47歳になった私に「今なら子どもを持ってもいいかな」って…。不妊治療を拒否してきたのは夫だったのに(後編)
OTONA SALONE / 2025年1月2日 20時1分
国際機関で働くみずきさん(仮名:47歳)は、国家公務員の夫・順太さん(仮名:49歳)と2人暮らし。夫婦ともにサーフィンが趣味で都内と葉山の二拠点生活を楽しんでいます。しかし、夫が10歳年下の女性と不倫していたことが発覚して、メンタルが不安定になっているそうです。
前編では、恵まれた人生を歩んできたみずきさんが30代半ばで夫に不妊治療を拒否されるまでのお話を伺いました。
子供を諦めて犬を飼った。その矢先に発覚した夫の浮気
「最初の1年は、基礎体温を測ってタイミングをとることを試していましたが、いつの間にか私も諦めモードになりました。ちょうど、出産した妹が産後うつになって退職したり、しんどそうな姿も見てしまったので。『じゃあ、心機一転、別荘をきれいにして、子供は忘れよう』と、夫婦で別荘のリノベーションに凝り始めたのが42歳くらいです。44歳で犬を飼って、たまに妹と姪っ子を呼んだりしてそれなりに『自分の人生』を整えた矢先に、夫の浮気が発覚しました」
順太さんも浮気相手は、33歳のシングルマザー・さきえさん(仮名)。夜は鎌倉のカフェバーでも働く、ピラティス講師の女性です。
「サーフィンをしている時に会ったことはあるんですが、6歳くらいの女の子のママで、よくへそ出しファッションをしていて腰に蝶のタトゥーを小さく入れていることが印象的でした。でも話してみると気さくで『派手な見かけだけど礼儀正しい子だな』と思っていました」
順太さんが1人で別荘に行くことが増えたこと、車から香水の匂いがしたこと、ジャケットにエクステのような毛がついていたこと、いくつかの怪しいサインがあり、みずきさんは寝ている夫のスマホをこっそり見てしまったそうです。
「彼は昔からうっかりしているところがあって、DMのやり取りは消していたんですけど、ゴミ箱を削除していなかったので全部復元可能でした。ついでに言えば、パスワード突破も簡単で、車のナンバーにも使っている私の誕生日でした」
順太さんは、さきえさんの子供とも遊んでいたそうで、DMの中で「楽しかった。僕も子供が欲しくなった」と訴えていたそう。
「スマホを勝手に見たのは悪かったですが、もう私は精神崩壊寸前だったので、真っ暗な部屋で寝ている夫にスマホを投げつけて『私がなにしたっていうの』と泣いてなじりました」
順太さんは、うなだれて謝るばかり。その時点では、さきえさんをとるかみずきさんを取るかは明言しなかったそう。
「その夜は、もう離婚してやるから私の別荘から出ていけ、と怒鳴って、泣きつかれて眠ってしまいました。翌朝起きたら、手書きの手紙がありました。謝罪の言葉と『別れてくる』という内容が書いてあって、『ああ。今の生活は手放したくないんだな。血の繋がらない子供の父親になる度胸はないのか』と、冷めた目で読んでいました」
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45歳を過ぎて子供が欲しくなったという夫
後日、冷静に話し合ったところ、順太さんは45歳を過ぎて急に子供が欲しくなったと話したそうです。
「夫曰く、30代の頃は不妊治療がめんどうで恥ずかしく思えたそうです。クリニックでは、カップを渡され個室で精子を採取することも、お兄さんに聞いていたみたいで。さらに、彼の元兄嫁がヒステリックになった話を聞いて『できれば手を付けたくない宿題』みたいに思っていたって…。でも、45歳を過ぎて鎌倉に住む家族連れを眺めて、自分の老いと向き合って、急に子供のいる人が羨ましくなったと。本当に勝手です」
順太さんは、「今からなら体外受精をしてもいい。雑誌で48歳の妊婦さんを見た」と、提案してきたそう。
「残念ながら、私は46歳で閉経しています。『卵子とか凍結していないの?』と言われた時は絶句して、無表情なのにダラダラ涙が出てきました」
一度は、弁護士の女友達に離婚と財産分与について相談したというみずきさん。
「でも、彼が若い女性と再婚して、子供を持って鎌倉で暖かい家庭を作ると思うと、自分から離婚を切り出すつもりにはなりません。万が一、次に浮気されたらどう動けば一番得な離婚ができるか、そんなことを考えながら海と犬を癒やしに生きています。浮気をするなら、なんで私が30代のうちにしてくれなかったのか…。不妊治療を拒否されたときに離婚しなかったことが悔やまれます」
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