【2025年初詣】「巳」にゆかりのある神社に詣でて財運UP！【オススメ神社13選】#前編

OTONA SALONE / 2024年12月27日 7時30分

2025年は巳年（へびどし）！初詣でお参りする神社が決まっていない人は、巳にゆかりのある神社に参拝してはいかがでしょうか。これまで伊勢神宮を500回以上ご案内している、神社ナビゲーターの五斗美湖さんにおすすめ神社をうかがいました。

「巳」は財運がアップのシンボル

白龍神社（宮崎）のめろんちゃんがお財布の上にのって金運アップ！

私は延べ1万人以上の方を神社にご案内し、伊勢神宮への参拝は500回を超えました。現在も神社ナビゲーターとして、複数の旅行会社で神社参拝ツアーを担当しています。

神社では、「巳」が神様のお使い（眷属）としても祀られ、縁起の良い生き物です。お正月お飾りする鏡餅は「白蛇様がとぐろを巻いた姿」から発祥したものだと言う説もあります。

蛇が脱皮を繰り返しながら成長していくイメージから、巳年は「新しいことが始まる年」と言われています。2025年は自分にとっての「新しい何か」を始めてみてはいかでしょうか。巳年に始めれば「しっかり身（巳）に付く」といも言われています。

蛇の脱皮は「浄化」「再生」の意味も持ち、蛇が脱皮した皮を財布に入れておくと金運が上昇するという言い伝えもあります。蛇は「財運」や「繁栄」のシンボルでもあるのです。

干支暦で「巳の日」は、12日に一度の吉日で、神様のお使いである「白蛇様」の縁日です。さらに60日に一度訪れる「己巳の日（つちのとみのひ）」は、巳の日の中でも一番縁起が良いとされる日です。この日に神社に参拝すると、願いがより早く届くといわれています。金運アップを願って、この日に財布を買ったり、財布を使い始める方も多いです。

2025年の最初の巳の日は、1月12日の初巳の日（はつみのひ）。己巳の日は3月1日です。初詣はもちろん、ぜひこの日にも巳にゆかりのある神社へ参拝してみてください。

次からは私が実際に参拝したことがある巳年におすすめの神社をご紹介します。

蛇窪神社（東京）

白蛇大神と蛇窪龍神が一緒に祀られているパワフルな神社。白蛇大神は良縁、再生、財運、病気平癒、心身清浄などのご利益があるといわれています。男女2匹の「撫で白蛇様」は、願いごとを唱えながら撫でましょう。巳の日・己巳の日・巳年生まれの方の特別祈願では、御神札と巳守の他、記念品が授与されます。また巳の日には、令和3年生まれの白蛇「みーくん」「しーちゃん」の展示が白蛇弁財天社境内にてあります。

根津神社（東京）

1900年以上の歴史を持ち、江戸の大火、関東大震災、東京大空襲もくぐり抜けた強運の神社として知られています。西門の近くにある願掛け榧（カヤ）の木は、神使の白蛇が住処とし、人々が願いごとをするとその願いが不思議と叶ったという言われがあり、パワースポットとして信仰を集めてきました。御朱印には白蛇を象徴するデザインが施されています。心願成就・商売繁盛の「白蛇守」も人気です。

江島神社（神奈川）

日本三大弁財天のひとつ。「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」の3宮があり、それぞれ宗像三女神がお祀りされています。江島神社には縁結びをはじめ、50種類以上のお守りがありますが、「ゆびわ守」は弁財天様のお使いである「蛇」が指に巻き付くデザイン。チェーンに通してペンダントにして身に付けるのもおすすめです。八臂弁財天・妙音弁財天が祀られる奉安殿には、「蛇石」が安置されているので、ぜひ触れてみてください。さらなる幸運が舞い込むといわれています。

銭洗弁財天宇賀福神社（神奈川）

鎌倉の人気スポット。源頼朝がご霊水をみつけて神社を創建。北条時頼が「銭をこの水で洗い清めれば福銭となり、一家は栄え、子孫は長く安らかになるであろう」と、お金を巳の日に洗って祈ったことから「銭洗いの水」と呼ばれるように。ざるでお金を洗ったあとは、「使ったお金は巡り巡って何倍にもなって自分の元に帰ってくる」と言われています。銭洗弁財天様のお使いは「白蛇様」であることから、生卵を奉納しながら神社内を参拝するとご利益があると言われています。

武蔵一宮　氷川神社（埼玉）

境内にある「蛇の池」は以前は禁足地で一般の人は立ち入ることができませんでしたが、今は近くまで行くことができます。現在でも地中深くより水が湧き出ていて、神池に流れ込んでいるため、この地が氷川神社発祥の地とも言われています。ご祭神の須佐之男命は、水神の化身である八岐大蛇を退治した伝承があることから、困り水を納める神とされています。私たちの生活を守ってくださるように「蛇の池」をお参りしましょう。