モラ妻に罵倒され続けても、夫が離婚をこらえる理由とは? 妻のモラハラ気質を見抜く【行動チェックリスト10項目】
OTONA SALONE / 2024年11月10日 19時1分
夫婦問題・モラハラ専門カウンセラーの麻野祐香です。モラハラというと男性から女性に対する精神的DVを思い浮かべることが多いと思いますが、男性から妻がモラハラだとう相談も多くあります。モラハラ夫がいればモラハラ妻もいます。モラハラは男女共通のものです。
男性の場合、自分がそんな状況に置かれても、人に相談することの敷居が高く、表面化される件数が少ないのです。経済的問題もないので、別れたいと思えば別れればいいと思うでしょうが、離婚したら子供に会わせないと脅されていたり、離婚をしたいと口に出すとヒステリーを起こして話し合いにならないという場合が多くあります。
今回はそんなモラハラ妻に悩まされているYさんのお話の【後編】です。
◀この記事の【前編】を読む◀出産をきっかけに妻の暴言がスタート。自分だけが大変だと言い続ける妻に、攻め続けられる夫のガマンも限界に。妻のモラハラに悩む男性の5つの特徴とは? __◀◀◀◀◀
妻の暴言や態度がエスカレート
『子供が幼稚園に入る頃、妻の暴言や態度が日々ひどくなっていきました。僕がついお風呂の蓋を閉めなかったことに対しても「何度言ってもできないのね。どうして分からないの?バカなのね」とため息と一緒にこの言葉を投げかけます。
僕が食事のお皿をすぐに洗わなかったことに対しても「こんなこともできないの?」と私を責めるのです。食後ちょっとくらい休みたいのに、それも許してもらえません。反論するとヒステリーで僕をさらに責め立てるのです。
妻と子供はお揃いの服を購入して着ていたので「それいくらしたの」と聞いただけで「私と子供が可愛くしていることもダメなのね。安月給だから服も買えないんて最低だわ」と話をすり替え僕を責めるのです。
僕がもう限界だと思ったのは、「⚪︎⚪︎ちゃんのパパは大企業の部長さんなのよ。なんでうちのパパはダメダメなんでしょうねぇ。2流大学卒業だからよね、あなたはパパみたいになりたくないでしょ。いっぱいお勉強して偉くなってね」と子供にいつもいう言葉です。
妻に次は何の文句を言われるのか、何をバカにされるのかが怖くて、いつのころからか家にいるのが怖くなっていました』
モラハラ妻の怖さは、外では良妻賢母を演じているので誰もわからないところです。でも夫を尊敬もせず暴言を浴びせ、反論されるとヒステリーを起こし自分は被害者だと強調するのです。
妻がモラハラの場合、自分が被害者だと気づかない男性も多くいます。モラハラ妻のチェックリストを書きますのでチェックしてみて下さい。
>>>次ページ:モラハラ傾向のある妻の行動チェックリスト
モラハラ傾向のある妻の行動チェックリスト
1. 物音や破壊行動で威圧
不満を抱くと、ドアを激しく閉めたり、物を乱暴に置いたり、床を踏み鳴らして音を立てる。また、物を壊すこともある。
2. ささいなことですぐ機嫌が悪くなる
ちょっとしたことでもすぐに不機嫌になることが多い。
3. 感情のコントロールができない
自分の思い通りにならないと、泣き叫んだり暴力的な行動を取って、まともな話し合いができなくなる。
4. 夫の外出を嫌う
夫が友人や家族と出かけることに強い拒否感を示し、外出自体を嫌がる。
5. 夫の社交生活にネガティブな反応
会社の飲み会に行くことを咎めたり、嫌味を言うことが多い。
6. 夫やその周りの人々への否定的な発言
夫の家族や友人に対して悪口を言う。
7. 子供への影響
子供に夫の悪口を吹き込んで、夫に対する否定的な感情を植え付けようとする。
8. 夫のプライバシーを侵害
夫のスマホや財布の中身を勝手に確認し、夫の行動を監視しようとする。
9. 他人の意見を無視
夫や子供の意見に耳を貸さず、自分の意見だけを押し通す。
10. 会話を拒絶
日常的に夫との会話を無視することがある。
11. 人格否定の発言
「男なのに」、「給料が安い」など、夫の人格や能力を否定する言葉を日常的に使う
12. 責任を認めない
自分に非があっても、決して謝罪せず、責任を他人になすりつける。
13. 経済的な制約を課す
家計を管理し、夫に最低限以下の少額の小遣いしか与えない。
14. 夫を差別をする
夫の分だけ食事を作らなかったり、洗濯をしない。夫を精神的に追い詰める。
15. 夫の大事なものを無断で処分
夫が大切にしている物を壊したり、勝手に捨てる。自分は悪くないと信じている。
16. 一方的なルールの押し付け
妻が独自に決めたルールを、夫に強制しようとする。いつも自分がルール。
二つ以上当てはまっていれば、モラハラ妻の可能性はあります。
モラハラ妻は夫を見下すセリフが口癖なので、いつの間にか夫は自己肯定感が低くなってしまいます。
ご相談者様の中には日常的に「おまえ」呼ばわりされていても、いつものことだから名称は気にしないとおっしゃっています。でもそれがおかしいということに気づいて下さい。今の状況が妻からモラハラを受けているのかご自分でわからない場合は、人に相談する勇気を持って下さい。
なぜ離婚を選ばないのか
そこまでされていながら、なぜ離婚をせずに我慢をしているのか疑問だと思います。それはモラハラ妻に悩まされている人のほとんどが「離婚後は子どもに会えないかも」という恐れがるからです。日本では「母性優先の原則」が重視され、父親が親権者になるのは難しいそうですが、離婚条件に面会交渉の頻度を入れることもできますし、親権を取れる可能性もあります。今後共同親権も施行されますので、子供に会えなくなるから、子供のために我慢すると思わずに自分の人生を生きる選択をしてもいいと思います。
≪モラハラカウンセラー 麻野祐香さんの他の記事をチェック!≫
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