「風俗通いは生理的に無理!」妻の闘病中、元カノと不倫した夫の「謎の潔癖さ」が夫婦関係に影を落とすことに
OTONA SALONE / 2024年10月24日 21時16分
2024年に発表されたジェクスの調査によれば、「現在、パートナー(恋人や結婚相手)以外の人とセックスをしていますか?」という質問に対して、「特定の人物1人としている」「特定の人物2人以上としている」と回答した割合の合計は、40代男性が27.7%、50代男性が29.5%、40代女性が24.5%、50代女性が17.1%でした。
「既婚者の風俗利用は不倫なのか?」という議論は、時折ネット上でも見かけますが、世の中には「素人との浮気より風俗利用の方が罪が重い」と考える男性もいるようです。
エステティシャンの愛子さん(仮名:39歳)の夫で、薬剤師・MRの雅也さん(仮名:36歳)は、愛子さんが高齢出産後に鬱病になり、性交渉を拒否するようになってから元彼女と不倫をしていたそうです。
不倫が発覚した際に「風俗に行くとか、自分で処理する方法もあったはずなのに」と責められると、「風俗は大嫌いだ」と、謎の潔癖さで反論してきたとのことです。
【前半】では、皮膚科クリニックで働いていた愛子さんと雅也さんの出会いと、愛子さんの「壮絶な産後」についてご紹介しました。
◀◀◀【前編】はこちらから
【昼顔妻と夕顔夫 不倫に走る大人たち ♯9】後編
「清潔好き」が高じて神経質に
雅也さんは中学・高校・大学とサッカー部やサッカーサークルに所属していましたが、もともと潔癖症気味の性格だったそうです。キャンプや合宿が嫌いで、「野外で、誰が切ったかわからない野菜を放り込んだ大鍋カレーや、天井にカビが生えた風呂」などが大の苦手だったとのこと。
「夫は、私が掃除をした後もシンクにアルコールスプレーを吹きかけたり、拭き残しを見つけて擦ったりと、神経質なほどの清潔好きです。特にカビを異常に恐れていて、お風呂掃除も月に1度は浴槽のエプロン部分を外して徹底的にやっていました。でも職業も薬剤師ですし、それを私に強要することはなかったので、嫌ではありませんでした。私は母乳が出なかったのでミルクで育てましたが、夫は哺乳瓶の消毒を徹底していて、私や母の大雑把さと比べてしまい、少し劣等感を感じることもありましたね」
そんな雅也さんの不倫相手は、婚約破棄した元婚約者ではなく、SNSで再会した大学時代の彼女だそうです。
「青春時代に交際した相手と浮気されるくらいなら、いっそ風俗に行ってくれた方がよっぽどマシだと言ったら、『不倫したのは悪かったけど、風俗がマシだなんて、愛子は病気や菌について何も考えていない』と逆ギレされて。『昔、先輩に風俗みたいな店に連れて行かれたことがあるけど、不衛生な気がして嫌だった。仮に絶世の美女がいても行きたくない。病気に感染したら、これから産まれる子供の健康にも関わるんだぞ』と、なぜか説教モードで。『で? その元カノは大丈夫な保証があるの?』と嫌味を言うと、『確率の問題で言えば低い』と返されました」
雅也さん曰く、その元カノは薬剤師で健康オタク。同棲相手はいるものの結婚や出産にも興味がない変わり者で、「どの程度の衛生観念かは推察できる相手」なんだそうです。
「口には出しませんでしたが、夫の繊細なメンタル基準で『性的な関係を持てる』と判断した相手なんだろうな、と思いました。言いたいことは理解しましたが、『じゃあしょうがないね』とはとても言えません。私も性交渉を拒否し続けたのは悪かったですが、理想を言えば『レスだと辛くて浮気しそう』というアラートを出してくれれば、私も少しは前向きに考えられたかもしれません」
心身ともに「ミステリアスな部分」が必要
不倫がバレた雅也さんは、愛子さんの目の前で「子供も小さいし、もう会えない。ごめんなさい。今後の返信は妻も見ます」というDMを元カノに送ったそうです。元カノからは「了解。返却するものは着払いで送ります」との返信があったそうです。
「私も反省して、子供をシッターさんに預けて、デートの時間を持つようにしました。妊活も試みました。夫は女の子が欲しいみたいで、協力してくれましたけど、今回のことでお互いの心や体の深い部分をぶっちゃけすぎたので、気を使いすぎて常に気まずかったです」
何度かうまくいかず、試行錯誤を繰り返して最終的に性交渉は完遂できたものの、気を使う時間が多かったそうです。
「夫の神経質さが、性的な面にまで及んでいることを知ってしまったので、行為の前後に過剰に体を洗ったり口臭予防タブレットを飲んだりと気が気じゃないです。夫も、私の心身のダメージを知っているので、おっかなびっくりですし。30代だからなんとか成立しましたが、今後、年を重ねて体力や勢いが落ちたら厳しいかもしれません」
やはり性交渉をとるには、性格的にも身体的にもミステリアスな部分が必要だと思うという愛子さん。今となっては、不倫が発覚した際に真正面から問い詰めず、釘を刺して別れさせる程度に留めておけば楽だったかもしれない、と後悔しているそうです。
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