40代は後ろ姿に気を抜いちゃだめ!老けはこの「背中の形」で決まる
OTONA SALONE / 2018年2月15日 21時0分
アラフォー世代は実践したい背中のケア。おばさんになるかならないかの分かれ道は「背中」の形だと美の世界では言われています。背中のあいたドレスを着ることが多い40代女優も後ろ姿「背中」は意識した美容法をとりいれているそう。つまり、背中を意識することはアラフォー世代にとっても大きなメリットになります。今日は背中の形を整える美容法をご紹介します。
背中がほぐれているほどダイエットに有利!
年齢を重ねていくたびに、20代、30代で気にならなかった部位に脂肪がついてきます。
とくに自分では見えない背中やお尻など、久しぶりに見たらシミやニキビができていた、背中の形が変わっていた……ということありませんか?
ダイエット経験者なら知っている人も多い、背中の肩甲骨付近にある「褐色脂肪細胞」という脂肪が背中の形を整える上でとても大切なポイントになります。これは脂肪細胞の燃焼に活躍してくれる素晴らしい細胞です。背中は基礎代謝を上げる「赤筋」が多い場所なので、猫背や筋肉のコリ、ハリが強い人は肩甲骨を意識的にほぐし、筋肉を動かしてあげると代謝や脂肪燃焼が高まります。
ストレッチや筋トレをする時間がない人は、意識して背筋を伸ばすだけでも筋肉のストレッチにつながりますよ。
背中美人をつくる「ピラティス・ストレッチ」
私も日々トレーニングしているヨガ・ピラティスのポーズです。ヨガマットやピラティスマット、バスタオルを敷いてできる背中の筋トレです。トレーニング中は背中・腰・お尻など主に背面を意識して行います。
呼吸は鼻から息を吸って口から吐く、胸に酸素を送り込む「胸式呼吸」が理想ですが、難しければ、力みすぎて呼吸が止まらないよう、自然な呼吸でOKです。
①フライト
うつ伏せの状態で上半身をアップダウンさせていくエクササイズです。
1.うつ伏せになり、脚は腰幅に開きます。
両手は腿の横にそえて、背骨はまっすぐに。
この状態で鼻から息を大きく吸います。
2.口から息を吐きながら上半身を床からゆっくり離します。
息を吐ききったら上でキープし、また鼻から息を吸います。
口から吐きながらうつ伏せの状態に戻ります。
アップダウンを1回として、5セット行います。
②スイミング
基本のルールは①と同じ、応用編です。名前の通り床の上で泳ぐイメージのエクササイズです。余裕があれば両脚も動かして行いますが、上半身だけでも背中は引き締まりますよ。
1.うつ伏せになり、脚は腰幅に開きます。
両手は上に伸ばして手の平は内側に向けて、背骨はまっすぐに。
この状態で鼻から息を大きく吸います。
2.両腕を上下に交互に動かしながら小刻みに息をハッハッと吐きます。
腕を動かすときは肩甲骨から動かすように意識します。
腕の力で動かさないように注意してください。
交互にあげて1回とし、10セット行います。
③スワン
基本のルールは①と同じ、応用編です。白鳥のようなポーズをとるエクササイズです。二の腕の引き締め効果も期待できますよ。
1.うつ伏せになり、脚は腰幅に開きます。
両手は胸の横に手の平は床に置きます。
後ろに伸びた二の腕は両脇にピタッとつけて背骨はまっすぐに。
この状態で鼻から息を大きく吸います。
2.息を吐きながら、首を長くし上半身を床から離します。
腕の力ではなく腰背中の力で引き上げます。
腕は外に開かないようにピタッと閉じたまま上に上げていくのがポイントです。
アップダウンを1回として、5セット行います。
背中の筋肉を意識する動きに慣れていない人は少しキツイと感じるかもしれませんが、体力と眠気に負けなければ毎日でも行いたいトレーニングです。老けない背中を維持するためにぜひ、トライしてみてください!
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