美容師が実践!今日からできる冬のパサつき髪予防策5
OTONA SALONE / 2018年2月3日 16時0分
外も室内も空気がカラカラに乾き、お肌だけでなく髪の乾燥が気になりますよね。
パサパサ状態を放っておくとキューティクルがはがれやすくなり、さらにうるおい不足に!
うるおいが失われた髪では、実年齢よりも老けて見えてしまい、せっかく決めたと思ったヘアスタイルも台無しです。
お肌と同様、髪も保湿ケアが大切。女性美容師さんたちが実践している、乾燥対策を教えてもらいました。
毎日のケアをちょっと気をつけるだけで、艶やかな髪がキープできますよ。
シャンプーの湯温は38度でうるおいを逃さない
寒い時季はシャワーの温度も熱くしたくなるところですが、皮脂が取れ過ぎてしまい頭皮の乾燥を招きます。かといってぬるすぎると皮脂汚れが落ちないのでNG。
「私はだいたい38度以下を心がけています」(小走祥菜さん/tricca)
汚れを落とすときは38~40度くらいを目安にし、すすぎのときは皮脂もすっきりと落ちているので低め(38度以下)にするのが理想です。
冬場はぬるいというよりも冷たいと感じる温度かもしれません。まずは湯船にしっかりとつかり、体を温めておくといいでしょう。毛穴も開いてくれるので汚れ落ちもスッキリ!
コンディショナーはコーミングで均一に行きわたらせる
アラフォー世代はシャンプー、コンディショナー、トリートメントにお金をかけたほうがいいと美容師さんたちは口をそろえて言います。しかし、現実問題、そこまでお金をかけられないという人もいますよね。
お金をかけられないなら、手間をかけましょう。
コンディショナーやトリートメントをつけるとき、手で表面からパパッとつける人が多いと思いますが、これはNG。
「まずは傷みがちな毛先からなじませます。次に頭皮は避けて全体になじませますが、手だけではムラが出てしまうのでコームを使って均一に行きわたらせてください。これだけでも乾かした後の手ざわりが違います。トリートメントの場合は蒸しタオルで包むと浸透がよくなるのでおすすめです」(佐野みづほさん/ZACC)
「パサつきやまとまりの悪さを感じるなら、エイジングケア用のシャンプーとコンディショナーに変えることも検討してほしいですね。AujuaのタイムサージはビタミンB6配合で、加齢による乾燥を防いでくれるのでオススメです」(小走祥菜さん/tricca)
サロンで定期的にトリートメントをしているから大丈夫!という考えもダメとのこと。毎日のケアの積み重ねが美髪キープには大切なんです。
1分1秒でも早く乾かすこと!
シャンプー後、タオルドライをしてしばらくすると髪の表面がちりちりと浮いてきませんか? 開いたキューティクルからうるおいが流出している恐れがあります。
「お肌は洗顔後すぐに化粧水をつけて乳液でふたをするのが基本ですよね。髪も同じです。できるだけ早くドライヤーで乾かし、キューティクルを閉じることが乾燥対策につながります」(鵜野香織さん/ZACC)
乾かすときもアウトバストリートメントをつけて熱から保護することをお忘れなく。
ドライヤーも進化しています。時間をかけなくても早く乾くタイプが多いので、ドライヤーの買い替えを考えているなら「低温だけど速乾」「水分保持」を基準に選んでみてください。
「復元ドライヤーを使っています。水分を保ちながら乾かしてくれるので、しっとりサラサラです」(斉藤美穂さん/MAKE’S)
多くの美容師さんがオススメしているのはリュミエリーナのレプロナイザー。
使うほどに髪がうるおうと話題。実際に使い続けた人は「髪質が変わったみたい」とその効果を実感しているそうです。
睡眠中の髪の摩擦を少しでも減らす
寝具で髪がこすれることも乾燥する原因のひとつ。できるだけ摩擦を少なくすることも重要。
髪が長い人ならゆる~く結んで寝るだけでも違います。きつく結ぶと頭皮に負担がかかり、髪にもゴムの跡がついてしまいますので、ゆるく結ぶのがポイント。
さらにいいのはナイトキャップです。髪が短い人でもまとめることができきますし、長い人もゴムの跡がつかないから安心です。
「摩擦を軽減するにはシルク素材がいいといわれていますね。枕カバーをシルクにしてみるのもいいのではないでしょうか」(佐野みづほさん/ZACC)
頭皮に雑菌が繁殖してしまうので、枕カバーを清潔に保つこともマスト。
寝ているときだけでなく、髪を頻繁にさわるのも摩擦が起きるのでNG。
クセでついさわってしまう人は気をつけてください。
外出先でのパサつきはシアバターで抑える
出かける前にヘアオイルなどで保湿をしてもパサパサして広がってしまいます。
そんなときはシアバターがお役立ち!
ハンドクリームやリップバームにもなるシアバターをポーチに入れておけば、荷物にもならないので便利です。
広がってきたなと思ったら、手に伸ばして手ぐしを通すだけ。毛先中心にもみ込むのもいいでしょう。
これも多くの女性美容師さんが実践している乾燥対策です。
手の乾燥も防げて一石二鳥。
ただし、つけすぎると髪が重くなりベタっとするので注意が必要です。
外出時にもうひとつ気をつけたいのが、紫外線。
「冬でも紫外線は降り注いでいるので、UV用のスプレーを吹きかけるなど頭皮と髪の紫外線対策も通年行って欲しいですね」(鵜野香織さん/ZACC)
寒さで頭皮も血行不良を起こしています。上記の乾燥予防に加え、頭皮マッサージでカチカチ頭皮をやわらげてあげてください。マッサージ法はコチラを参考にしてください。
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#ヘアケア
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