始まった。ついに「うつ」と診断された、7年めの焦燥』に続く【後編】です。

 

 

◀この記事の【前編】はこちらから◀健康で生理も順調だったのに、ある日を境に子宮の病気が続くように……。 __◀◀◀◀◀

 

【100人の更年期#113】後編

 

◆トモヨさん 54歳

中学校教師。53歳のとき子宮筋腫が見つかり全摘。手術直後からさまざまな体調の異変を感じ始め現在は休職中

 

階段の昇り降りもままならない両膝のこわばり。休職するしかなかった

両指・両膝のこわばりと毎日奮闘するようになったため、月1回の婦人科検診でかかりつけ医に相談しました。本来なら、HRTという女性ホルモンを補う治療を推奨するそうですが、HRTは乳がんのリスクが高まる可能性があるとのこと。父方が乳がん家系の私は、念のためHRTを避けて、漢方薬で対処することにしました。ですが、飲んで何かがよくなった感覚はありません。

 

両膝の関節痛はずっと治らないままで、歩くだけの行動さえスムーズにできない日々が続きました。階段の昇り降りは、一段ずつ、ゆっくりと脚を動かさなければ移動できません。電車に飛び乗るなんてもってのほかです。出勤は車を使うのでなんとかなりますが、私が勤める中学校は4階まで階段で移動するほかないため、仕事を続けることができなくなりました。

 

 

頭皮の加齢臭や陰部の乾燥、頻尿…さまざまな異変が加わっていく日々

そして54歳の春、私は休職を余儀なくされました。
家にいると、時間の余裕ができるため、関節痛やホットフラッシュのことを考えて滅入ってしまいます。最近は、新たな体の変化も加わり、より一層、更年期の諸症状を気にしてしまう時間が増えました。

 

新たな変化とは、例えば、頭皮の臭いの変化があります。これまで、自分の頭皮の臭いを改めて気にしたことはありませんでしたが、ここ数カ月の間に何度も「臭い!」と感じることがありました。汗というより、加齢臭のような臭いです。いまは、シャンプーをデオドラントタイプに変えてしのいでいます。他に、陰部の乾燥も気になり始めました。おりものシートが肌に当たる部分辺りがカサカサと乾燥し、ときどきかゆくなります。頻尿になったような気もします。

 

こんなときこそ、仕事をしていれば、そのときだけは痛みやつらさを忘れられるのに……と思います。実は、この秋にも職場復帰できるかもしれませんでしたが、教育委員会の方々が歩行もおぼつかない私を見て、もう少し休んだほうがいいと判断され、次の復帰チャンスは来春となりました。

 

こうして、休職期間は半年以上になることが確定しました。半年の間に、職場も社会もどんどん変わっていきます。復帰して追いつけるのか、前と同じように教壇に立てるのか、正直不安です。でも、同じくらい、早く仕事がしたい。現在は、週に2回、歩行のリハビリをしながら、来春の職場復帰を目指しています。

 

 

 

 

≪ライター・薬機法管理者 力武亜矢さんの他の記事をチェック!≫

 

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