【田中律子さん】「53歳の恋はそばにいれたらそれでいい」。12年のレスを経て離婚。きっかけは立ち合い出産【インタビュー】(後編)
OTONA SALONE / 2024年10月30日 18時1分
娘さんの娘のひと言で離婚を決意したタレントの田中律子さん。後編では、夫婦関係が変化したきっかけ、レス生活、離婚後の現在の、恋愛観・結婚観をお聞きしました。
前編はこちら<<15年の結婚生活に終止符を打ったきっかけ
12年のレス生活になった「きっかけ」
――夫婦生活が変化するきっかけは「立ち会い出産」だったとお聞きしました。例えば友人が立ち合い出産について相談してきた場合、どう答えますか?
私の経験上のことしか言えないし、人によると思います。その上でお話するとすれば、うちは元夫が嫌だって言ったのに、立ち合い出産を無理強いしちゃったんですね。陣痛室→分娩室→病室と移動しないで、分娩時にはベッドが分娩台になるLDRで出産したのもあって、「子育てはお互いのことなんだから、私だけドキドキさせないで一緒にいてよ」という気持ちが強くなってしまったんです。
立ち合い出産が原因で、彼がムリになってしまい、産後からレスになりました。だから、立ち合い出産についてはちゃんと話し合いをして、旦那さんが嫌だと言うなら絶対にやめた方がいいって言いますね。旦那さんが「絶対、立ち合いしたい」って言うならいいと思います。
無理強いはいかんかったなと今でも思います。「相手が嫌って言ったら、もう絶対にダメだよ。あきらめなさい」って当時の自分に言いたいですね。
―― レス解消のために試みたことはありますか?
そうですね、話合いをしたりはあったんですけど、1度そうなっちゃうとやっぱり難しくなりますよね。
>>50代、これからの恋愛は?
籍や同居は気にならない。人生のパートナーとして、そばにいれたらそれでいい
――離婚して約13年。50代になった今、恋愛観や結婚観は変わりましたか? 今、パートナーは?
はい、パートナーがいます。現在26歳になる娘にも会わせているし、お互いの家族にも紹介しているんですけど、「結婚」っていうのはもういいかなって。 もしね、子どもを産むとなったら籍を入れた方がいいと思うんですけど、もう産むわけでもないし。
よきパートナー、人生のパートナーとして、そばにいれたらそれでいいかな。事実婚というか、フランス婚というか、年を取ったときにもまだ一緒にいて、「お墓、どうする?」ってなったときに、籍入れますか……みたいな感じなのかな。
離婚すると、免許の名前、銀行の名前、パスポートの名前……変更手続きが本当にめんどくさい!! なんで女だけこんな思いをしなきゃいけないんだろうって思ったたので、もう名前は変えたくないなっていうのも理由のひとつでもありますね。
――今、律子さんは「3拠点生活」をされていますが、パートナーさんとはどのくらいのペースで会っていますか? 何日か行き来したりする感じですか?
そうです、そうです。会えるときは月半分ぐらいですね。「会いたいときに会える」っていう感じで、それが最高です。
――立ち入ったことをお聞きしますが、パートナーさんは結婚歴があったり、お子さんはいらっしゃるんですか?
ないんですよ。そうなんです。だから、ちょっとかわいそうかなというか、そういった気持ちもありましたね。
――そうなんですね。パートナーさんは結婚欲、入籍欲といったものは最初からなかった?
なかったですね。なので、私が42歳ぐらいのとき、「子どもを産むんだったら、ラストチャンスですけど、どうしますか?」と話しました。彼は「もう子どもはいりません」と。「(私の)娘がいるし、2人で仲よく一緒に生きていけたらいいから」って。子どもとか結婚とか、そういうのに縛られずに過ごしていけたらいいよねという話をしました。
■田中律子
1971年東京都出身。12歳でスカウトされ、モデルデビュー。女優として数多くのテレビドラマや映画に出演するほか、1988年筒美京平・初プロデュースの「FRIENDSHIP」でアイドルデビュー。サンゴの再生に取り組むNPO法人「アクアプラネット」や一般社団法人「日本サップヨガ協会」の理事長も務める。「路線バスで寄り道の旅」(テレビ朝日系)、「ワルイコあつまれ(NHK総合)の「バブルランウェイ」のコーナーに出演中。インスタグラムは
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