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東大教授の連呼する「あの〜」。賢いはずなのに、どうして授業がわかりづらいのか?改善されないのは「大学の制度上」の問題か

OTONA SALONE / 2024年12月13日 11時1分

元国税職員さんきゅう倉田です。東京大学の2年生です。

今日はミクロ経済学の授業を受けてきました。担当の教授は説明がわかりやすいだけでなく、話に無駄がありません。明快です。

「あのー」とか「えっとー」とか言わないし、アドリブで適当なことを喋ることもありません。ちゃんと考えて、必要なことだけを話しています。

ミクロ経済学と関係ないエピソードトークをすることもあるけれど、反復によって洗練された話を目的を持って提供していることが伝わってきます。

それに比べて、◯◯の教授と△△の教授は、ひどい。

◯◯の教授は「あのー」「あのー」と言い続け、学生にそのことを注意されていました。

「あのー今、チャット欄で、あのー“あのあの言わないでほしい”とあのークレームがありました。あのー、注意するようにあのーします」

気が狂いそうです。

 

【前編】でお届けした「あのあの」言っていて、授業がわかりづらいある教授。かたや、説明上手な教授も学内に! その違いはなんなのでしょうか?

◀この記事の【前編】を読む◀◀◀こちらから◀◀◀

 

どうしてミクロ経済学の教授は話が上手いのか

この教授は、アメリカの大学院を卒業しアメリカの大学で教員をしていました。

「アメリカの学生の一部はものすごく数学のレベルが高いんだけれど、多くの学生はそうではない。私がいた〇〇という大学もそうで、“一次関数のグラフを描くと直線になる”と言ったら、学生が“おお~”って驚いた」

きっと偏差値の高くない大学に在籍していたのでしょう。

そこの学生に理解してもらうためにはどうしたらいいか、どのような順序で話し、どのような言葉を選ぶべきか試行錯誤をしたと思います。

その研鑽があったからこそ、学生や同僚から評価される素晴らしい授業が実施できるようになったのかもしれません。

東大だけで授業を行った教授の説明は、全く成長しないでしょう。分かりづらい説明をしても、学生は予習や復習によって対応し、試験で良い点を取るからです。自分の説明が支離滅裂で、無駄の巣窟で、不正確であっても問題に気づけない。

説明が上手だと他人から賢く見えます。しかし、東大教授であっても、説明が上手いとは限らないんです。

 

 

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≪芸人・元国税局職員 さんきゅう倉田さんの他の記事をチェック!≫

 

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