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40年間の美容取材で観察し気づいた。「奇跡の67才」を作り出した「たるんだ顔を引き上げる」最善の方法とはソファを使って…【後編】

OTONA SALONE / 2024年12月12日 20時31分

「これ誤植でしょ」「何かの間違いでしょ!?」とその年齢を思わず二度見してしまう人も多いはず。「奇跡の67歳」と呼ばれ、「こんな風に年齢を重ねられたら…」と憧れずにはいられない!今、注目の美容ジャーナリスト・天野佳代子さんがオトナサローネに登場。

 

自分自身のお顔はもちろん、取材を通じてエイジングによる顔の変化というものを長年観察したという天野さんの、目からウロコな老け見え対策は必見です!

※本記事はインタビューと書籍からの抜粋で構成しています。

 

◀◀前のページ セルフチェックで「リアルなシワ」をあぶりだす裏技とは?

 

>>「たるみ」解消に、引きあがった顔を形状記憶させるクリームがある!?

たるみは人相をガラッと変え「意地悪顔」「不幸顔」に。引きあがった顔を形状記憶させるクリームを!

撮影/天日恵美子

―鏡を見ながら食事をしてチェックすればいいのですね。シワに次いで、たるみを気にしている読者も多いです。

 

老化によって顔がたるむと影が深くなり、意地悪で、事情を抱えていそうな「不幸顔」になりがち。人相がガラッと変わってしまうのです。

たるみケアに有効なのが、たるみにアプローチする美容成分が配合されたクリーム。引き上げながら塗りこむことで、「引き上がった顔」を計上記憶させるのです。

大切なのは朝晩続けること。ゆるんだ輪郭をきゅっと引き上がり、ふっくらハリのある頬が維持できます。

乳液とクリーム、どちらがいいの? と、悩まれる方もいらっしゃるかもしれませんが、たるみケアには油分が多く美容成分が豊富なクリームがおすすめです。

 

トータルV ファーミングクリーム 50g  11,000円/エリクシール

 

>>「落ちくぼんだ目元」を放置すれば「不幸」+「悪人」のダブルパンチ…

落ちくぼんだ目元は「不幸顔」+「悪人顔」のダブル悪印象に。ヒアルロン酸でボリュームを

 

―目元の老化も悩ましいですよね。

 

目元の落ちくぼみは2タイプに分かれます。特に上まぶたと下まぶたが落ちくぼむタイプは「不幸顔」+「悪人顔」というダブルの悪印象になりやすいので、要注意。

落ちくぼんだ目元はヒアルロン酸配合の目元美容液でふくらませましょう。ヒアルロン酸には肌をボリュームアップさせる効果があるので、使い続けると目元にハリがでて、まぶたのしぼみが軽減されますよ。

 

目の下に脂肪がたまるタイプは、化粧品に頼るのではなく眼球をぐるぐる回すなどのエクササイズを。目元にある眼輪筋が老化でハリを失い、その隙間に脂肪が落ちてしまっているのが原因なので眼輪筋を鍛えましょう。

美容医療も視野にいれてもいいかもしれません。

 

>>小さくしぼんだ唇がよみがえる「間違いない」方法とは?

小さくしぼんだ唇が悲しそうな「不幸顔」を招く。リップクリームを1日10回以上は「追い付け」

撮影/天日恵美子

―なるほど! 気を付けるべきパーツは他にありますか?

 

唇のしぼみです。内側にえぐれ、口角が下がることで貧相で「悲しい人」という印象に。口輪筋の衰えや乾燥が原因です。

ケアの仕方はリップクリームを1日10回以上は「追い付け」して唇が渇く隙を与えないようにすることと、口まわりを保湿して口輪筋をケアすること。口を大きく開けるような口輪筋のためのエクササイズも行うとより効果的だと思います。

私も20代、30代の頃は唇が厚くかったので、唇が小さくしぼんでいることに気が付いた時は驚愕しました(涙)。皆さんも今と若い頃の写真を見比べて、その印象の違いをチェックしてみてください。

米肌 活潤リップエッセンス 10g  1,320円/コーセープロビジョン

 

>>鏡の前では「無意識に顏を作る」ので、老化チェックは「残酷なほどリアル」に!

