天海祐希、孤高のクールビューティーに漂う「減点方式」女子校体質
OTONA SALONE / 2018年4月20日 21時0分
婚活中の女性にとって、彼氏ができることは大変喜ばしいことです。が、妙に不安定になってしまう女性がいます。
書籍『間違いだらけの婚活にサヨナラ』を執筆した私は婚活相談をよく受けますが、これらの女性は「前回、〇〇してしまったのですが、彼は怒ったでしょうか?」とか「やってはいけないことをリストでください」といった具合に、「ミスをすると、相手に嫌われる」と思い込んでいるようです。ネット上にも「〇〇をすると、次のデートはない」といった記事が多いことから考えると、相当数の女性が「気づかないうちに、相手を不愉快にさせて嫌われているのでは?」という不安を抱えているのだと思われます。
相手に嫌われると思い込んでいませんか?
あれもダメ、これもNGという記事を読むと、首をかしげてしまうのです。そんな些細なことで嫌いになるような情緒不安定な男性と結婚して、幸せになれると思わないから。私の考えでは、婚活中の女性が「やってはいけないこと」は二つだけ。これ以外はフツウにしていればいいと思います。
まず一つめ。
仁科式婚活の大原則は「オトコは性的メリットを優先する」ですから、他のオトコに性的メリットを与えたことは黙っていましょう。具体的に言うと、元カレの詳細(プロフィール、別れた理由)、不倫や浮気の経験が該当します。仮に経験があったとしても黙っていればOKです。
二つめは、おカネ。
相手の月収や貯金を言葉で問いただしても意味がありません。クチでならなんとでも言えますし、もっと親密になればいくらでも調べる手段はありますから、急ぐ必要はありません。
おそらく、不安になりやすい人は、婚活を“競技”や“コンテスト”ととらえているのだと思います。
フィギュアスケートで審査員が目を光らせて「回転不足で減点」「レベル4を達成したので加点」とジャッジするように、自分も男性に「審査されている」というイメージを抱いているのではないでしょうか。しかし、実際の婚活は“競争”ではなく、“マッチング”です。相手にメリットを与えられれば、成立します。
不安体質の元は「女ばかりの環境」つまり女子校では
たいていの方はこう説明すると納得してくれるのですが、それでも強い不安から逃れられない人はいます。そういう時、女子校出身ですか?とお聞きすると、かなりの確率で該当します。
いいオトナが今さら学生時代の話をしてどうするんだと思われるかもしれませんが、環境が人格や思考回路を作るのは否めないのではないでしょうか。私も女子校歴はそこそこありますし、管理職以外は全員女性という職場にいたこともあります。概して楽しく過ごしていましたが、今振り返ると、女子校もしくは女性の集団は、ちょっと独特だなと思います。
共感が女性同士を結びつけることに異論のある人はいないでしょう。
共感を求めるということは、異分子を排除することとほぼ同義です。自分が共感できる相手なのか、そうでないのか確かめるための手っ取り早い方法は、自分と相手を比べることです。成績が一番ベーシックですが、外見、親との関係性や経済力、モテ力、彼氏のステイタスなど、比較事項は多岐にわたります。仲間探しのためのスクリーニングが、いつしかフィギュアスケートのように減点方式に相手や自分を見るようになってしまっていることに、この時は気づかないものです。
減点を埋めるため、多くの人が努力をしますが、プロフィールは自分の力ではどうにもならないことが多いものです。減点方式の人はそこに納得することができず、「自分には欠陥がある」と思い込んでいきます。男性に対して不安を感じやすい人は、強く「自分はダメだ」と思い込んでいるため、たとえば男性の口数が少ないといった些細なことでも「嫌われた」と心配になってしまうのです。
それでは、女性の集団のトップは楽しく過ごせているかというと、必ずしもそうとは言えないのではないでしょうか。見方を変えると、トップは「後は落ちるだけ」というプレッシャーのある立ち位置です。他にもいろいろ大変な理由はありますが、女性集団のトップの最大の悲哀は、努力を放棄できないことだと思うのです。
努力が報われないと感じた時は……
芸能の世界におけるザ・女の世界と言えば、宝塚歌劇団でしょう。元月組トップスター・天海祐希は「オトコ役は成功しない」というジンクスをやぶって、幅広く活躍を続ける女優です。今でこそ「恋愛、結婚に興味がない」と公言している天海ですが、かつてはASKA、吉川晃司との交際が噂されたことがありました。
吉川晃司はトーク番組で好きな女性のタイプに大和撫子をあげていましたが、交際発覚後、天海について「大和撫子」とコメントしたことから、結婚かと騒がれましたが破局。天海と破局して数年後、吉川は一般人女性との結婚を発表しますが、すでに2歳の子どもがいました。逆算すると、二股の可能性がなくはないわけで、トップ女優である天海の面目丸つぶれです。天海がもともと大和撫子的性質なのか、吉川のために大和撫子となったのかは不明ですが、相手のために努力したという気持ちがあったのなら、相手は自分のために努力してくれなかったと自分を傷つけてしまうこともあるのではないでしょうか。
女性を笑うことがイジリとして認識され、若さを尊ぶ日本で、女性が自分に自信を持つことは難しいことだと思います。打開策として私がお勧めしたいのが、逆説的ではありますが、男性の集団と過ごす時間を長くすることです。男性が何を考えてどこを見ているのか、自分の目で確かめてほしいのです。女性に努力を求めているのか、自分の力でどうにもならないプロフィールに男性がこだわっているか。賭けてもいいですが、答えはNOです。あえて失礼な言い方をしますが、あの人たちは何にも考えていません。
あなたに一番否定的なのは、あなたです。女性と仲良くするなというつもりはありませんが、女デトックスを始めてみるのもいいのではないでしょうか?
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