ボーナスどこに預けるのがベスト?「安全で賢い貯め方」3つの知識
OTONA SALONE / 2018年6月29日 11時30分
夏のボーナスが支給されるシーズンとなりましたね。ボーナスがでたら、あれもこれも買おう!と、ボーナスを待ちに待っている人も少なくないことでしょう。自分へのご褒美も良いけれど、将来に向けてお金を貯めたり、増やしたりすることも考えたいもの。そこで今回は、ボーナスを活用してお金を貯めたり、増やしたりする方法をご紹介します。
知識1・「ボーナスキャンペーン」を利用すればオトクに貯まる!
毎年6月〜7月はボーナスが支給される時期ですね!今年の夏のボーナスは、大手企業を中心に昨年よりも増加するところが多いようです。
読者のみなさんもボーナスの使い道についてあれこれと考えていることと思います。もちろん、自分へのご褒美に洋服やバッグを買ったり、旅行に行ったりするのもOKですが、将来のために、貯めたり、増やしたりすることも考えましょう。
ボーナスの時期は、多くの金融機関で「ボーナスキャンペーン」が実施されるので、キャンペーンを上手に活用したいもの。お金を貯める定番の商品といえば、「定期預金」ですが、この時期多くの銀行でボーナスキャンペーンと題して金利が優遇されています。
特にソニー銀行やじぶん銀行などの大手のネット銀行では定期預金の金利が0.15%〜0.20%とお得。通常大手都市銀行の定期預金金利は、0.01%なので、15倍〜20倍の金利水準です。
大手都市銀行の定期預金に1年間100万円を預けても利息はたったの100円。一方、ネット銀行の定期預金に1年間100万円を預けると、金利0.15%なら利息は1,500円、0.20%なら利息は2,000円ともらえる利息に相当の差がでます。
ちなみに、利息から約20%の税金が差し引かれるので、さらに手取りが少なくなることを考えると、ネット銀行のキャンペーンを活用しない手はないですね。
知識2・ボーナスがはじめどき!「投資信託」
定番の定期預金の他に、将来のために少しでも増やしたいという人は、ボーナスをきっかけに投資を始めてみてはいかがでしょうか?
「資産運用」「投資」というと、たくさんお金を用意しなければならないというイメージがあるかもしれませんが、投資信託なら、ネット証券などを活用すれば100円から投資することができます。
そもそも投資信託というのは私たち一般の人からお金を少しずつ集めてひとまとまりにし、そのお金をファンドマネージャーと呼ばれる専門家が運用する金融商品です。信じて託すから投資信託といいます。
株式投資は自分で銘柄を選んで自分自身で買ったり、売ったりしなくてはいけないので、初心者には投資信託の方がハードルが低いでしょう。
投資信託の中身は、国内外の株式や債券不動産など様々な商品に分散されています。よく資産運用では、「分散投資が大切だ」と言われますが、投資信託一つ一つが分散投資の役割を果たしています。こう考えると、投資信託は自分で株や債券の分散を行わなくて良いので、便利な商品と言えます。元本保証の定期預金とは異なり、リスクを取る分、平均して3%〜5%の利回りが期待できます。
知識3・いまこそ「つみたてNISA」を活用してみよう!
とはいえ、いきなり投資信託を勧められてもどの商品を選んだら良いのかわからないという人も多いことでしょう。
実は今年の1月から「つみたてNISA」という制度がスタートしていますが、つみたてNISAの商品にラインナップされている商品は、「この投資信託なら一般の人が買っても長期的に安心して資産形成できる」と金融庁のお墨付をもらった商品ばかり。
コストや運用成績などの面から金融庁が厳しく審査している商品なので、初心者でも安心して始めることができます。
年間の投資上限金額は40万円。つみたてNISAでは、一括して投資することはできず、定期的に積み立てる必要があるのですが、仮に毎月積み立てると、約3万3000円程度が上限になります。
しかも、つみたてNISAでは、年間の投資上限金額40万円から得られた売却益や分配金などの利益に対しては、20年間税金がかかりません。
このように、つみたてNISAは、投資初心者でも始めやすい制度なので、ボーナスの一部で定期的につみたてNISAで積み立てをしていくのも検討してみてはいかがでしょうか。
せっかくのボーナスですから、有意義に使いつつ、賢く増やしていきましょう。
とはいえ、自分ではボーナスの預け先がよくわらかない・・・、という方は、ぜひ、ファイナンシャル・プランナーにご相談くださいませ。
単純にお金を貯める、増やすという話しだけではなく、みなさんのライフプランに沿って、適切なお金の貯め方を一緒に考えさせていただきます。
ご興味ある方はぜひお問い合わせくださいね!
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