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「40・50代は“リンゴの切り口が茶色く変色”するように細胞の劣化が進みます!」アンチエイジングの鍵「抗酸化力」を高めるのは「体にいい油」!?【慶應義塾大学医学部教授のオイルドクターに聞いた・前編】

OTONA SALONE / 2025年1月16日 20時55分

毎日の食事に欠かせないオイル。「摂り過ぎると、生活習慣病や肥満につながる可能性がある」とは何となく分かっていても、あまり気にせず使っているのがホンネではないでしょうか。

 

とはいえ近年では、自分に合った良質なオイルを摂り続けると健康維持に役立つといわれています。

 

そこでオトナサローネでは、「オイル」をテーマとした慶應義塾大学の勉強会に参加。講師とした登壇されていた慶應義塾大学医学部の井上浩義教授に、オイルの種類と効果効能について解説していただきました。スーパーには、さまざまな種類のオイルが並んでいるので、「どれが良いのか分からない」と思っていた方は必見です!

 

「肌や体が老けていく……」実感するなら良質なオイルを!

「肌や体が老けていく……」を実感する毎日。老け細胞を救うカギはオイルにあった!

リンゴの切り口が茶色く変色したり、クギがサビたりするように、私たちの体の中でも日々、細胞の劣化が進んでいます。その犯人は「活性酸素」。活性酸素が増加し、体内の抗酸化力が追いつかなくなるのは、40~50代からが顕著になるのです。

 

抗酸化力を高めるのに重要なのは、ズバリ「オイル」です。オイルは栄養学的には「脂質」と呼ばれ、体を形成する細胞膜の材料となります。より良いオイルをとらないと、細胞自身の新陳代謝を妨げる可能性があります。

 

▶抗酸化力を高める「オイル」とは?

質のいい油ってなに?

読者の皆さんは、毎日の料理に多少なりともオイルを取り入れていることでしょう。近年、スーパーでよく見かけるのが、次の3種類です。

オメガ3……エゴマ油、アマニ油、魚の油など

オメガ6……ごま油、大豆油、コーン油、ヒマワリ油など

オメガ9……オリーブ油、菜種油、米油など

 

これらは、それぞれ特徴があり効果も違います。上手に使い分ければ、アンチエイジングや健康維持に役立ちます。

 

▶つづきの【後編】では、「美肌」「血液サラサラ」「認知機能・心機能アップ」「悪玉コレステロールを減らす」など、40代・50代に「いいことしかない」オイルを教えます__▶▶▶▶▶

 

≪ライター 内藤綾子さんの他の記事をチェック!≫

 

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