1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

嫁に預金通帳を取り上げられ、車も売られて…。嫁姑問題に悩んだ私がつい「言ってしまった」言葉とは(後編)

OTONA SALONE / 2024年10月26日 20時1分

今回の記事では、子どもの結婚時に起きた「お金トラブル」に巻き込まれた女性のエピソードを紹介します。

「結婚したい彼女がいる」と紹介され、喜んだのもつかの間。くせの強い彼女は、息子の車を売るようにと指示します。

さらに、結納金の額を「200万」と指定してきて…。 【後編】です。

 

「彼女から言われたんだけど、うちは結納金をいくら出せるの?せめて200万円は欲しいと言われたんだけれど、用意できる?」

息子の言葉に、佐代子さんは開いた口が塞がらなかったそうです。そもそも結納金なんて、向こうの家から指示された金額を用意するものなのでしょうか。そのことに疑問を感じた佐代子さんは、姉に相談することに。

すると、姉からは「結納金は渡す側の気持ちで決めるのもであり、向こうから指示された金額を用意するものではない。結婚詐欺じゃないの?」という返答が戻ってきたそうです。

 

結婚詐欺では?と息子に伝えると… 次ページ

結婚詐欺を疑うと、息子がブチギレ

佐代子さんは息子に「結納金の金額を決めてくるなんて、おかしい。結婚詐欺じゃないのかしら」と伝えたそうです。すると、息子の顔がみるみる真っ赤になり、ひどく怒り始めたのだとか。たしかに誰だって、自分の恋人を「結婚詐欺師」呼ばわりされたら、いい気持ちはしませんよね。

結局、佐代子さんは「結納金は用意するつもりだけど、100万円まで。200万円は用意できないと断って」と言うことにしました。正直、お金はいくらでも用意できたそうですが、相手から金額を指定されたことで気持ちが萎えてしまったのだそうです。

 

息子の彼女による強引な行為は、これだけに留まりませんでした。なんと、息子に対して結婚前に「通帳を渡せ」と指示したとのこと。そして息子は、素直に通帳を渡してしまったのだそうです。

その話を聞いた佐代子さんはさすがに怒ってしまい、すぐ息子の彼女へ電話しました。怒りをぶつけたところ、彼女はシクシクと泣き出しました。

 

彼女の言動の理由 次ページ

怪訝に思って理由を詳しく聞くと、彼女は「息子さんは、お金があるだけすぐ使ってしまうので、結婚前にお金をしっかりしておきたかったのです」と語ったのだとか。

結納金に関しても、「生活が不安ですので、多めにいただいて備えておきたかったのです」とのことでした。

それにしても、結婚前に通帳を取り上げるのはやりすぎだと、佐代子さんは感じたそうです。結局そのときは「おたがいの思いをしっかり話し合うように」と言い聞かせ、穏便に電話を切りました。

その後、息子と唄子さんは結婚。結婚前は色々とトラブルはあったものの、唄子さんのやり繰りが上手かったこともあり、徐々にお金も貯まるように……。

 

なんと息子さんはその後◯◯を購入 次ページ

親の心配はつきないけれど…

息子が晴れ晴れとした表情で「家を購入した」と報告してきた時は、佐代子さんも嬉しかったそうです。ただ、お小遣いは月1万円しか貰えていないと聞いており、そんな息子を不憫に思っているのも事実です。散髪も1,000円床屋へ行っているらしく、不揃いの襟足を見ていると、可哀想で涙が出てくると佐代子さんは語ります。

今では、嫁に見つからないようにこっそり息子へお小遣いを渡しているのだとか。子どもが成人して結婚すれば手がかからなくなるといいますが、いくつになっても、結婚してからも、親の心配はつきないようです。

 

この手のケースの場合、息子さんの彼女が「なぜ結婚前から、息子のお金の管理をしたいのか」や「結納金を200万円必要と感じた理由」についてきちんと説明できていれば、ここまでのトラブルにならなかった気がします。

通帳管理は誰がするのかや、結納金・結婚のお祝い金などなど。お金にまつわる話は、結婚前に両家揃ってしっかり話しあっておくことも大事と言えそうです。

 

 

 

≪恋愛コラムニスト兼占い師 みくまゆたんさんの他の記事をチェック!≫

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください