一人飲みの40代独女が「天国のようにモテた場所」それは♯1
OTONA SALONE / 2018年4月6日 16時0分
東京からそう遠くない地方へ取材に出かけて、約2週間のホテル生活をしておりました。地方の楽しみといえば食。ひとりで宿泊していたので夜は駅前の繁華街へひとりででかけることに。そこでアラフォーの私が体験したのは出会いの連打と、そして10歳くらい若返ったんじゃねえかと勘違いするほどのモテぶりだったのです。
ここはサッカー部の部室か、私は憧れのマネジャーか
東京では日々、一人(独り)飲み上等。不規則な仕事をしていますし、誰かと時間を合わせて待っているよりも独りで飲んだほうが手っ取り早い。そこで新しいコミュニティーも確立されて、行きつけの店もだいぶ増えました。でも慣れ親しみすぎてだんだん新鮮味も薄れてきていたわけです。酒場は格好の出会いの場なのに。
そんな調子の私ですから、日本国内であれば平気で飲み屋へ突入。地方出身者として事前に伝えておきますが、地方で女性が独り飲みをしている姿は稀有です。一店舗のスペースも広く、都内の飲み屋のような密着度も少ないので独りで飲むのは勇気がいるのだと思います。それに地方は車社会ですから、市街地まで出かける文化が減ってきているのは確か。
そして今回の地方取材先で選んだのは、キャッシュオンの立ち飲み屋でした。
店内に足を踏み入れるとまあ、男性客だらけ。スーツ姿のサラリーマンから年金で飲みに来ているだろう爺さんまで、年代はバラバラです。なんだか普通の立ち飲み屋がいきなり高校のサッカー部に感じる錯覚。好みのタイプは置いておくとしてプチハーレムと呼んでもいいのかもしれません。
「ビールくださーい」
いつも通り飲み始めると、ひとりのおじさまが
「こんな美女がいるなんて!」
と声をかけてきたのです。え、美女って……。そしてその一声でカウンターにいた7人くらいの男性客がこちらに注目、端を発したかのように
「……お一人なんですか?」
と酔っ払いながら話しかけてきたのです。
年下だけど師匠と呼びたい”佐藤栞里”風で神対応
容姿はいたって普通の私ですから、東京の飲み屋で「美女が!」なんて盆暮れ正月が一度に訪れる現象はありません。でも「あたしおかあさん」でもないですから、メイクも着ているものもそこそこ時間をかけることができる独身。ちょっとは若く見えると思うし、部員たちはどうも30代前半と見ていた模様。
こんなチャンスはなかなかないだろうし、いつもは飲み屋でも姐さんキャラで通っているけれど今日ばかりはニコニコと笑顔で神対応。この振る舞いをテレビで教えてくれた先生はバラエティ番組で一晩中飲み歩く姿から人気を呼び、いつの間にか司会のポジションにまで上り詰めた佐藤栞里さんです。あの人、飲兵衛の星。
部員たちの職業も年齢もバラバラでしたけど、すこぶる優しく、しかも一杯ずつおごってくれたので財布を開くことなくホテルへ帰還。中には「今から抜けてもう一軒飲みにいきませんか」という「おまえの脳内はイレブンPMか!」とツッコミ倒したくなる誘いもありましたけどね。でもひたすら笑顔、これ大事。だってあたし、佐藤栞里だから。
と、地方飲みで気づいたことを都会で働くアラフォーのみなさまに大きな声でまとめて伝えたい!
年齢を重ねると出会いの場は減りますよね。増やそうとしても一晩中飲んでるような体力も減っている。でも出かけなくちゃ何も始まらないけど、馴染みの場所にはそうそう(いろんな意味で)タネは落ちていません。そこで週末はサクッと地方ひとり飲みをお勧めしたい。旅先での出会い、とも言いますがあれも若くないと現実的ではないです。
ターゲットは東京から通えるくらいの遠距離で、地元もいいかもしれません。遠征費用はかかりますけど、飲み代は奢ってもらえる確率が高いのでそこは気にせず。白馬……を電車かバスか新幹線に乗り換えて、女王様となって、地方で待っている王子様を迎えに行ってはいかがでしょうか。
以上、現場からスナイパー小林がお伝えしました。
#モテ
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