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ほったらかしでもラクラク貯まる!カンタン貯金の仕組み3選

OTONA SALONE / 2018年7月15日 11時30分

お金を貯めたいと思っていても、なかなか貯まらず「よし来月から!」と思っていませんか? ダイエットと貯金は似ているところがあり、始めようと思ってもなかなか貯まらず頑張りすぎるとリバウンドしてしまいます。誰でも簡単にできる「ほったらかしでも貯まる!」仕組みを3つ紹介しましょう。

 

1・ 完全にほったらかすなら王道「給料天引き」!

お給料明細をもらったらどうしますか?お給料は一生懸命働いた証です。そのお給料が何にいくら引かれたからこの振込金額になっていのかとしっかり確認しましょう。その明細の欄に「財形」という言葉があれば要チェック!勤務先に「財産」を「形成」するしくみの「財形制度」があるということです。「財形制度」とはお給料から天引きして、貯めておいてくれる仕組みです。

(メリット)
・自分の手元に振り込まれる前に貯められる。⇒ほったらかしでも貯まる!
・福利厚生の一環で一般の銀行よりよい利率を設定してくれている場合がある。

 

(デメリット)
・出金の手続きは勤務先を通して行う。⇒ひと手間かかるため、「ちょこちょこ出金」しなくなり貯まりやすいメリットともいえる。
・勤務先に貯まった残高を把握される。(=バレる)

 

この「財形制度」は貯めたい額を給料天引きしてから振り込んでくれる仕組みなので一番手っ取り早い「ほったらかしでも貯まる方法」と言えるでしょう。中小企業やフリーランスなどでこの「財形」の仕組みがない場合は、給与から引き落としになる「オート定期預金」や「つみたてNISA」を利用して口座から自動引き落としで貯まっていく仕組みを自分で設定しておくとよいでしょう。

 

2・ちょこちょこ浪費が多い人は「保険」がいい!

何かしら保険に入っていることが多いものですが、お金が貯まる・祝い金がでるタイプもおすすめ。忘れたころにお金が貯まって入ってくる仕組みになるので貯められないタイプの人向きです。

例えば、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の「フェミニーヌ」は保険金をもらってももらわなくても、生きていたらもらえる「生存給付金」なので3年ごとに生存していれば祝い金が給付されます。40歳女性なら、月5182円で死亡300万円、入院5000円などの保障が月3年ごとに生存給付金7万5000円がでます。(保険期間は15年なので5回もらえる)

メットライフ生命の「FlexiS」に健康祝い金特約をつけた場合、対象期間に継続10日以上の入院がないことが条件で、生存していれば5年ごとに健康祝金が給付されるというタイプです。他の保険会社にも祝い金タイプの商品がありますが、給付条件が「無事故祝い金」であれば保険を使うともらえないことになります。祝い金がどのような給付条件が確認して商品を選びましょう。

 

掛捨てタイプより多い保険料を支払うことになるので意味はないといわれることもありますが、保険に加入すると秋から年末にかけて「生命保険料控除証明書」が保険会社から送られてきます。その「生命保険料控除証明書」を勤務先に提出すると年末調整で所得税が戻ってくるというメリットもあります。

例えば年間8万円保険料を払った場合、年収300万円の場合約2000円の所得税が戻ってくることになります。(保険の種類等諸条件により変わります。)ただ貯金をしていても利息はほとんどつきませんが、保険を活用すると税金を計算する基礎となる「課税所得」を少なくできるネタである「生命保険料控除」を活用し税金の還付をうけられるということです。

 

祝い金はなくても終身保険など解約金が貯まる保険に加入しておくと知らず知らずのうちに資産が貯まっていることにもなります。忘れたころにプチボーナスが入ったり、解約金が貯まっているので祝い金付き保険や解約金が貯まる保険は「ほったらかしで貯まる方法」のひとつといえるのです。

そしてカンタンなコレで年間プラス6000円!

3・固定費を「クレカ」に変えるだけでポイントが貯まる

普段の生活費をクレジットカード払いに集約してポイントを貯めることもあなどれません。支払い金額の1%貯まるクレジットカードとして検証してみましょう。

・携帯電話代 7000円
・水道代 2500円
・電気代 3500円
・ガス代 7000円
・保険料 6000円
・交通費 8000円(オートチャージをカード払いに指定)
・食費 30000円
・日用品 2000円

 

合計6万6000円

この6万6000円の1%ポイントが貯まると毎月660円分、1年で7920円相当になります。家賃もカード払いできる場合はさらに貯まることになります。

ただし、ポイントが貯まるからとクレジットカード払いした金額を把握せず、請求明細が来てから焦ってしまうということでは本末転倒です。光熱費や携帯電話代など毎月金額が決まっている「固定費」の分はあらかじめ銀行に残しておき、食費や日用品、その他化粧品や洋服代などの「流動費」でカード払いした分は現金を支払ったつもりで別封筒に入れておき請求がきたらその封筒から口座に入金するとあわてずに済みます。

 

まとめ

お金を貯めようとやりくりを頑張りすぎるともう無理!やめた!と断念して、パーッとお金を使ってしまう「リバウンド」をしがちです。ほったらかしで貯まる仕組みを一度作っておけば気がついたら貯まっていたという嬉しい結果につながります。明日から…と延ばすのはダイエットだけにしておいて、「ほったらかしで貯まる」仕組みづくりは早めにスタートしましょう。

 

稲村優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP®)、心理カウンセラー
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆業務を行い、テレビ・新聞・雑誌などのメディアでも活躍中。FP Cafe登録パートナー。
*公式ブログ 「FP優貴子のマネーライフ・エッセンス」
http://ameblo.jp/cfp-inamura/
*公式ホームページ「FP For You」
http://snowcake2013.wix.com/fp-yukiko
「(株)クレストコンサルティング」
http://www.crest-cc.co.jp
*公式facebook「FP For You」
https://www.facebook.com/fpforyoucfp

 

≪ファイナンシャルプランナー(CFPR) 稲村優貴子さんの他の記事をチェック!≫

 

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