鶴田真由さんが語る「ふと体の変化を感じた」瞬間、「最近よりいっそう欲しいと感じるようになった」時間とは?【インタビュー】
OTONA SALONE / 2024年12月8日 11時1分
2024年12月よりWOWOWにて放送・配信がスタートする「連続ドラマW 誰かがこの町で」に出演される鶴田真由さん。「同調圧力」や「忖度」といった生々しいテーマを背負った社会派ミステリーに対する思いと、いつまでも変わらない凛とした佇まいを保つ鶴田さんのライフスタイルについて、伺いました。
【前編】<<鶴田真由さんが「仕事とプライベートの境界線をあまり意識しない」理由とは?【インタビュー】
体力維持の秘訣は睡眠にあり!?
――若い頃と比べて体力が低下したな、と思ったことはありますか?
「ありますね。先日海に行ったのですが、浜まで下りるのに大きな石をいくつか越えなくてはいけなくて。石から石へと飛び移るのに一瞬躊躇してしまうというか、慎重になっている自分に気づきました(笑)。以前はぴょんぴょんと軽やかに飛び移っていけたんですけどね」
――睡眠に関するお悩みはありませんか?
「ありがたいことに睡眠に関する悩みはないんですよね。いつまでも寝ることができるといいますか、寝ることは大好きです。たくさん寝た方が体の調子がよくて、睡眠時間を奪われることがいちばん体力を消耗してしまうので、毎日8時間睡眠が理想ですね」
――俳優業は生活が不規則なので睡眠時間になったりしませんか?
「私は移動中の車内やちょっとした待ち時間など、いつでもどこでも眠れるタイプなので、クイックチャージも得意(笑)。理想は長く寝たいけれど、それができないときは短時間でも少し眠ることで体力を維持しています」
最近よりいっそう欲している時間は…?
――年齢を重ねて何か変わってきたなと思うことはありますか?
「もともと1人の時間は欲しいんですけど、年齢を重ねるにつれてさらに求めるようになったかもしれないですね。ずっと人と一緒にいるのはちょっと苦手かもしれないです。
ゆっくりお茶を入れて飲んだり、料理をしたり、なんか書いたり、撮った写真を整理したり……そういった1人でのんびり過ごす時間をよりいっそう大切にしています」
――他に何か変わってきたなと思うことはありますか?
「もともとにぎやかなところより静かな環境が好きではあったのですが、最近はさらに静かな空間を好むようになりました。自宅でもずっとテレビがついているとか、音楽がかかっていることはあまりなく、なるべく静かな空間に身を寄せていたいというか。
私も夫も人混みがあまり得意ではないので、たとえば買い物など、どうしてもにぎやかな場所に行かなければならないときは「30分で終わらせよう!」と決めてから出かけるようにしています(笑)」
――鶴田さんは旅行好きというイメージがありますが、最近はどんな旅をしていますか?
「たとえば写真を撮りに行くとか、目的があって旅に行くことが多いです。先日は3泊4日で淡路島と京都と琵琶湖に行きました。
旅は一緒に行く人も大事ですよね。一緒に旅行していても、場合に応じてお互い一人になれる関係が理想。話をしていて楽しいのはもちろん、しゃべらなくても同じ景色を見ながら同じ深さで感じられているような、そういう感覚の合う相手と時間を共有したいですね」
――お話を聞いていると、鶴田さんは感情の浮き沈みの少ないタイプだなと感じます。常に動じず落ち着いていらっしゃるのには理由があるんでしょうか?
「もしかしたら長年続けている瞑想のおかげかもしれません。7〜8年前に始めた瞑想は、毎朝欠かさずに行っています。瞑想をするようになってから今まで以上に『静けさの中に身を置きたい』という気持ちが強くなったような気がしますし、心の平穏にも役立っていると思います」
体力維持のために「食」で心がけているのは
――食事などはいかがですか? 食べるものや好みは以前と変わってきましたか?
「胃腸があまり強くないので、もともとたくさん食べるタイプではなかったのですが、最近はさらに食べる量が減ってきました。少なくてもちゃんと栄養のあるものを食べるように心がけています。
あと、先日知り合いから“胃腸の弱い私向き”ということで教わったのですが、果物をいただくときに生の果物を切ってそのまま食べるのではなく、そこに「熟成したもの」を組み合わせるとよいそうです。
バルサミコ酢とか熟成させた黒糖や岩塩など。それを果物にちょっと振りかけるだけ。天日干しの種から取ったオイルもいいそうです」
――へー! 食べるとどんな感じですか?
「感覚ですが、『お腹への入り方』が違う気がします。イメージでいうと粒子が細かくなっている感じ。体に溜まらないので、胃腸の負担が軽くなる気がします。手軽にできるので、ぜひ読者のみなさんにも試してみてほしいです」
【PROFILE】
鶴田真由さん/女優
1988年女優デビュー。その後、ドラマ、映画、舞台、CMと幅広く活動。凛とした力強さとしなやかさを併せ持つ演技で注目される。1996年には「きけ、わだつみの声」で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。近年は、「らんまん」「自転しながら公転する」、映画「ノイズ」「やがて海へと届く」など話題作に出演。また、自然体で飾らない姿と独自の視点からのコメントが支持を得て、旅番組、ドキュメンタリー番組への出演も多く、番組出演がきっかけで、2008年には第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)の親善大使の委任を受けた。2021年2月より、メディアプラットフォーム「note」にてエッセイを執筆。12月8日よりスタートの江口洋介さん、蒔田彩珠さん出演の「連続ドラマW 誰かがこの町で」(WOWOW)にも出演中。
【INFORMATION】
「連続ドラマW 誰かがこの町で」
WOWOWにて、12月8日(日)午後10時よりスタート(全4話)
放送:毎週日曜午後10時~ ※第1話無料放送 【WOWOWプライム】【WOWOW4K】
配信:第1話放送・配信後、全話一挙配信 【WOWOWオンデマンド】
出演:江口洋介 蒔田彩珠 鶴田真由 宮川一朗太 尾美としのり 玄理 戸次重幸 本田博太郎 でんでん 大塚寧々
原作:佐野広実『誰かがこの町で』(講談社文庫)
撮影/三角茉由 スタイリスト/平井律子 ヘアメイク/伏屋陽子(ESPER)
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