「俺はタイガー・ウッズと同じ病気」浮気を繰り返す45歳夫が、ついに警察沙汰に。それでも離婚しなかった理由
OTONA SALONE / 2024年10月3日 20時1分
2024年に発表されたジェクスの調査によると、「現在、パートナー(恋人や結婚相手)以外の人とセックスをしていますか」という質問に対し、「特定の人物1人としている」「特定の人物2人以上としている」と回答した割合は、40代男性が27.7%、50代男性が29.5%、40代女性が24.5%、50代女性が17.1%でした。
ペットシッターをしているのぞみさん(仮名・40)は、浮気性の夫と約18年間寄り添ってきました。しかし夫の幹夫さん(仮名・45)は「僕は病気だから」と開き直る態度をとり、子供が18歳になったタイミングでのぞみさんはついに離婚を決意します。
前半では、20歳での「できちゃった結婚」を経て、夫の浮気疑惑に悩みながらも、息子のために離婚を避け「死んだ目」をして暮らしてきた話を伺いました。
【昼顔妻と夕顔夫 不倫に走る大人たち ♯6】後編
◀この記事の【前編】を読む◀ 20歳でできちゃった結婚をして出産。年1のペースで女性問題を疑って大喧嘩していた夫婦関係だったのぞみさんですが……。 __◀◀◀◀◀
同世代の歌手との「枕営業のような浮気」
「夫の浮気は、どれも最悪でした。最初に証拠を掴んだ浮気相手は、同世代の歌手。有名人ではありませんが、実力派でアニメやCMの挿入歌なんかも歌っていました。夫は、その歌手に、アイドルのバックコーラスや歌唱指導の仕事をお願いして、そこから関係が発展したようです。あまりにも頻繁に泊まりに行くので、あやしんでスマホを見たら、2年以上続いている関係でした。その時は有無を言わせず本人を呼び出して3人で膝を突き合わせて話して、『もう会わない』という誓約書を書かせました」
幹夫さんは「申し訳ない、俺ももういい年だから、二度と彼女を作らない」と謝罪しましたが、「歌手の彼女」との別れが辛かったのか、近隣のスナックのママに泣きつき、次はその彼女と関係を持つことに。
「近所の人から『夫が30代前半のスナックのママと付き合っているらしい』と聞いて、スナックに乗り込みました。その女性は『しつこかったのはミキオちゃんの方だから、私は同情しただけ』と言って逆ギレしてきて、夫は別れるだけでなく出禁になりました。3ヵ月ほどの付き合いだったそうです」
「俺はタイガー・ウッズと同じ病気」と主張
呆れ果てたのぞみさんが離婚をちらつかせると、幹夫さんは「俺は多分、依存症だ。俺はタイガー・ウッズと同じ病気なんだ」と、苦しんでいる被害者のような顔をしてきたそう。
「夫は『愛しているのは家族だけだけど、女性とのドキドキがないと落ち着かなくなって、彼女がいないと鬱になりそうだ』と言いはじめました。
本当に病気なら治療の必要がありますし『じゃあ心療内科に行きましょう』と提案しても『昔、鬱病で処方された薬があわなかったからいやだ』と拒否されました。
病気なのに病院に行きたくないなんて言い訳としか考えられませんし、扱いに困ってこっちが鬱になりそうでした」
その頃、息子の悟さん(仮名)は中学生。両親の不仲には気が付きつつも、友達や教師に恵まれて「虫博士になりたい」と理系の勉強に励んでいたそうです。
「専業主婦だった私は、息子の頑張りに影響されて、動物看護・介護の資格も通信で取得して、動物病院でパートを始めました。その動物病院の女医さんはママ友で、働く楽しさに目覚めました」
未成年を口説いて脅迫される「登場人物全員クズ」
半ば家庭内別居状態だった30代後半、息子が高校3年生になる年の春に事件が起こります。
「夫が17歳のアイドル志望の女の子を『宣材写真を撮る』とスカウトし、ホテルに連れ込んで問題になりました。彼女の彼氏に脅され、『10万円払え』と言われて警察に相談したらしく。夫の言い訳は『ホテルは行ったけど、男が脅迫しに来たからなにもやってない』でした。登場人物全員がクズです」
この事件が息子に知られ、「恥ずかしくてここにいられない」と言われたのぞみさんは、息子が18歳になったタイミングで実家に帰り、離婚しました。ちょうど大学受験の時期の騒動でしたが、悟さんは東京の大学に合格し、義両親が学費を負担してくれました。
現在、のぞみさんは築50年の実家に住み、ペットシッターやバイトを掛け持ちしながら実母と生活しています。
「家は古いですが、部屋が多いので快適です。母親とも仲が良いので、今は『なんでもっと早く離婚しなかったんだろう』って後悔しています」
以前のパート先で築いた人脈を生かし、地元の動物愛護団体とも繋がり、動物病院での仕事も紹介されそうとのこと。
「元夫は、浮気相手の歌手と早々によりを戻したみたいですが、もう関係ありません。息子と愛猫の親権はしっかり確保しましたし、あまりお金はありませんが今は自分の新しい生活を楽しんでいます」
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