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東大生の子ども時代、明らかな「天才」の特徴とは。「人より得意だったことは?」「塾は通ってた?」「東大を目指したのは何才から?」

OTONA SALONE / 2025年1月31日 11時5分

元国税職員さんきゅう倉田です。3回受験して、38歳から東大生をやっています。

 

子供の時は学校以外で勉強をしたことがなかったし、塾にも行っていなかった。

 

東大に入って友人たちに話を聞くと、その多くが中学受験をしているし、そうでない人は高校受験をしている。そしてどちらの場合でも、受験のために必死に勉強している。

 

大都市の子どもは中学受験のために大手の進学塾に通って、さまざまな中高一貫校を受験することができるが、地方の子供はそうではない。地方に住むぼくの友人もその一人だった。

 

中学受験はしたが、自宅から通える進学校は一つしかなく選択の余地はない。東大進学者は毎年1人か2人程度で、決して学業のレベルが高いとは言えないが他に行くところはなかった。

 

学業において、周辺環境が与える影響は非常に大きい。自分より賢い人間がいれば自分を鼓舞する機会が増えるし、勉強する人間を軽んじる集団にいれば学力は伸びない。

 

小学生の頃から、神童と呼ばれた友人も努力を続けていなかったら、周囲から(主にぼくから)天才と崇められることもなかったかもしれない。

 

▶東大生の小学生時代「ゲーム漬けだった」!?

「子ども時代はゲーム漬け?」日々の過ごし方は一般的な小学生だった

「小学生の時はゲームばかりやってたよ」

 

WiiUや3DSに明け暮れる子供だったようだ。小5で小さな塾に通い始めたが、勉強時間は1日2時間程度。

漫画『2月の勝者』に登場するような夕飯を持たされて塾で勉強している子どもとは大きく異なる。

 

勉強に時間を費やしたわけではなかった。

 

冬季講習で地元の大きな塾に行った際、講師が「毎日10時間勉強してますか?」と言っていて驚いたという。

なお、医学部に進学したクラスメイトに聞いてみたところ、小学6年生の頃は毎日24時30分まで勉強して、8時15分に起きて走って学校に行っていたそうだ。

 

▶「自分は人より賢い」東大生はいつ気づく?

いつ自分が賢いと気づいたのか。きっかけは漢字ドリル

自分は賢いかもしれない。

 

初めてそう思ったのは小学一年生のとき。授業中にやった漢字ドリルの課題を終わらせるのがとびきり早かったそうだ。漢字を書くことに熱中し、一人だけ7周やった。

 

漢字を書くのが早いことと賢さに相関があるとは思えない。手先の器用な人間の方が早いかもしれない。急ぐインセンティブもなさそうだ。

 

「早く終わる方が偉いと思ってた」

 

仕事にも通ずる考え方だ。

 

▶つづきの【後編】では、「塾は行ってた?」「いつ東大に行くことを決めた?」をお伝えします__▶▶▶▶▶

 

≪芸人・元国税局職員 さんきゅう倉田さんの他の記事をチェック!≫

 

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