オバさん見えが止まらない! 着回しベタが買いがちな春の最旬アイテム
OTONA SALONE / 2018年3月20日 17時0分
20℃を超える日も出てきて、暖かさが続いた先週。春気分も盛り上がり、今週末あたりショッピングに出かける人も多いのではないでしょうか。しかし、店頭で可愛い新作が並ぶ今、つい浮かれて買い物した結果、失敗した経験はありませんか?
「買ってはみたものの、あんまり着なかったな……」
「せっかく買ったけど、なんだかパッとしない……」
「たくさん服はあるのに、今日着るものがない」
ということにならないように、“着回しベタ”さんが陥りやすい要注意アイテムをご紹介します。
失敗するアイテムを2つのタイプ別に診断!
ファッション大好きミーハータイプ
大人になってもトレンドアイテムのチェックを欠かさないミーハー心を持った人は、最旬アイテムを選びがちで、結果合わせる服がなく着回しづらい傾向に。また、印象に残る服が多いため「また派手な服着ている」「若作りな印象……」と思われないために、以下のアイテムには注意して!
①派手カラーロングスカート
真っ赤やフューシャピンク、ネオンイエローなど発色のいいアイテムは、顔から遠いボトムなら取り入れてもOKとされています。しかし、着回しの観点からすると派手色は印象に残りやすく、ネイビーやグレー以外とは合わせにくいアイテム。今季はグラデーションカラーで着こなすカラーコーデも人気ですが、全身でキレイ色を取り入れるのはアラフォー女性にはハードルが高め。派手色ならグリーンやブルーなどの寒色系か、靴やバッグなど小物で取り入れて。
②トレンド重視の柄アイテム
春になると出てくる花柄やドット柄、今季らしさ抜群の華やかなチェック柄。冬の着こなしに飽きているので、ついアクセントに取り入れたくなる思いますが、こちらも着ていくシーンが限られ、合わせるアイテムを選びがち。休日限定で着こなすならいいですが、そうなるとコスパの面ではあまりいいとは言えません。さらに、柄アイテムは選び方や着こなしによっては若作りな印象を与えてしまうので要注意。オフィスにも着られるグレンチェックやストライプなら活躍します。
③ガーリーな盛り袖トップス
今季も盛り袖トップスは引き続きトレンドイン。でも、パフスリーブやレース、フリルなどの甘めディテールの袖アイテムは、大人の女性が着るにはガーリーすぎる印象。トップスが甘口だとボトムは辛口のものと合わせる以外難しいため、着こなしが限定されます。体形が丸みをおびてくる年代なので、トップスはとろみ素材などすっきりと着られる洗練デザインをセレクトしてください。
次ページでは「それNG?!」と驚くベーシック系が…
シンプル&ベーシックが基本の定番タイプ
年齢を重ね、とにかくシンプル&ベーシックが基本になっている地味子さんが陥りやすいのが、着回しているはずなのに印象が同じ服。例えば、似たようなひざ下丈のネイビースカート、複数もっていたりしませんか? このタイプはいつも定番×定番コーデなので、オシャレさに欠けるのが難点。いつも似た服を着てるオバさん、と思われたくなければ、時には冒険も必要です。
①何通りにも着られる? シャツワンピース
シャツワンピースがトレンドの今季、気になっている人も多いはず。しかし、インナーやパンツをレイヤードすると老けて見えたり、逆に羽織りとして着るとカジュアルすぎる印象になるのが40代。シワになりやすいのでお手入れも大変なため、買っても着なかった、というパターンが多いです。アラフォーのワンピースはラグジュアリーさを感じるとろみ素材や、なめらかで落ち感のあるシルエットが美しいデザインのものが鉄則です。
②万能ネイビーのパンツ&スカート
オンオフ着られるネイビーのボトムは、とにかく合わせやすさが魅力。例えば、白・ネイビー・カーキ・ベージュの4色展開の場合、つい選びたくなるカラーです。でも、すでに手持ちに同じようなフレアースカートやテーパードパンツがある場合、ファッションが更新された印象になりづらいのも事実。着回し=合わせやすさでもありますが、いつも似たような服というイメージにならないよう、たまには冒険して他の色もトライしてみてください。
③春コーデの味方ボーダートップス
一枚取り入れると、洗練されたマリン風やパリジェンヌ風の着こなしになる ボーダーは、春着たくなるアイテムの一つ。でも、普通のオフホワイト×ブラックなどの定番カラーは、多少色やデザインが変わってもパッと見の印象は同じ。毎年春にボーダーを買っている人は、今シーズンはお休みして、あえて変形ストライプやマルチボーダーなど今っぽさを感じる柄に更新してみるのもおすすめです。
いかがだったでしょうか。着回しの基本はトレンド服3割・定番服7割くらいが40代女性にはバランスよく着られるので、自分のタイプがどちらに属するのかを意識して、ショッピングの計画をきちんと立てましょう。雑誌の着回し企画なども参考にすると、どんなアイテムが着回しやすいのかがわかりやすく見えてくるので、ぜひ参考にしてみてください。
≪ファッション・読み物ライター 松本小夜香さんの他の記事をチェック!≫
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