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その「しつこい湿疹」、もしかして「更年期ニキビ」かも!見分け方、原因と対処法は(後編)

OTONA SALONE / 2024年12月20日 21時1分

40〜50代になって、「急にニキビができるようになった……」と悩んでいませんか?
日本の女性は一般的に50歳頃に閉経を迎えるといわれており、昨今の研究では閉経の平均年齢は52歳で、閉経前後の5年間は更年期と定義されます。
この時期はホルモンバランスの影響やストレスで、からだや心のさまざまな不調に悩む女性が多いようです。
今回は、更年期ニキビに役立つ食事や漢方薬について、薬剤師の山形 ゆかりさんに教えてもらいました。

 

更年期ニキビを内側からケアする方法 次ページ

更年期のニキビ・肌荒れには漢方薬もおすすめ

Photo:O-DAN

更年期ニキビには、漢方薬での対策もおすすめです。
漢方薬のなかにはニキビに効果が認められており、実際に皮膚科でも処方されているものもあります。
更年期ニキビには、「ホルモンバランスの乱れを整える」「肌の新陳代謝をよくして毒素を出す」「過剰な皮脂分泌を調節する」「自律神経を整えてストレスが原因のニキビを改善する」などの働きのある漢方薬を選びます。
食生活を急に変えるのはハードルが高いと思われる方も、漢方薬なら毎日飲むだけなので気軽に体質改善に取り組めますね。

<更年期のニキビ対策におすすめの漢方薬>

・桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)

血行を整えたり皮膚の赤みや化膿を改善したりすることで更年期ニキビに働きかけます。
比較的体力があり、上半身はのぼせているのに下半身が冷える方に。

・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

ストレスでニキビができやすい方におすすめです。
余分な熱を追い出し、気を巡らせて、かゆみを伴うようなニキビの症状に用いられます。

漢方薬を飲むときの注意点

漢方薬を飲むときは、その人の状態や体質に合っているか注意しなければいけません。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、プロの力を借りましょう。
気軽にプロに相談したいなら「あんしん漢方」などのAI(人工知能)を活用したオンライン漢方サービスがおすすめです。
「オンライン個別相談」を利用すれば、漢方のプロが個人に効く漢方を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。
すべてスマホで完結ですので、対面では話しにくい悩みも相談しやすいですよ。

 

更年期ニキビは内側からケアしよう

Photo:O-DAN

更年期ニキビは、一度できると治りにくくニキビ跡になるリスクも高いため、予防が大切です。対策には、前半でご紹介した更年期ニキビ対策になる食べ物を積極的に摂り、からだの内側からケアしましょう。
また、ニキビを含む更年期の不調の根本改善を目指すなら、プロに相談して漢方薬を飲むのもおすすめです。食事や漢方薬で内側からケアをして、更年期ニキビを防ぎましょう。

 

<この記事の監修者>


あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

 

 

 

≪あんしん漢方薬剤師 山形ゆかりさんの他の記事をチェック!≫

 

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