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「俺はタイガー・ウッズと同じ病気」浮気を繰り返す45歳夫が、ついに警察沙汰に。それでも離婚しなかった理由

OTONA SALONE / 2024年10月3日 20時0分

2024年に発表されたジェクスの調査によれば、「現在、パートナー(恋人や結婚相手)以外の人とセックスをしていますか。」という質問に対して、「特定の人物1人としている」「特定の人物2人以上としている」と回答した割合の合計は、40代男性が27.7%、50代男性が29.5%、40代女性が24.5%、50代女性が17.1%でした。

 

男性のほうが若干多い傾向が見受けられますが、ペットシッターをしているのぞみさん(仮名・40)は、浮気を繰り返す夫と18年寄り添ってきました。しかし「僕は病気だから」と被害者のような態度をとる夫・幹夫さん(仮名・45)に腹を立て、子供が成人したタイミングで離婚を決意したそうです。

 

【昼顔妻と夕顔夫 不倫に走る大人たち ♯6】前編

高卒で芸能事務所に入ってマネージャーと交際

「私と夫は、ある意味上司と部下のような関係でした。私が高校を卒業して静岡から上京し、初めて所属した芸能事務所のマネージャーが彼だったんです。そこの事務所は有名タレントも所属する大手事務所でしたが、所属人数がとにかく多い割に仕事がない子もたくさんいました。渋谷や原宿で若くてちょっと目立つ子をかき集めて、売れればラッキー。売れなければ、宣材用の写真代やレッスン費を払うだけ、って感じでした」

 

のぞみさんは、仕事がまったくないわけではありませんでしたが、受かるのは車やゲームなどの展示会のイベントコンパニオンのような「立ち仕事」。静岡の両親に見てもらえるメディアに出ることはありませんでした。

 

「セクシーな衣装でサンプルを配るような仕事は、きっと若いうちだけ。コンパニオンはコンパニオンでもナレーターの勉強をしようかな。それとも女優を目指して劇団に応募してみようかな。なんて迷っている時に、相談に乗ってくれたのが今の夫です。私は高卒で進学もせずに上京して、コンビニでバイトをしながら東横線沿いの神奈川県にある狭いアパートに住んでいました。心細かったので、口説かれるままに付き合って彼のマンションに転がり込んじゃいました。今思うと、まったく好みのタイプじゃないのに」

 

 

20歳でできちゃった結婚をして出産

幹夫さんは、髪型や服装にこだわりがあり一見おしゃれに見えますが、モデル仲間には『天才バカボン』のバカボン似と言われていた小太りで前歯が目立ち、頬の赤いタイプ。

 

「恋愛中はあばたもエクボというか『ミキオちゃんは愛嬌があってかわいい』とぽっちゃりしたお腹も愛しく思えていた気がしますが……。どうしようもない浮気男と分かった今となっては、自分を棚に上げて『なんであんな男に引っかかる女がいるのか。マネージャーなだけにマメで気が利くから?』不思議でしょうがないです」

 

20歳でできちゃった結婚をして、長男を産んだのぞみさん。幹夫さんの浮気は、妊娠出産で里帰りしている時からすでに発覚していたそうです。

 

「ただの浮気ならまだマシなんですが、その時は事務所の17歳のモデルに手を出して、保護者から訴えられかけて事務所をクビになったんです。まだ私の亡き父も健在で『そんな犯罪者とは別れろ』と大激怒でした。
今思うと本当に父の言う通りですが、まだ新婚だったので『女が悪い』って変なスイッチが入っちゃって。『あの子は昔から人の彼氏に奢らせたりする嫌な子だった』って、夫の味方をしちゃったんです。夫も、『高い店で奢らされて飲まされてフラフラ誘われるままに付いて行っちゃって、ダメな男で情けない』と泣いて謝ってくれましたし……」

 

結局、幹夫さんは、業界内での「悪い噂」に苦労しつつもツテをたどって、グラビアアイドルを中心にマネジメントする事務所に転職し、東京での子育てが始まります。

年1のペースで女性問題を疑って大喧嘩

「新居は、彼の親の持っている小規模な賃貸マンションの2階だったので、それこそスープの冷めない距離に一戸建ての義実家がありました。義両親は2人とも薬剤師で悪い人ではないんですが、弟も含め家族全員、共感力がなくてお互いに無関心です。子育ては、家が近い割には全然頼れませんでした。当時は専業主婦でしたけど、夫は『仕事だ』『イベントだ』と朝帰りがあたりまえで、ほぼワンオペで子育てしていました。しかも、だいたい年に一度の頻度で女性問題が発覚するんです」

 

継続的に交際している「愛人」だと証拠を掴んだのは2人だそうですが、ラブホテルの領収書やキスマーク、香水の匂いなどは日常茶飯事。

 

「その度に彼は、『撮影のためだ』『男にふざけてつけられた』『糖尿でED気味だから、事務所の子とホテルで飲んでも、物理的に行為はできない』なんてごまかしていました。私との性交渉も30代までは月に1回くらいはありましたし、EDじゃないのは分かりきっているのに。
息子のために我慢しているつもりでしたが、両親が皿を投げ合うような大喧嘩をするのはかえってよくなかった気がします。多分私は、女性問題が発覚する度に『死んだ目』になっていった気がしますし」

 

離婚が頭によぎりつつも、家を出なかったのは、幹夫さん自身の収入もさることながら彼の実家がそれなりに資産がある家だったからかもしれない、とのぞみさんは冷静に当時を振り返っています。

 

「私は、極貧育ちではありませんが、兄と姉と私の3兄弟で全員大学に行けないくらい経済的に厳しい家庭で育ちました。父はもともと個人タクシー運転手でしたが、心臓にペースメーカーを入れて以来は無理ができなくなり、障害者枠で製造業に従事していました。母が農協でパートをしていて、食べるものには困りませんでしたが、習い事も塾もなし。そんな育ちも相まって、息子にはなんとか大学に行かせてあげたかったんです」

 

しかし、そんな息子自身が高校生になった頃、「恥ずかしくてこんなところいられねーよ。離婚して、静岡のおばあちゃんちに行こう」と訴えるほど、衝撃的な女性問題が発覚します。

 

 

▶つづきの【後編】を読む▶浮気を繰り返す夫のまさかの言い訳。自分から浮気しておいて、被害者ヅラするとはどういうこと!?__▶▶▶▶▶

 

 

 

≪ライター 星子さんの他の記事をチェック!≫

 

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