ナチュラルに盛ったつもりで「オバさん見え!」恐怖のマスカラ4選
OTONA SALONE / 2018年6月28日 18時30分
ナチュラルメイクを心がけている女性ほど、まつ毛は「丁寧に」「自然に」をキーワードに仕上げていらっしゃるはず。
他方、年齢とともに、どうしてもまつ毛も痩せてくるだけに、ナチュラルメイクだからと“スッピンまつ毛”のまま人前に出てしまえば「うーん、生活感ありありだなぁ……」などの辛辣な感想だって抱かれかねません。
そんな中、まつ毛を美しく仕上げるデイリーメイクに欠かせないのが、マスカラ。しかしこのマスカラの選び方によって、オバ見えを加速させることもあるから「塗っていれば、なんでもいい」というわけではないのが、大人メイクの怖いところでもあります。
「私が使っているマスカラは、どうなんだろう?」が気になった40代女性のみなさま、こんにちは。時短美容家の並木まきです。
今回は、『オバサン見えするナチュラルメイクのワナシリーズ』から、40代女性をすこぶる老け見えさせるマスカラに迫ります。
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使うだけでオバ見え1:ラメが入っているマスカラ
ラメ入りのコスメは、パーティメイクなど“ハレの日”の装いには重宝しますし、コスメ単体で見たときには、その絶妙な輝きにワクワクすらするもの。
ところがブラックでもブラウンでも“ラメ入り”のマスカラほど、40代女性を「使うだけでオバ見せ」させるリスキーなアイテムもなく、手に取るのはひと呼吸置きたいアイテムの代表格でもあります。
ラメ感が強ければ「ギラギラに張り切っている若作りオバサン」、弱ければ「まつ毛にゴミが付いているオバサン」と、40代にとって不名誉なイメージを醸し出しやすいアイテムなだけに、気安く使うと痛い目に遭いやすいのです。
パーティメイクでラメを取り入れたい場合でも、ひとまずはまつ毛以外のパーツで試したほうが、無用な不評を買わずに済むのは間違いありません。
使うだけでオバ見え2:やたらボリュームアップするマスカラ
マスカラは大きく分けると「ボリュームタイプ」と「ロングタイプ」に分かれますが、最近のボリュームタイプは技術の進歩によって「ボリュームタイプ」でもダマになりにくく、豊かなまつ毛を演出できるアイテムが増えました。
ところが、だからと言ってイコールで「オバ見えもしない」というわけにはいかず、年齢不相応なバサバサまつ毛に仕上げてしまえば「若作り感が半端ないオバサン」「張り切りすぎている派手なオバサン」なイメージを醸し出してしかり。
全体的にナチュラルテイストで統一したメイクがトレンドな今は、少々ボリュームアップさせているだけでも「うわ、ケバい!」なイメージを抱かれるレベルも低めなことを考慮すると、40代がボリュームアップを狙うのは「ロングタイプ」一択のほうが、なにかと無難な点も否めません。
昨今の「ロングタイプ」は、ただ長さを出すだけでなく、痩せてきたまつ毛にほどよくボリュームを加えてくれるものが多いので「ちょうどいい具合に、ボリュームアップをさせたい」という40代のニーズにも応えてくれるアイテムも豊富になっています。
使うだけでオバ見え3:カチカチに固まるウォータープルーフタイプ
夏場は特に、汗のせいでマスカラ落ちが気になるシーズン。また海にプールにとアクティブに遊びたい40代女性にとっても、マスカラ選びは死活問題になりがちです。
そして私たち世代の「落ちにくいマスカラ」と言えばウォータープルーフタイプが主流だっただけに「夏はやっぱり、ウォータープルーフよね」と、指名買いを続けている40代女性もいらっしゃるのではないでしょうか。
ところがウォータープルーフマスカラの中には、“落ちにくさ”を優先したばかりに、塗ってしばらくするとまつ毛がカチコチに固まってしまう仕様のものも少なくなく、これが「最新ひじき」とでも言いたくなるような、不自然で痛々しい仕上がりになってしまうこともあるのです。
まつ毛は意外と対面から見たときに質感が目に入りやすいため、カチカチに固まってツヤ感がないまつ毛は“しなやかさ”にも欠け、40代女性に“必死感”を出しがちな点は否めません。
そこで、ナチュラルメイクで選ぶなら、フィルムタイプのマスカラが重宝します。お湯でするりと落ちるのに塗っている間は崩れにくく、さらにツヤ感を出してくれるものが多いので、自然な若見えが狙いやすいです。
使うだけでオバ見え4:アイラインのほうが目立つほど繊細なロングタイプ
ナチュラル仕上げを突き詰めようと思うと、より薄づきで自然な仕上げになるマスカラを選びたくなるのも心理。
しかしアイラインを描いたときにアイラインに負けてしまうほど繊細なマスカラだと、目のまわりのインパクトに欠け、40代の顔を貧相に見せてしまうデメリットが危惧されます。
年齢とともに目元が痩せてくる女性も決して少なくないだけに、“主張しすぎないマスカラ”では、せっかくメイクをしても「まつ毛が薄いんだなぁ」のイメージのほうが強くなってしまうというわけです。
意図的にアイラインを主張させるメイクをしているつもりでも、周囲からの感想はシビア。40代になったら、ある程度はインパクトが出るマスカラを使ったほうが、生活感や年齢感を払拭しやすいのは確かです。
メイクのテクニックではなく、選んだマスカラのせいで「うっかりオバ見え」を招いていたら、これほどガッカリなことはありません。ナチュラルメイクを心がけるシーンでは、まつ毛もナチュラルに。でも、ほどよいインパクトは出してこそ、みずみずしい表情が狙えるのは間違いのないお話です。
「どうも、マスカラを塗ると、目元の雰囲気が悪くなるような?」と感じていた40代女性のみなさまは、ぜひ今使っているマスカラをこの機会に見直してみてください。
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