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#109 ご無沙汰な独女が「個室婚活でマッチング」した相手とは?【40代編集長の婚活記】

OTONA SALONE / 2018年9月5日 17時0分

恋人いない歴9年超えの“ご無沙汰女子”、OTONA SALONE編集長・アサミ。未婚・独身・46歳。婚活パーティや婚活アプリ、知人の紹介など「40代の婚活」に邁進すること2年。

知人に誘われて参加した「個室婚活」。8人の男性と1:1での会話が終了し、いよいよセレクションタイム、マッチングタイムへ……。これは40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

 

私が選んだ男性の1人は

個室婚活のセレクションタイムで8人の男性との会話や印象をひと通り思い出してみた。自分なりに「また会ってみたい、もう少し話をしてみたい」と思う男性を選んだ。

用紙に記入したのは2人。

1人はシルバーさん。68歳の大学教授で、奥様と死別した男性。髪がほぼ真っ白のおじいちゃん感が漂う外見だし、22歳も年上だし、第一印象は「ナシだわ」と思っていた。でも5分程度の話をしただけで、その印象は変わった。

 

短時間でも1:1の会話で印象は変わる

理由は、話が面白かったからだ。何しろ、初対面の私に対して

「結婚する気……あります?」とか

「人にはそれぞれ“ふさわしい場所”があって、なんとなくアサミさんは婚活パーティのような形式的なものには合わない気がするんです」とか

「結婚はステキなことだし、それによって得ることはたくさんあります。でも、結婚していないからこそ得ることもたくさんあります」とか……。

とても洞察力に優れていて知識が豊富、語り口調が穏やか。婚活相手に「あなたは婚活パーティじゃないほうがいいですよ」と言ってしまうオトナの余裕。そこに魅力を感じた。

私は、何かに秀でていて尊敬できる/穏やかな口調の男性が好き、ということがよくわかった。

選んだもう1人の男性は

もう1人は年長さん。青果店を経営している55歳、バツイチの男性。実は2年前の婚活パーティで会っていたけれど、そのときはそれっきりだった。

年長さんは、仕事をやめて家業を手伝ってくれる女性を求めていた。私は仕事をやめる気はないと伝えた。そうとわかった瞬間に、お互いを婚活相手と思わなくなり、まるで友達のように気楽に話をした。

でも、それでよくわかった。私は、気楽に話せる男性が好き、ということが。

いまは仕事をやめる気はないけど、もしかしたらいつかはそう思うときが来るかもしれない。だから、「家庭に入ってほしい」年長さんのことも、ナシじゃないんだって。

 

いわゆる「条件」で結婚相手を選べない

職業とか年齢とか身長とか、結婚歴がどうだとか、年収がなんだとか……。いわゆるプロフィール的な条件で私は結婚相手を決められないんだな。

話をしてみて「尊敬できるな」「穏やかだな」「気楽だな」と思える人が好きなんだ。条件じゃない。有り体に言えば、フィーリング。

 

そういえば以前、作家の岩井志麻子先生との対談で結婚観について話をした。そのとき志麻子先生に言われたのがこの言葉だった。

岩井「1人の男に全部求めちゃダメなんです。一点でも希望を満たしてくれたらそれでいい。一点突破ですよ!」

 

私にとっての一点突破は?

これは確か1年前。当時の私は志麻子先生にこんなことを言っていた。

浅見「私の場合、そもそもどういう人がいい男なのかもわかんないです(苦笑)」

 

1年前もすでに婚活をしていたけれど、実はどんな相手がタイプなのか、志麻子先生のいう“一点突破”の一点さえわからなかった(ただし、こういうのはイヤというのはあった)。だけど、今回の個室婚活で選ばなければいけない状況にきてやっとわかった。

私にとっての一点突破は「尊敬できて、穏やかで、気楽」だ! ……って、一点じゃなく三点もあるけど(苦笑)。

マッチング結果が渡された

スタッフのかたがブースに入ってきた。「こちらがあなたのマッチング結果になります」と言って、半分に折られた紙を渡された。この用紙に、個室婚活のマッチング結果が書いてある。

シルバーさんと年長さんは、私のことを「また会ってみたい」と思ってくれただろうか?

ドキドキしながら、その紙を開いた。

そこに書いてあったお相手は……!!

 

個室婚活の結果はいかに⁉

シルバーさんかな、年長さんかな。

どっちもマッチングしてたらどうしよう。2人から選ぶというのも悩ましいな……。

そんなことも妄想しながら封を開けた。

 

「残念ながら、今回マッチングしたお相手はいませんでした」

 

ガーーーーーーーーン!

 

あら、能天気な妄想をしちゃってたけど、全然ダメだったじゃない。なんてお恥ずかしい!

別に自信があったわけじゃないし、2人のことを好きになっていたわけじゃないけど、なんかショック!! 私、誰からも選んでもらえなかったんだ……。

ま、46歳まで独身なわけだし、選ばれないことに対して十分に免疫力はあったつもりだけど、これはこれでちょっとツライ。

だけど、これが46歳独女の婚活のリアル。

 

46歳独女、マッチングせず

一緒に参加した独女の友からメッセージがきた。

独女の友「マッチングしました! アサミさんどうでしたか?」

うらやましい……。誰とかな? 私が選んだシルバーさんか年長さんだったりするのかな。ま、聞かないでおこう。

アサミ「私は誰ともマッチングしなかった! 先に帰るね」

というメッセージを送信して、個室婚活の会場をそっとあとにした。

 

個室婚活に敗れ、落ち込むこと1週間

個室婚活で玉砕してから1週間くらいは、軽く落ち込んでいた。私って誰からもニーズがないのかな、誰からも結婚したいと思われないのかな……と。

だけど、何もしないままいたずらに時間を過ごしてしまうのはよくない! だって、平成最後の年だから!!

「落ち込んでる場合じゃない。新たに動いてみよう」

そう思った私は意を決して、とある場所に向かった。それは、心に引っかかっていた“ある人”に会うためだった……。

 

【個室婚活に敗れたアサミが向かった場所とは、会いにいった人とは⁉ 9月12日(水)17時をお楽しみに!

【前回はコチラ】

#108 婚活で「また会いたい」と思うポイントって?【40代編集長の婚活記】

 

【一気読みするならコチラ】

 

 

 

≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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