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岩井志麻子「ヤレない美人とヤレるブス」のモテ問題を考える

OTONA SALONE / 2018年4月10日 21時0分

岩井志麻子「ヤレない美人とヤレるブス」のモテ問題を考える

だいたい、モテるモテないというのは、男と女で大きく概念も現場も違うものなのだ。

女のモテる基準、男のモテる基準

女はなんたって、チヤホヤが命。

合コンに出ていわゆるお持ち帰りがなくても、あちこちから誘いかかってキレイ可愛いといわれれば、今宵はモテまくったと満足できる。

しかし男はずばり、ヤレたかヤレなかったかだ。

何十人にイケメンねぇといわれてライン交換だけどっさりできても、モテた実感はない。

それより、ほとんどの女に無視されても、たった一人を持ち帰れてヤレた方がずっしりとモテを噛みしめられるのだ。

だから男は高嶺の花の美人に憧れつつ、いつかヤレるんじゃないかと夢を見つつ、実利を取る。

つまり、モテを味わわせてくれるヤレる女を持ち帰る。

 

女から見た「モテる女」

ヤレない美人とは、女の側からいえばモテる女である。

だって、チヤホヤされるんだから。

ヤレるブスとは、女の側から見ればモテない女である。

チヤホヤはされないのに簡単にヤラせる、ヤリマ〇なのだ。

 

男から見た「モテる女」

男から見れば前者は、結局モテてないじゃんとなり、後者はそうはいってもモテてるとなる。

だから、美人に相手にされなくてブスを拾ったとも、あまり考えない。

モテない女を放って、「モテる女」を取ったとなるのだ。

そもそも男は、ヤレる女は自動的に美人に見えてくるのだ。

ヤレない女はよっぽどの美人は別にして、だんだん記憶の中でブスになっていくらしい。

 

自分にとっての矜持を持ちつつ

いや、なにも私はヤリマ〇になって男にヤラせまくれ、なんてことはいわない。

嫌な男は絶対に嫌、ブスの癖に気取るなといわれたって平気、という矜持は持ちましょ。

自分があの男いいなぁヤリたいなぁと感じたら、でもって向こうもそう思ってくれてたら、ためらうことなくヤッちゃっていいじゃん、とオバサンはニコニコ見守るだけ。

 

ヤレたブスは男から見て

だって繰り返すけど、男から見たらこいつはヤレたブスではなく、俺って美人にモテたとなるんだから。

そしてこれも繰り返すけど、無理強いしてくる男になんか、ヤレないブス呼ばわりされても全っ然かまわないから、とにかく自分がヤリたいのだという自主性は持っててね。

 

≪作家 岩井志麻子さんの他の記事をチェック!≫

 

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