【田中律子さん】まずは「自分の好き」を知ること、「人生の楽しさ」を伝えていきたい【インタビュー】

12歳でモデルデビュー、今年で芸能生活41年になるタレントの田中律子さん。ヨガやサップヨガを教え、自身はサーフィンやダイビング、キャンプなど多彩な趣味を楽しむ彼女に、今後のキャリア、ポジティブメンタルの作り方をお聞きしました。

 

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自分と向き合って、「自分の好き」を知ること

―― 芸能のお仕事関わらず、今後のキャリアプランニングを教えてください。

芸能もそうですけど、3拠点生活だったり、いろんなことを発信していって、「人生の楽しさ」をたくさんの人に伝えていきたいです。「こうやったらめちゃくちゃハッピーだよ」ということとか、自分が体験してよかったこと、食べてみてよかったもの･･････もっと発信していきたい。あとは、ずっとやっているサンゴの保護活動も私のライフスタイルなので続けていきます。

 

 

―― オトナサローネ読者には、子育てが落ち着いてきたりで趣味を始めたいけど何をしよう、趣味がない……という方もいらっしゃるのですが、アドバイスするとしたら？

今まで子育てだったり、旦那さんのことだったり、周りのお世話ばっかりしていたから、自分と向き合う時間もなかったんですよね。今度は自分育てというか、 自分のための時間をもっと持った方がいいですね。もっともっと自分を大事にしていきましょう。

 

趣味は絶対に持ったほうがいいと思います。自分の好きなもの、やりたいことがわかってない人が多いですよね。自分のこと、「自分の好き」がわかっていないから、何していいかわからないっていう人がいる。だから、自分と向き合う時間が必要ですよね。ヨガや瞑想でもいいし。

 

自分と向き合う時間を作って、自分の心をちゃんと見つめてあげるといいかもしれないですね。おのずと、「そういえば、私、こういうのは好きだったな」とか、「これやってみようかな」ってなると思うから。 自分の魅力を見つけて、趣味を見つけられるといいですよね。

 

 

＞＞ポジティブでいるために必要なことは

自分を大切にする。きちんとメンテナンスをしていきましょう

―― 律子さんは昔から、いつもキラキラ笑顔でポジティブな印象です。ポジティブメンタルの作り方、落ち込んでもポジティブに持っていく方法があれば教えてください。

 

やっぱり自分を大切にすることがポジティブになれるのかなぁ。セルフラブじゃないですけど、自分のことも大切に愛してあげて。あと何十年もこの体を使っていかなきゃいけないわけです。だから、メンテナンスの時間を長く作っていかなきゃいけないのかなって。 この体を長く長く使うにはね、油もさしてあげなきゃいけない。だから、いい油、つまりいい食事を取るのも大事かなって思います。

 

あとは、自然と遊ぶのがいちばんです。海に行ったり、山に行ったり、自然と触れ合うことで季節を感じたり、きれいな景色を見たり……そうするだけでも、ポジティブになれるというか、「悩みなんて、もういっか」と思えるようになれます。太陽を浴びてみましょう。

 

 

 

【田中律子さんインタビュー】

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■田中律子

1971年東京都出身。12歳でスカウトされ、モデルデビュー。女優として数多くのテレビドラマや映画に出演するほか、1988年筒美京平・初プロデュースの「FRIENDSHIP」でアイドルデビュー。サンゴの再生に取り組むＮＰＯ法人「アクアプラネット」や一般社団法人「日本サップヨガ協会」の理事長も務める。「路線バスで寄り道の旅」（テレビ朝日系）、「ワルイコあつまれ（NHK総合）の「バブルランウェイ」のコーナーに出演中。インスタグラムは

 

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