「残酷なほどリアルに」がポイント。上手なセルフ・老化チェックの仕方と向き合い方とは?

 

―今と昔の写真を見比べると変化がわかりやすいですね。エイジングやそれによる印象の変化を上手にチェックする方法はありますか?

 

人って鏡を見る時、よく映ろうと無意識に顔をつくるものなのです。

だからリアルな老化をチェックをするのにおすすめなのは、ノンフィルターでの自撮り。撮影タイミングは化粧が崩れて疲労がでやすい夕方が良いですよ。容赦なく、ありのままの自分が見えてくると思います(笑)。

あとは、ふいうちで撮られた写真。「こんなの私じゃない…」と思いたくなるくらい、残酷な表情の時もあると思いますが、正真正銘の自分ですからね。

 

―ユニークかつ簡単な方法ですね! ここまで、老いと印象についてお伺いしてきましたが、老いとポジティブに向き合うにはどうしたらいいでしょうか。

 

シミやたるみなどできてしまったエイジングサインにフォーカスしすぎないこと。何故なら、上手に目くらましする方法があるからです。

その方法とはスキンケア。日々、愛でるようにお手入れをして肌を育てていきましょう。

明るくトーンアップして肌にツヤがでれば、シワやたるみなど老化による顔の形状変化はカバーできます。「透明感のある、きれいな人」という印象になるのです。

「色の白いは七難隠す」ということわざがありますが、「肌が明るいは、たるみも隠す」は私の経験上でも真実です。

 

>>今すぐ真似るべき。「奇跡の67才」を作り出した「驚きのリフトアップアイデア」とは?

「だらっとケア」でリフトアップしながらスキンケアを

 

―肌を育てる気持ちでスキンケアすれば良いのですね。天野さんはどのようにスキンケアしていますか?

 

ソファの背もたれを利用した「だらっとケア」でリフトアップしながらスキンケアしています。

「だらっとケア」とは、ソファの背もたれに体を預け、化粧水からクリームまで、全ステップ同じ姿勢でケアすること。下を向いたり、下向きに肌に力を加えると肌のたるみの原因になりますから。

手のひらに広げたスキンケアを、下から上へ肌を引き上げながらなじませるのがポイントです。

ずぼらさんにも、おすすめです。ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。

 

撮影/天日恵美子

 

【大反響につき即重版!】奇跡の67才・天野さんの「誰でも見た目-10才」美容方法のすべて。最新書籍はこちら!

10年前より可愛くなる 大人美容の正解」1,760円(税込)/主婦の友社 

可愛すぎる67歳! 美容専門雑誌の編集長を歴任、現在は美容YouTuberとしても大人気の天野佳代子が実践している、見た目年齢が10歳若くなる、大人女性のための自宅美容術を公開!、すぐに取り入れられる美容術を伝授。美容業界歴40年の目で選び抜いた愛用コスメも大公開。
■「手根メソッド」でシワをつくらない ■髪の「上向き洗い」でたるみを予防 ■「一重まぶた用コスメ」で下がりまつ毛が上を向く ■「あご下だけシェーディング」で二重あごを解消 ■大人の眉は「ぼんやり」が正解 ■老ける「黒のアイライナー」は捨てる ■「水泳用タオル」で髪の傷みを防止 ■大人がポーチに常備すべきは「ストレートミニアイロン」 ■白髪染めを卒業する方法 など

 

▶▶関連記事をチェック!

なるほど盲点だった!老化を感じたときに「180度変えたら若返った!」メイクの「意外な」ポイントとは?「奇跡の67歳・天野佳代子さん直伝」

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PROFILE

あまの・かよこ●美容ジャーナリスト。1957年東京都生まれ。20代で美容ライターとしてキャリアをスタートし、美容専門誌『美的』のエディトリアルディレクター、大人の女性向けの美容専門誌『美的GRAND』の創刊編集長を歴任。現在は美容ジャーナリストとして、書籍や雑誌の他、YouTubeチャンネル『天野佳代子のオトナ美容【歳をとるのは怖くない】』で情報を発信している。近著に『10年前より可愛くなる 大人美容の正解』(主婦の友社)。

 

*クレジット表記のない写真は撮影/佐山裕子(主婦の友社)

 

≪会社員兼フリーエディター 青木奏子さんの他の記事をチェック!≫

 

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