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「アートなんてお金持ちのもの」と思うでしょ?実はお小遣いで楽しめます。プロが教える「得しかない」アートの楽しみ方とは

OTONA SALONE / 2024年12月20日 18時0分

こんにちは。インテリアアートスタイリストの胡桃(くるみ)です。このコラムでは、絵のある生活の提案をしてみたいと思います。

皆さんのお家やお部屋には、絵は飾られていますか? 素敵な家具を選んで力尽きちゃった方、1枚飾ってずっと楽しんでいる方、色々かと思います。ここでは、もう一歩踏み込んだ絵のある生活をお勧めしたいと思います。

 

【インテリアアートスタイリストが教える「アートのある暮らし」#1】

好きなものに囲まれて暮らす幸せ。「私の好き」を表現し楽しむ。それがインテリアアートの醍醐味

「アート」といっても、いろいろですよね。西洋絵画や日本画、シルクスクリーン、銅版画、ポスター、お気に入りの写真、ポストカードなどなど。まずはこちらのお宅を見てみてください。

【BEFORE】

以下写真はすべて筆者、クリックで拡大

元々アート好きのクライアントですが、最初は気に入ったポスターや絵を数枚飾っていただきました。そして、現在はこちら。

【AFTER】

すごいでしょ?いきなりここまでは難しいですけど、今は伺うたびに絵の配置が変わって、お部屋の雰囲気が変わります。そう、そこなのです。気に入った絵をかけっぱなしではもったいない。お部屋の壁は、あなただけのプチギャラリーです。

 

リフォームして力尽きちゃった、とりあえず飾った1枚をかけっぱなしでは、せっかくのギャラリーがもったいない。たった1枚の絵でも、季節ごとに掛け替えると、とっても気分が変わります。昔の家(今ももちろん)の床の間の掛け軸や花などはそのように楽しんでいますよね。

私は絵画マニアが蘊蓄いっぱいで高い絵を買い集めるのが好きではありません。有名だから? 聞いたことあるから? それだけではつまらない。そもそもアートって、ちょっと興味が湧いても小難しい文章ばかり。もちろん、絵を気に入って深掘りするのは全然アリですけどね。

欧米のお宅に招かれると、飾られている絵についての社交が始まることがよくあります。大好きな推しの油画だったり、旅先で買ったポストカードだったり、ご自身の経験や解釈を交えて話が弾みます。そうした教養としてのインテリアアートの文化が根付いています。

そして何より、絵は飾られてなんぼ。観て心地よく楽しむのが一番です。自分の好きなものに囲まれて楽しんでみませんか?

 

「お小遣いでも楽しめる」アートって?シルクスクリーン、西洋画、日本画……

でもでも、

・絵画ってどうやって買ったらいいかわからない

・高いんじゃないのかな?

・選ぶのが難しい

・掛け替えるのが難しい

 

ご安心を。オトナサローネ読者の皆様のお小遣いで十分。楽しい「絵のある生活」を紹介していきますね。

 

これからご紹介していく予定のテーマは!

  • 最初の一枚 その1(オークションの使いこなし方)
  • 最初の一枚 その2(シルクスクリーンを買ってみよう)
  • 額装屋さんとの付き合い方(額屋さんとの付き合い方)
  • あなたの思い出の映画は?(ムービーポスター・ブロマイド写真の選び方・飾り方)
  • 画廊って入りにくいよね?(画廊に入るススメ)
  • 絵画って敷居が高い!(油画の買い方・選び方・飾り方)
  • アート写真を飾ってみよう(自分の撮った写真やオークションでの買い方)
  • アトリエ訪問(画家のアトリエとインタビュー)
  • お土産で買ったアンティーク皿を飾ろう(工芸品を飾る楽しみ)
  • 掛け方・替え方極意(モルタル壁に簡単に打てる釘やバランスの取り方など)

 

プロフィール

インテリアアートスタイリスト 胡桃(くるみ)
ふと購入した絵画をきっかけに「絵のある生活」の楽しさを実感。インテリアに合わせた絵のコーディネートを中心に活動中。gallery mésange主宰。

 

≪インテリアアートスタイリスト 胡桃さんの他の記事をチェック!≫

 

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